2011年 1月5日 水曜日放送 - ランキング探偵団東京ベストラーメン2010

東京ベストラーメン2010

今週のテーマは、グルメサイト『食べログ』が発表した『東京ベストラーメン2010』からクチコミで上位にランキングされたラーメン店を紹介する。

しかし、クチコミサイトならではの問題が発生!それは『取材拒否』
そこでラーメンと言ったらこの人。わがスッキリ!!の“ラーメン刑事”こと阿部祐二リポーターに協力してもらって、何とか3店が取材に応じてもらえた。

イケメン店主のあっさり塩ラーメン

まず最初に向かったのはランキング9位の北区、東十条駅にほど近い『麺処ほん田』。サイトの書き込みによれば「味も質もビジュアル的にも完成度が高い」「店主がイケメン」とある。
早速店内へ。
阿部「あなたが噂のイケメン店主?」
店主「そうです」

と自信たっぷりに答えたのは店主・本田裕樹さん(24)。彼の作るラーメンは多くの女性ラーメンファンを魅了しているのだ。

テーブルには女性の髪を結うゴムを用意。
本田店主「女性のお客様にいっぱい来てもらうので、そのくらいの心遣いは…」

この優しさに、感心しているうちに…
本田店主「お待たせしました。塩らーめんです」

出てきたのは、透明なスープと中細麺の「塩らーめん」。一見シンプルなこのラーメンのどこに人気の秘密があるのか?

阿部「いい香りだ、コレ」
上田「爽やかな香りですね」
では、その香りから捜査開始。
本田店主「トリです。メインはトリです」

鶏ガラをベースに煮干、鰹節など6種類の材料を丁寧に煮込んだスープはあっさりしていながらもコクのあるスープに仕上がっている。そのコクの理由はホタテの貝柱を揚げて作られた「ホタテ油」と「柚子の皮」。これにより飽きることなくスープの最後の一滴まで楽しめるのだ。

そして、そのスープに合わせる麺は香りの強い国産小麦を使った中細麺を使用。スープに負けない小麦本来の味が堪能できる。

阿部「この麺、これでいい!」
上田「細い麺だと女性もスルッといけちゃいますね、食べやすい!」

さらにまるで生ハムのようなチャーシューは黒コショーがピリッと効いて、これまたアクセントに。

一杯の塩らーめんに隠された様々な秘密を暴きながら2人とも一気に完食。
上田「私このラーメンにすっかり心を奪われちゃいました!」

あっさりしているがコクもある。スープに隠された巧妙なワナに女性たちのハートを虜にし続ける手口はまさしく『窃盗罪』

麺処 ほん田
北区東十条1-22-6
JR京浜東北線東十条南口から徒歩5分位
営業時間:11時30分〜15時00分/18時00分〜21時00分(スープがなくなり次第終了)

これぞ、おふくろの味!「ALWAYS」なラーメン

続いて二人が向かったのはラーメン激戦区の品川にありながら十数年行列が絶えないという人気店。ランキング第6位の『中華そば専門 多賀野』

書き込みには「派手さはないがじんわり染み渡る心に響く味わい」とある。しかも店主は女性。ということで店内に入ると早速店主が出迎えた。

この方が店主の高野多賀子さん。およそ15年前、趣味が高じて始めたラーメン店。試行錯誤を繰り返しながらも今では行列が絶えない人気ラーメン店へと作り上げた凄腕おかみさん
阿部「あのおかみさんが作るラーメンっていうのはどんなラーメンなんだ?」
上田「昔ながらの中華そば。東京ラーメンの定番。まさにALWAYSなラーメンらしいです」

高野店主「おまちどうさま」
阿部「ザ・ラーメン!

トッピングはチャーシュー、メンマ、ネギ、海苔。無駄なものは一切ない、これぞ懐かしい“ALWAYS”なラーメン。
まずはスープから…。
阿部「しみますね」
上田「優しい味、透き通ってますね」

素材は千葉県産をはじめ、4種の煮干をベースに、鳥取県の地鶏「大山鶏」など産地にこだわり。さらに、煮干、鯖節、うるめなどを調合して作った特製ダシ袋

このダシ袋を客に出す直前に改めてスープで煮出すことにより、まさに溶け出したばかりの魚の旨みが口いっぱいに広がるのだ。

阿部「スープだけ飲んじゃいますよ!スープ止まらないくらいですね」
そして、麺は中細のたまご麺を使用。縮れていなくてもスープがしっかりしているから麺によく絡む。

阿部「中細に絡みつくスープの度合いと言うのは見事ですね」
上田「これなら毎日でも食べられちゃいますね」
お袋の味とも言うべきラーメンは女性からお年寄りまで幅広いファンに愛され、中には朝・昼・晩と1日3回も食べてしまう人もいるとか…
阿部「あーーーお母さん!お袋を思い出しちゃいましたよ。これ、まさに『なりすまし詐欺』ですよ!」

中華そば専門 多賀野 (たかの)
品川区中延2-15-10
東急池上線 荏原中延駅下車 徒歩すぐ
営業時間:月〜土 11時30分〜14時30分/18時00分〜20時00分(スープが終わり次第)
日・祝 11時30分〜14時30分(スープが終わり次第)
定休日:火曜と第2水曜
紹介したラーメン:中華そば 680円
※1月6日(木)から営業

絡みすぎるほど絡みつく「つけ麺」

『食べログ』ラーメンランキング同じく6位のつけ麺専門店『つけ麺 道』(葛飾区亀有)。オープン1年半で早く人気店へと急成長。

「具のない『素つけ麺』なんていうメニューが用意されているところに、スープへの自信が伺えます」という書き込みがあるほどスープが自慢の店。こちらが店主の長濱洸也さん。

しかし注文から10分経ってもつけ麺が出てこない。
阿部「遅い!いったい何分待たせるんだよ!?
上田「こちらのお店は麺が極太なので、茹でるのに14分かかるんですよ」

もちもちの食感にこだわったこちらの麺は茹でるだけでも14分という超極太麺を使用。さらにこの麺によく絡むように作られている自慢のつけ汁は、豚骨、鶏ガラ、魚介、野菜などをトロットロになるまで長時間煮込み、さらに何度も漉すという手間をかけて完成させる珠玉の一杯。
長濱店主「お待たせしました」

さてそのお味は…?
上田「うどんと見間違えちゃった」
阿部「これは手強い、力強い麺ですよ。すごいコシ。魚介が本当に豚骨と見事にマッチして口の中で見事に絡まる。スープも滑らかでサッと入ってくる」

そしてこの店のもうひとつのこだわりは、リンゴとレモンのスライスを酢に漬けて作ったフルーツ酢。絡み合うようなコッテリしたつけ汁を、あっさり味に変化させ、飽きることなく最後まで食べられるのだ。

本日3杯目にもかかわらず、完食。

トンコツや魚介の旨みが凝縮した濃厚つけ汁。しかし、このまとわりつきは迷惑千万。したがって『迷惑防止条例違反』でこの日3人目の逮捕者となった。

つけ麺 道
葛飾区亀有5-28-17
JR亀有駅北口より徒歩2分
営業時間:11時30分〜(スープがなくなり次第終了)※目安は19時前
定休日:月曜日(月曜はラーメンのみで営業しているが、道とは関係ありません)