2011年 3月9日 水曜日放送 - ランキング探偵団乳児習い事ランキングもうすぐ4月、入学シーズンだ。この春から「習い事」を、と考えている方も多いのでは。
そこで、 “ゼロ歳児からの習い事”の人気ランキングに注目した。
「たまごクラブ」「ひよこクラブ」を発行するベネッセコーポレーションが首都圏の乳幼児(0〜6歳)を持つ3,500人の保護者を対象にアンケート調査を実施。実に47.4%が習い事をしているという結果に。その中で人気の高かった習い事は?



0歳から始める習い事ランキング第3位は「英会話教室」。
訪れたのは、全国に340以上の教室を持つ『セイハ英語学院』。0歳からのクラスがあるというがいったいどんなことが行なわれているのか?


この日は3人のお友達がレッスンに参加。最年少は生後8か月の子。




早速、先生が話しかけてみるが…


先生「Touch」
子ども「・・・」


先生「Touch!」
子ども「・・・」
無言だ。これで授業は成り立つのか?
荒井トレーナー「年の小さなお子様ほど周波数の幅が広く聞こえているので、微妙な音の違いを聞き分ける事が優れているといわれております」


発する言葉の周波数帯が違うといわれている言語。年齢と共に周囲の環境にない周波数は聞き取りにくくなっていくため、言語の習得も難しくなる。つまり外国語習得のためには、全ての周波数を聞き取れる赤ちゃんのうちから外国語を耳になじませることが大切だという。


さらにこちらの教室ならではのレッスンが。

講師「A(エイ・ア)、B(ビー・ブ)、C(シー・ク)」


実はこれ、AからZまでアルファベットで最も多く発音される読み方を聞かせている。そして次の段階では「PH」を「フ」など組み合わせた場合の読み方もリスニング。会話で使われる音を聞かせることで、周波数を身体に染み込ませる。
さらに音楽とダンスを交えて、子どもの興味を持続させる努力も。


乳児は全ての音を理解できるのでわざわざ英語を日本語に置き換えることはしない。理屈で覚えようとする我々大人とは全く違う授業である。
母親「今の時期って色んなものを吸収する時期なので、出来る限りの事をやってあげたいと思っています」
母親「私が英語をしゃべれないので、子どもにはそうさせたくなかったので、英会話が出来るようになったらいいと思う」


0歳からの英語教育に期待を寄せるお母さんたち。
脳の発達に詳しい、脳科学の世界的権威、林成之さんは
林さん「“仲間になりたい”“生きたい”“知りたい”生きるため必要な機能。これが0歳から3歳まで本当に大切なキーワード」


“生きたい”“知りたい”“仲間になりたい”この3つはあらゆる人間に生まれつき備わった本能だそうで、0歳から3歳までに、この3つを鍛えることでコミュニケーション能力が高まり、壁を乗り越えるチャレンジ精神、探求する精神、他人を認める精神などが育つという。
上田が訪れたのは乳児から体操の授業が受けられる『TAISO LAND』。


ここの先生は元オリンピック代表の田中光さん。
田中さん「神経系の発達が非常に乳幼児期に著しいということで、将来的に色々なスポーツをやる可能性があると思うんですけど、その時に可能性を広げるという意味で、1〜2歳から教室を展開しています」


でもやっと立ち上がれるようになった子どもたちにどんな授業を行なうのか?




上田「でも、お母さんのほうが楽しんでません?」
そう、実はお母さんのこの笑顔こそが大事だという。
林さん「お母さんは子どもにとってすごい意味がある。お母さんのお腹にいるときから赤ちゃんはお母さんの心臓の音を聴きながら、色んな会話の音を聴きながら、自分の神経回路を作っているんですよ。だからお母さんのものは何でも好きなんですよ」


物事に興味を持つことは成長に必要な“生きたい”“知りたい”の本能を鍛えてくれる。
とはいえ、毎日笑顔でお母さんも大変では?
母親「もちろんありますよ毎日、ちょっとイラッとすることも」


しかし、作り笑いは赤ちゃんも察しがつくというから、お母さんも大変。
さらに体操を学ばせることには、驚きの効果もあるという。


林さん「体軸がしっかりしてきます。非常に才能を発揮する。物事を性格に判断するためには空間認知能力を発揮する」


「空間認知能力」とは目に見えている情報をいちはやく把握する能力の事。運動はもちろん、情報把握能力が高まることで、勉強や理論に強くなるという。


自分のお子様を文武両道に育てたいお母さんは体操を学ばせるのもいいかもしれない。
2009年「世界水泳」の銀メダリスト、入江陵介選手も通っていたことで注目された0歳スイミング。いったいどんなものか?訪れたのは『稲毛インターナショナルスイミングスクール』。
早速、上田の目に驚きの光景が入る!


上田「赤ちゃんが浮いてる!?」


なんと0歳児がどの子も当たり前のようにプールに気持ち良さそうに浮かんでいる。
湯本会長「赤ちゃんは地に足をつけて運動する事がまだ出来ない。足の裏をプールのそこに付けなくとも恐怖心がない」


逆に1歳を過ぎた頃から徐々に水を嫌がる子も増えるため、0歳から水泳を始めるのはまさにベストタイミングだといえる。
上田「ちょっとちょっと、赤ちゃん寝ちゃっていますよ!」




元々、おなかの中で羊水に浮かんで育った赤ちゃん。この時期に水泳を始めれば、水に対する抵抗感もなく上達も早いという。中には2歳にもかかわらず上手に泳げる子も。


湯本会長「私たちやお父さんお母さんが泳いだりするから泳ぐんです。教えて泳げるようになるわけじゃない。模倣なんですね。簡単なんです、遊んであげればいいんです」


四肢の筋肉が発達していないこの時期に、水圧の中で手足を動かすのもメリットのひとつ。心臓や肺の循環機能も高まり、代謝もよくなり風邪を引きにくい体になるという。


さらに…
林さん「スイミングはすごい教育になる。ちゃんという事を聞かないと溺れてしまう。だから赤ちゃんは真剣に聞いています。水泳をやっている子はみんな良い子になると言われています」


0歳からはじめることで、水が好きになり、水中という環境が生きるために大切な人格形成に大きく関わっているのだ。
乳児期の習い事。その基本は、乳児と共に楽しさを共有する事。そうすれば身体はもちろん、心も健康な子どもに育つのではないだろうか。