2009年 12月18日 金曜日放送 - スッキリ!!TIMESファッション雑誌に先駆け「女学生服装帳」

ファッション雑誌に先駆け「女学生服装帳」

明治41年から昭和30年までの48年間、戦時中も休むことなく発行していた雑誌「少女の友」。

中でも人気があったのは、昭和12年5月号から始まった「女学生服装帳」。画家でファッションデザイナーとしても活躍していた中原淳一が担当した。

当時は服装が「和」から「洋」に転換する頃で、少女たちやその親は「ファッション」というのが分からない時期だった。中原は自分の描いたイラストにアドバイスを添えて、作り方を教えている。
今回は昭和14年8月号の「夏休みの女学生服装帳」から数点を紹介する。

勿忘草

・着あきた白のワンピースに手製のボレロとベルト
・風呂敷をあわせにしたものの隅にヒモをつけた手製のバッグ

クローバー

・三段タックは一番上を袖口にそろえて、横一直線になるように
・刺繍糸と同じ色のベルト

白木蓮

・造花の付いた帽子はNG
・縁どりの線は自分の好きな色、ただしローズ、ピンク、灰色はNG

ガーベラ

・色は夏らしく濃色なもの
・ブラウスは無駄な切り替えをしない

ひまわり

・服と同じ生地の帽子
・袖はあったほうがいい
・太陽の光に負けないハッキリとした色
・ベルトはきっちりとしめる
・短めで自由に跳ね回るのに差し支えのない程度の広がり

「少女の友」創刊100周年記念号明治・大正・昭和ベストセレクション
(編・実業之日本社/定価・3990円)

「少女の友コレクション『完本乙女の港』」
(著・川端康成/画・中原淳一/編・実業之日本社/定価・4725円)

「少女の友」展
会期・12月23日まで
場所・弥生美術館(月曜休館)