2010年 10月18日 月曜日放送 - スッキリ!!TIMES懐かしい?それとも新しい?大人気“復刻版”『コドモノクニ』今日、紹介するのは「コドモノクニ名作選」。
この本は、8月に発売されて売上げを急激に伸ばしている話題の本だ。


そもそも「コドモノクニ」というのは戦前、1922年(大正11年)から1944年(昭和19年)まで、月刊発行で計287冊発行された子供向けの雑誌。
真の芸術で子供達の心を育てるという志を持ったこの雑誌。当時の有名画家や作家、後年に名をなす気鋭の若手が制作に参加した。その結果、美術と文学が融合した素晴らしい絵雑誌となった。
あの有名なアインシュタインも1922年に来日した際、この本の色彩美に目を奪われ、日本文化紹介の為にアメリカに持ち帰ったという。

それらから約300作品を厳選し復刻。それが、この「コドモノクニ名作選」だ。そこには、戦前の子供達の暮らし、家族、友達、希望・・・忘れてはならないものが描かれている。」




大正を代表する童謡詩人、西條八十の作品。松田優作主演で映画化もされた長編小説「人間の証明」で印象的に使われたこの詩も、コドモノクニへの寄稿が最初。


コドモノクニから生まれた童謡は500曲を超えるが、この曲もその中の一曲。脚をはねて踊る様子がよく表れている。



元日の朝を迎えた家族達の様子。皆が食卓に集まって、おせち料理に雑煮。誰も懐かしい気分になる一枚。


これもコドモノクニから生まれた曲。詩は、北原白秋。おそらく日本人なら誰でも口ずさめる歌詞。


戦後に詩人、作家として活躍したサトウハチローの作品。(代表曲:ちいさい秋みつけた、赤いリンゴの唄)。ビール箱で作ってもらった本箱で素朴な遊びをする子供の姿。


今の子供とさほど変わらない昭和4年の子供の頭の中。


海で男の達がスイカを取り合う競技をしている様子。こんな競技があったことが驚き。男の子達の目線が鋭い。


この絵は当時の日本橋三越。昔、子供にとってデパートのオモチャ売り場はワクワクする場所。そんな子供目線のデパートが楽しく描かれている。


ポップアートのように色彩豊かな作品。


「コドモノクニ」の特徴が、投稿性。子供や、かけだしの作家が投稿した詩に、一流画家が絵を描き、それを毎号たっぷりと紹介した。この作品は、現在も詩人として活躍中しているまどみちお(今年101歳)の作品。この作品で北原白秋に認められて世に出た。
コドモノクニ名作選
税込価格\4,725
(本体 : \4,500)
出版 : アシェット婦人画報社