2010年 10月25日 月曜日放送 - スッキリ!!TIMES「コドモノクニ」復刻版 心に響く“構図”と“配色”

「コドモノクニ」復刻版 心に響く“構図”と“配色”

先週も紹介した「コドモノクニ名作選」。

戦前の1922年(大正11年)から1944年(昭和19年)まで発行されていた子供の為の絵雑誌の復刻版だ。
大好評ということで、今週も紹介する。

「コドモノクニ名作選」
\4,725(税込)
出版 : アシェット婦人画報社

「押しくら まんぢゅう」1928年2月号(昭和3年)

当時、子供の間で流行っていた。相手のぬくもりを濃く感じることができる遊び。それにしても、みんな服装がお洒落。

「シヤウブユ」(ショウブ湯)1934年5月号(昭和9年)

夜になると皆で行った銭湯。ショウブ湯は5月の風物詩。子どもたちのこんな光景も今は昔。今は、みんなでお風呂に入るのは、修学旅行くらいだとか。

「コドモノクニドウブツエン オサルサン」1927年5月号(昭和2年)

子供達が行きたかったのはここ。顔は見えなくても、楽しそうな子どもたちの声が聞こえてきそう。当時はまだパンダはいませんでしたから。

「大飛行船」1932年7月号(昭和7年)

1930年代までは、世界は飛行船の時代だった。1929年、巨大飛行船「ツェッペリン号」が、ドイツからシベリアを横断して霞ヶ浦に飛来。子供達に大ブームとなり、「コドモノクニ」にも盛んに描かれる題材となった。
この絵は、子どもたちの夢をのせて「コドモノクニ号」になっている。

「コドモノクニ号の太平洋横断飛行」1931年4月号(昭和6年)

夜になったら子供は夢を見る。右下に見えるのは富士山? 飛行機で太平洋を横断する夢を見ていたんです。

「氷山トタイタニツク号」1934年4月号(昭和9年)

タイタニックの遭難事故は1912年。これは、22年後に描かれたもの。

「ピアノ」1928年7月号(昭和3年)

当時の憧れのモダン暮らし。ちょっと哀愁のある淋しげな女の子の表情が印象的。オウムと一緒に歌ったのかもしれませんね。

「地下鉄とビルデイング」1930年5月号(昭和5年)

これは1927年にできた日本初の地下鉄「銀座線」。この絵は1930年にたった1年だけ存在した幻の駅「万世橋」。当時の銀座線は「浅草-万世橋」間だった。翌年、神田開通に伴いこの駅は廃止された。銀座線「浅草-渋谷」全線開通は1938年。

「ロバタ」1929年12号(昭和4年)

田舎の子供たちはというと・・・ロバタに集まって、お年寄りとコミュニケーションをとっていた。栗を焼いる。