イントロダクション

接吻から始まる、死のタイムリープ 愛なんか求めようとするから人は不幸になる。 「欲しいのは愛なんかじゃない、目に見えるモノ カネと権力だ」 愛が歪んだ“クズ”な主人公・堂島旺太郎。 顔は良いが“カネの切れ目が縁の切れ目”で女を弄ぶナンバーワンホスト。 過去のある事件をきっかけに、誰も愛さず、成り上がることだけを追う、孤高の男…。 彼の前に現れたとある社長令嬢それは日本企業のトップ、 個人資産100億とも言われるホテル王・並樹グループ社長の娘だった。 彼女は旺太郎にとって人生で最高の理想の女。 「今度のターゲットはこの女だ」 彼の毒牙が、彼女に迫る…。 が、そんな彼の前に“ある女”が現れる。 青白い顔に、真っ赤な唇…。 彼女が彼に贈ったものは“死の接吻”。       女のキスで突如起こる、呼吸困難!身体痙攣!異常な動悸! その果てに   彼は、死んだ。 しかし次の瞬間、彼は見覚えのある7日前の景色の中、意識を取り戻す。 繰り返される出来事、場面、会話、 これはもしや俺は、同じ時間を繰り返している…? 謎の“キス女”によって、 何度も“死”と“時間”を繰り返す旺太郎。 何故、俺は殺されるのか? キス女の正体は? “死のループ”の謎を追い、 カネと権力を追い求め、ノンストップで物語が加速する “邪道ラブストーリー”が幕を開ける!