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2017.09.06

日本VSロシア=日本善戦も1‐3で惜敗

 女子のワールドグランドチャンピオンズカップ2017の大会2日目第3試合に、連勝を目指す日本が登場。世界ランク5位と格上のロシア相手に奮闘したが、惜しくも1‐3で敗れた。

 第1セットは中田采配がズバリ的中した。昨日の韓国戦でチームを勝利に導く活躍を見せたウィングスパイカー(WS)野本梨佳、WS内瀬戸真実、ミドルブロッカー(MB)荒木絵里香に代え、WS石井優希、WS鍋谷友理枝、MB島村春世をスタメンに抜てき。石井と鍋谷はスパイクで得点を重ね、島村も切れ味鋭い移動攻撃で流れを呼び込むなど期待に応え、このセットを25‐22で先取した。

 しかし、ここからロシアの"壁"が立ちはだかった。身長194㎝のオポジット、ナタリア・ゴンチャロワ、191㎝のWSタチアナ・コシェレワの両エースを徹底マークするも、ブロックの上から打ち抜かれ次々と失点。サーブレシーブの乱れも響き、第2セットを18‐25、第3セットを22‐25で落とした。

 迎えた第4セットは手に汗握る接戦が展開された。ロシアの高さに対抗し、日本はWS新鍋理沙が巧みにブロックアウトを狙うスパイクで得点を量産。このセットだけで7本のスパイクを決めるなど勝利への執念を見せ、ジュースでの勝負に持ち込んだ。だが、26‐25のマッチポイントでゴンチャロワに強烈なスパイクを叩き込まれると、最後は頼みの新鍋が2本連続でブロックされ、力尽きた。

 これで日本とロシアは共に1勝1敗。日本は移動日を挟んで8日(金)に、名古屋の日本ガイシホールでブラジルと対戦する。

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