女子のワールドグランドチャンピオンズカップ2017の大会４日目第２試合でブラジルが韓国と対戦。ストレート勝ちを収めた。星を２勝２敗の五分に戻したブラジルは上位に望み。一方、韓国は４戦全敗で全てがストレート負けと厳しい状況に立たされた。

　第１セットからブラジルの猛攻が続いた。主将ナタリアがスパイクの強弱を巧みに使い分けて得点を重ねれば、一児の母であるウィングスパイカー（ＷＳ）タンダラも強烈なバックアタックを次々とコートにたたき込んだ。25‐15、25‐10、25‐23の快勝。大会連覇の道は閉ざされたが、勝ち越しと上位進出を目指し、あすの大会最終日に米国と対戦する。

　若手主体で今大会に臨む韓国は、またもや１セットも奪えずに敗れた。20歳のＷＳイ・ジェヨンが強烈なバックアタックを含むスパイク15得点と気を吐き、第３セットは18歳のＷＳユ・ソヨンのサービスポイントなどで接戦に持ち込んだが、前回王者の前に力及ばなかった。