ニュース

2017.09.13

柳田、出耒田が大奮闘もフランスに惜敗

 男子のワールドグランドチャンピオンズカップ2017大会2日目第3試合で日本がフランスと対戦。ヨーロッパ代表の強豪と接戦を演じたが、ストレートで敗れた。

 第1セット。ウィングスパイカー(WS)の石川祐希がスパイクでブロックアウトを奪い、幸先よく先制。サイドアウトを許した後、WS柳田将洋のバックアタックが決まり、2‐1とリードすると会場は大歓声に包まれた。しかし、その後はフランスのオポジット、ステファン・ボワイエにスパイクを次々と決められ、逆転を許した。サーブレシーブの乱れから4本のブロックも許し、このセットを15‐25で奪われた。

 第2セット序盤。柳田のジャンプサーブで相手レシーブを崩し、石川が決める"石柳コンビ"の活躍などで3連続得点を奪い、6‐3とリード。OP出耒田敬のパワフルなスパイクやミドルブロッカー李博の速攻も決まりだし、16‐15でセカンドテクニカルタイムアウトを迎えた。が、相手エース、トレボール・クレブノの強弱を巧みに使い分けたスパイクを止めきれず失点を重ね、22‐24に。最後はサウスポーのテクニシャン、チボー・ロサールにブロックアウトを奪われた。

 第3セットも接戦の展開。好調の柳田と出耒田がともにこのセット8本のスパイクを決める奮闘を見せてフランスに食い下がり、21‐21で終盤を迎えた。だが、ここで連続失点。1点を返すもすぐにサイドアウトを許し、22‐24に。柳田のブロックアウトで一度はしのいだが、最後はクレブノにスパイクを決められた。

 この結果、日本は2戦2敗、フランスは1勝1敗となった。日本は大会3日目の15日(金)に、大阪の大阪市中央体育館でイタリアと対戦する。

 15日(金)の日本VSイタリアは夜7時から日本テレビ系で独占生中継(一部地域を除く)。

一覧に戻る