ニュース

2017.09.16

山本隆弘さんの日本VSイラン みどころ解説

15日のイタリア戦は敗れはしましたが、日本チームの良いところが出ていたと思います。まず、サーブの意図がハッキリとしていました。ウィングスパイカーを徹底的に狙うことで、相手の攻撃態勢を崩せていました。サーブレシーブをキッチリとセッターに返せていたので、ミドルブロッカー(MB)の攻撃も効果的に使えていました。足りなかったのは我慢です。中盤以降は相手のジャンプフローターサーブに崩され、攻撃の手を封じられました。攻守の切り替えがしっかりとできていた前半のような戦い方を続けられれば、次のイラン戦は必ず勝てるはずです。イランのMBセイエドは、自由にさせると世界のトップクラスの選手でも止められないほどの実力を持っています。そこで大事になってくるのは、やはりサーブです。セッターにいいトスを上げさないためにも、意図を持った、厳しいサーブを期待したいです。

一覧に戻る