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2013.11.13
吉原知子は見た！① 日本ｖｓロシア
本日より１週間、コラムを担当します吉原知子です。
よろしくお願いします。
今日は「MB1」という、ミドルブロッカーを１名にする新たな戦術がどう機能するかと
当初は皆不安に感じていた様ですが、
結果としてそれがとてもうまく機能し、
チームとしてまたひとつ戦術が増えた気がします。
一番良かった点は、やはり、まずサーブがよく走り、サーブで崩せていたことです。
普段ミドルをやり慣れていない迫田選手が、
しっかりブロックに付いていけたことは、
日本にとって非常に大きかったと思います。
国際試合の経験が少ない石井選手も、
今日はのびのびとプレイできたと試合後に話していたように、
今日はレシーブも良くスパイクもきっちりと決めきれていて、
自分の役割を十分に果たせていました。
こうして、点を獲れる選手が２人、３人、４人・・・と増え、
日本の「新たな形」を見ることができたのが
今日の最大の収穫です。
明日はアメリカ戦。コンビが多く、
今日のようなワンパターンなチームではありません。
戦術的な面や、ブロックの絞り方も非常に素晴らしいチームなので、
どこまで自分たちができるのかという
「チャレンジャー」の気持ちで挑まなくてはなりません。
まずはサーブで崩して、ブロックとレシーブで良い関係を作ることによって、
今日のような粘り強い、日本ならではのバレーが出来ることに期待しています。
