ダーツの旅日記

2018年3月14日

新潟県魚沼市湯之谷(ゆのたに)地域 (旧:湯之谷村(ゆのたにむら))

「何が起きても、ゆのたにむら!!」
 今回ダーツの矢が当たったのは新潟県湯之谷村。現在では魚沼市の一部となり、湯之谷地域としてその名を残しています。湯之谷は魚沼産コシヒカリはじめ、開湯1300年を迎える大湯温泉や春まで楽しめる奥只見丸山スキー場、自然を愛した芥川賞作家・開高健が幻の大魚を追い求めて足繁く通ったという奥只見湖などが訪れる人々を魅了します。

 取材に伺った1月下旬はちょうど日本列島を大寒波が襲い、県内屈指の豪雪地帯である湯之谷にも例年にない大雪が吹き荒れていました。ロケの途中、吹雪で視界がほとんど見えず、全く身動きができなくなることもありました。
 しかし、「何が起きても、ゆのたにむら!(うろたえるな!)」という所さんの言葉を胸に我々スタッフは突き進みます。

 こんな悪天候で村人に出会えるのだろうかと少し不安でしたが、実際には大雪の中でも多くの方々と出会うことができました。というのも、ここ湯之谷は積雪量がとても多く、皆さん悪天候の中でも家の前や屋根の上の雪かきをする必要があるからです。
大変なときに皆様にお声がけさせていただいたのですが、どなたも快く取材に応じてくださいました。オンエアで紹介させていただいたのは本当にごく一部で、インタビューに答えてくださった方々全員をご紹介することができないのが残念でなりません。

 スタジオで「開高めし」「けんちん汁」を振る舞ってくださった『ゆのたに茶々の会』の皆様には特にお世話になりました。ロケの最中には他にも『ぜんまいの煮物』や『ウドのきんぴら』、『笹だんご』をご馳走していただきました。私のお皿が空くや否や、次々とおかわりが盛られるのが、なんともおばあちゃんの家に行った時のような懐かしい気持ちになり、心もお腹も満たされました。

 今回、私事ではございますが、業界歴1年目にして、初めてダーツの旅に行かせていただきました。
ロケの期間中は、毎朝「今日はどんな人に会えるのだろう」とワクワクしながら出発していました。「湯之谷のイイところは?」と聞くとみなさん最初は「イイところなんてないよ!」と笑いながらおっしゃるのですが、お話を聞いているうちに、「お米が美味しい」「共同浴場があってすごく助かる」「奥只見の景色が美しい」など、湯之谷のイイところをたくさん伺うことが出来ました。見ず知らずの我々東京の人間に、飾り気のない口ぶりで嬉しそうに村の魅力を語ってくださる村人さんの表情がとても愛しく、何よりも魅力的でした。
テレビの前の皆さんにも、その「一期一会」の素晴らしさが、そして湯之谷の人の魅力が少しでも伝わればいいなと思います。
湯之谷の皆さん、本当にありがとうございました。そして、ぜひまた訪れたいと思います。