提供 読売新聞

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2010.2.27.

【蛙(かえる)の子は蛙(かえる)】

冬季オリンピックをテレビで観戦中の教授とことは
教 授『大丈夫!日本の鋤板飛夫(すきいた・とびお)選手が
    優勝するよ!』
ことは『ホント?』


実況の声 『鋤板(すきいた)飛んだ!グングン伸びて、
        今着地!見事なジャンプで堂々の金メダルです!』

ことは『わ~!ホントだ!おじいちゃん、なんで分かったの?』
教 授『分かっていたわけではないよ。鋤板選手のお父さんも
    かつてメダルを取ったすごい選手だったからね』
ことは『お父さんもメダリスト!なるほど、
    蛙の子は蛙ってワケね』

突然教授がくしゃみ!『蛙の子は蛙』の使い方、なぜ間違いなのでしょうか?

「蛙の子は蛙」とは
「子は親に似て、同じような才能を持ち、同じような道を歩むこと」の例え。
凡人の子は凡人という意味があるので、
身内に使えば謙遜の意味になりますが、
他人に使うと失礼にあたります。