提供 読売新聞

ワーズハウスへようこそ

2010.3.27.

【小春日和】

満開の桜
それを見ながら…
教 授『  初桜  折りしも今日は  よき日なり  』
松尾芭蕉の俳句を諳んじる教授

そこへお茶菓子を持ったことはが入ってくる。
ことは『気持ちのいい、小春日和だね』


突然教授がくしゃみ!
小春日和』の使い方、なぜ間違いなのでしょうか?

「小春」は「小六月(ころくがつ)」ともいい、陰暦10月の別名で、
今の暦では11月頃にあたります。
したがって「小春日和」とは初冬のころの、
晴天で暖かい天気を表す言葉で、
春のちょっと暖かい天気に使うのは間違いです。