教授、書斎で新聞を読んでいると、
ことはが携帯電話で話しながら入ってくる。
ことは「そっかー…。トモミがねぇー…うんわかった！また電話する」
教　授「ことは、どうしたんだい？」
ことは「クラスメイトのトモミが、
　　　　悠斗にチョコあげるって張り切ってるのよ！」
教　授「あ～、バレンタインデーか！ところで、ことはの本命は？」
ことは「えっ！？あの、その…
　　　　こういうことは胸先三寸に納めておかないと」

教授が突然くしゃみ！
『胸先三寸に納める』なぜ間違いなのでしょうか？

「胸三寸に納める」というと、
胸の中に思いをしまい込み顔や言葉に出さないでいること。

「口先だけ」という意味の「舌先三寸」という言葉と混同して、
「胸先三寸」というと「胸の中」という意味にはなりません。