2017.3.4.

【漁夫の利(ぎょふのり)】

書斎で、ことはと文之介が真剣にトランプをしていると、
テーブルには、大福が一つ。そこへ、いろはが入って来る。
いろは「ねえ、この…」
ことは「今、真剣なんだから話かけないで!」
いろは呆れて、大福をパクリ。
文之介「あー!」
ことは「あー!勝負に勝った方が、それ食べようとしてたのに!」
いろは「うふふ、漁夫の利ってことで」


文之介「(…ん?漁夫の利?)ヘックション!」
文之介が突然くしゃみ!


漁夫の利』とは、どういう意味なのでしょうか?


漁夫の利」とは、二者が争っているのに乗じて、
第三者が利益を手に入れること。
シギとハマグリが争っているのを利用して、
漁師が両方ともつかまえたという中国の故事から
この言葉ができたといわれています。