2018.1.27.

【一筋縄ではいかない】

庭にテントを立てている文之介に、かるたが怒っている。
かるた「もう風邪ひいちゃうよ!」
そこへ、いろはが買い物から帰ってくる。
いろは「文ちゃん、何やってるの!?」
文之介「来週、皆既月食があるから、こうやって
    準備しているんだ」
いろは「え、今日からここで寝るつもり?」
文之介「もちろん!」
いろは「でも、まだ先でしょ…」
文之介「いや!今からここに慣れておかないと、
    当日万全で観察できないからね!」
いろは「文ちゃんこうなっちゃうと、一筋縄ではいかないのよね」


かるた「(…ん?一筋縄ではいかない?)ヘックション!」
かるたが突然くしゃみ!


一筋縄ではいかない』とは、どういう意味なのでしょうか?


一筋縄」とは、元々「1本の縄」のことでしたが、
江戸時代に「普通のやり方、当たり前の手段」という意味を
表すようになりました。
これを否定した型の「一筋縄ではいかない」は、
「普通のやり方では思うままにできない」という意味で
使われるようになりました。