2018.11.24.

【鶴の一声(ひとこえ)】

書斎で、いろはが出張の準備をしていると、
ことはと、かるたが買い物から帰って来る。
かるた「いろは叔母さん、どこか行くの?」
いろは「今度、テレビの仕事で海外に行くことになっちゃって」
ことは「え!海外!?急だね…」
いろは「それが、プロデューサーの鶴の一声で決まっちゃったの」


かるた「(…ん?鶴の一声?)ヘックション!」
かるたが突然くしゃみ!


鶴の一声』とは、どういう意味なのでしょうか?


「鶴」は、あまり鳴くことはありませんが、
本当に危険が迫ったときには、仲間たちに知らせるため、
周囲を圧倒するような大きく甲高い声で鳴きます。
そこから、多くの人の議論や意見をいや応なしにおさえつけ、
周囲を従わせるような有力者や権力者の一言を
鶴の一声」と言うようになりました。