2019.6.29.

【こむら返り】

書斎で、いろはが、文之介の勉強を見ていると、
かるたが走ってくる。
かるた「じゃあ、友達とプール行ってくるね!」
いろは「ちゃんと準備運動するのよ~」
かるた「はーい!」
いろは「こむら返り起こしたら大変よ~」


かるた「(…ん?こむら返り?)ヘックション!」
かるたが突然くしゃみ!


こむら返り』とは、どういう意味なのでしょうか?


こむら返り」とは、
ふくらはぎの筋肉が痙攣(けいれん)を起こすこと。
平安時代、「ふくらはぎ」のことを「こむら」、
「すね」のことを「はぎ」と呼んでいましたが、
はぎ(すね)」の後ろのふくらんだ部分ということで
16世紀後半に「ふくらはぎ」という名称が
関東の方言として使われ、明治時代以降、標準語になりました。

こむら」という言葉は、
現代では「こむら返り」の形でしか残っていません。