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WBC世界バンタム級タイトルマッチ
王者 山中 慎介(帝拳) × 挑戦者 シュテファーヌ・ジャモエ(ベルギー)
IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
王者 キコ・マルチネス(スペイン) × 挑戦者 長谷川穂積(真正)
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WBC世界バンタム級タイトルマッチ
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WBC世界バンタム級タイトルマッチ
王者 山中 慎介(帝拳)× 挑戦者 シュテファーヌ・ジャモエ(ベルギー)

WBC世界バンタム級タイトルマッチ
山中慎介(王者・帝拳)vsシュテファーヌ・ジャモエ(挑戦者・ベルギー)

「神の左」とも称される絶対的な武器、左ストレートを持つ山中の6度目の防衛戦。初防衛戦を除き世界戦で5度のKO勝ちを収めている山中は充実期にあり、死角は見当たらない。ベルギーの刺客ジャモエを相手に今回も豪快なKO防衛を期待したい。

山中は11年11月の戴冠試合では不覚のダウンを喫したが、以後は一段上のステージで圧倒的な強さを見せつけている。初防衛戦では世界的なビッグネーム、元世界2階級制覇王者ビック・ダルチニャンをスピードと足で完封。トマス・ロハスとのV2戦では左で相手を失神させるという衝撃的なKO防衛を果たしている。マルコム・ツニャカオ(真正)との指名防衛戦では3度のダウンを奪って最終回でけりをつけ、ホセ・ニエベス、アルベルト・ゲバラはまったく寄せつけずに片づけた。6度の世界戦の結果は11回TKO、12回判定、7回KO、12回TKO、1回KO、9回KOと長丁場あり短期決着ありと幅広い。対戦相手もメキシコ(3人)、アルメニア出身、フィリピン出身、そしてカリブのプエルトリコと国際的だ。こうしたデータは、リズムや組み立ての異なるボクシングにも山中のボクシングが通用していることの裏付けにもなっている。22戦20勝(15KO)2分と、KO率は70パーセントに迫っている。

今回の挑戦者は、これまで山中が世界戦で対峙した6人とはまた少々異なるスタイルの持ち主といえる。ジャモエは上体をやや前傾させた姿勢からジャブを省略して距離を詰め、やや強引とも思える攻撃を仕掛けてくる好戦派だ。29戦25勝(15KO)4敗とKO率は5割を少し上回る程度だが、ツボにはまると執拗に連打を繰り出してくるタイプだけに侮れない。一発の破壊力は山中には及ばないが、クロス気味に振ってくる右は要注意といえそうだ。反面、ディフェンスは必ずしも鉄壁とはいえない。距離をとったときは両グローブをアゴの脇に置いているが、打ち始めると意識が攻撃に集中するのか防御は比較的ルーズになりがちだ。過去の試合を見るかぎりサウスポーとの相性も決して良くはなさそうだ。

そんな挑戦者を山中は「クセはないが、一発一発のパンチが強そう。好戦的で気持ちの強い選手」と分析している。山中が興味を抱いているWBC世界スーパー・バンタム級王者レオ・サンタ・クルスにはボディを攻められて6回KO負けを喫しており、「そのデータも頭に入れて戦う」と話している。

ここ2試合、山中は相手に十分な圧力をかけたうえで前進、折々で左ストレートを繰り出して攻め落としてきたが、今回は別の引き出しを用意する必要がありそうだ。山中自身も「大事なのは足で自分の距離とタイミングをつくること。そのためには右のジャブも重要になってくる」と話している。ジャモエは敵地での挑戦を意識して序盤から攻勢をかけてくることが予想される。ここで山中が力んで無用な打撃戦に応じるとリスクは高くなるが、足を駆使しながら圧力を逃がし、徐々に左のタイミングと射程を計ることができれば中盤あたりに自然にヤマが訪れることになるのではないだろうか。調整も順調に進んでいるという山中は、自信満々に言った。「やっぱり最後は左でしょうね。期待してください」

ボクシングライター/原 功

IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
王者 キコ・マルチネス(スペイン)× 挑戦者 長谷川穂積(真正ジム)

IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
キコ・マルチネス(王者・スペイン)vs長谷川穂積(挑戦者・真正)

11年4月、ジョニー・ゴンサレスに4回TKO負けを喫してWBC世界フェザー級王座を失った長谷川にとっては、実に3年ぶりの世界戦となる。この間、4度のノンタイトル戦をこなして全勝(3KO)、再び檜舞台に上がることになった。「僕にとっては長い3年だった。その年月をただの3年にするか、意味のある3年にするか、それは自分しだい」と長谷川は言う。

99年11月に18歳でプロデビューした長谷川は、すでに足掛け16年選手ということになる。14度の世界戦(12勝7KO2敗)を含め、試合数も37を数えるまでになった(33勝15KO4敗)。サウスポーのボクサーファイター型だが、WBCバンタム級王者時代は5連続KO防衛を記録したこともあり、そのころは好戦的なスタイルに傾いていたといえる。フェルナンド・モンティエル(メキシコ)、ゴンサレスと2度の敗北を経験後、原点である「打たせないで打つボクシング」への回帰を目指している。その結果が今回の試合でどう出るか。

王者のマルチネスは04年6月にプロデビューした28歳。初陣から11連続KO勝ちを収めて注目を集め、06年には欧州王座も獲得。07年から13年2月まではバーナード・ダン、レンドール・ムンロー、タカラニ・ヌドロブ、ジェイソン・ブース、カール・フランプトンといった世界のトップ選手たちと対戦した経験を持つ。現在の王座は昨年8月、ジョナサン・ロメロを6回TKOで破って獲得したもので、12月には元王者ジェフリー・マセブラを9回KOで退けている。長谷川戦が2度目の防衛戦となる。34戦30勝(22KO)4敗のファイター型で、中近距離での打撃戦で持ち味を発揮するタイプといえる。ディフェンスの甘さを手数と攻撃力でカバーする戦闘スタイルだ。そんな王者を長谷川は「気持ちが強くて前に出てくるタイプ。勢いのある強い選手」と評している。

今回の試合を占う際に注目すべきは、長谷川が選択する戦闘スタイルである。KOを量産していたときのように打撃戦を厭わない攻撃的な戦い方を選ぶならば、極めて危険な勝負になるだろう。KOで王座奪取の確率も高まるが、その逆の結果が出る確率も同じ程度にアップするはずだ。逆にバンタム級王座を獲得したウィラポン・ナコンルアンプロモーションとの初戦、再戦のようにスピードを生かして自在に出入りするボクシングを選択するならば、3階級制覇の確率は大きく跳ね上がるとみる。前に出てくるマルチネスをいなしながら迎撃、徐々にダメージを与えていって中盤から終盤で仕留めることも可能だろう。

この試合を「ボクサー生活の集大成」と位置づける長谷川は、自らを俯瞰するようにして、こう言う。「この試合で、自分が本当に強いのかどうかを確認したい。勝つだけの努力をしてリングに上がるので、そうすれば結果はついてくると思う。仮に結果がついてこなかったとしても仕方ない。その確率は50パーセント。」

ボクシングライター/原 功

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