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WBC世界バンタム級タイトルマッチ
王者 山中 慎介(帝拳) VS 挑戦者 アンセルモ・モレノ(パナマ)

WBC世界バンタム級タイトルマッチ
王者 山中慎介(帝拳) 対 同級1位 アンセルモ・モレノ(パナマ) 再戦

 「ゴッド・レフト」の異名が定着して久しい山中が、戴冠から約5年で11度目の防衛戦を迎える。相手は昨年9月、V9戦で拳を交えた元WBA王者で現WBC1位、指名挑戦者のモレノ。1年前は勝ったものの判定が2-1に割れる際どい勝負だっただけに、山中は「完全決着をつける」と意気込み、モレノも「今回は強打を叩き込んで勝つ」と自信をみせている。密度の濃い、スリリングな攻防が期待できる。

 山中は11年11月、クリスチャン・エスキベル(メキシコ)との決定戦を11回TKOで制して現在の王座を獲得。その後、約5年間に10度の防衛を果たしてきた。

  • ① ビック・ダルチニャン(アルメニア/豪) 12回判定
  • ② トマス・ロハス(メキシコ)       7回KO
  • ③ マルコム・ツニャカオ(比/真正)    12回TKO
  • ④ ホセ・ニエベス(プエルトリコ)     1回KO
  • ⑤ アルベルト・ゲバラ(メキシコ)     9回KO
  • ⑥ シュテファーヌ・ジャモエ(ベルギー)  9回TKO
  • ⑦ スリヤン・ソー・ルンビサイ(タイ)   12回判定
  • ⑧ ディエゴ・サンティリャン(亜)     7回KO
  • ⑨ アンセルモ・モレノ(パナマ)      12回判定
  • ⑩ リボリオ・ソリス(ベネズエラ)     12回判定

 このなかで山中自身が「最強の相手。いちばん苦戦した」と認めるのがモレノだ。V10のソリス戦も前半に2度のダウンを喫してヒヤリとしたが、それ以外は山中も2度のダウンを奪うなど大差をつけていた。しかし、モレノ戦はそれとは明らかに異なる危機感を抱かせる接戦だった。得意の左ストレートがことごとく外され、同じサウスポーのモレノにタイミングよく迎え撃たれるシーンが多々あった。9回には、かつてWBA王座を12度も防衛したモレノの右フックをカウンターで浴びて足元が危うくなるなど、あわや王座陥落かという窮地に立たされた。山中が底力をみせたのは、その後の3ラウンドだ。猛然と攻めて出て「亡霊」と呼ばれる技巧派を追い込み、貴重なポイントを奪い取ったのである。ジャッジの採点は三者とも115対113だったが、二者が山中、ひとりがモレノを支持。こうして2対1の判定で辛うじて王者が防衛を果たしたのだった。その後、山中はソリスを退けて防衛回数を二桁に乗せ、一方のモレノは今年4月、スリヤンとの挑戦者決定戦を制して今回の再挑戦にこぎ着けた。

 ふたりは正味36分間にわたって拳を交えているだけに、相手の手の内は分かっているはずだ。それをベースに両者ともリングの上で距離やタイミングなどを微調整して戦うことになるだろう。カギを握るのは、やはり山中の左ストレートだ。この2戦ではパンチの軌道を読まれて外され、さらに打ち終わりを狙われもした。それでも迷いなく深く踏み込んで左を打ち抜けるか。山中の勇気が試されることになりそうだ。

 モレノにとっても山中が高く厚い壁であることに変わりはない。確実にポイントをつかむためには、もっとジャッジにアピールする必要があることを前回の敗戦で痛感したはず。「12ラウンドを戦ってみて山中にパンチ力があることは分かった。同時に打たれて強くないことも分かった。今回は強いパンチを打ち込むようにしたい」とモレノは話している。勝利を握るためには、こちらも前回よりも攻撃に比重を置くボクシングをする必要がある。

 山中の左ストレート対モレノのテクニック、という構図は1年前と変わらないが、両者のモチベーションの高さを考えると、初戦よりもはっきりしたかたちで決着がつく可能性が高いとみる。

 戦績は、山中が27戦25勝(17KO)2分、モレノが41戦36勝(12KO)4敗1分。

ボクシング・ライター 原 功

WBCスーパーバンタム級タイトルマッチ
王者 ウーゴ・ルイス(メキシコ) VS 挑戦者 長谷川穂積(真正ジム)

WBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
王者 ウーゴ・ルイス(メキシコ) 対 同級5位 長谷川穂積(真正)

 キャリア10年、充実期にある29歳の王者ルイスに、デビューから17年、35歳の長谷川が「ラスト・チャレンジ」と覚悟を決めて挑む。ルイスの勢いと強打が勝るのか、それとも長谷川がスピードと経験を生かして3階級制覇を成し遂げるのか。

 長谷川は05年にウィラポン・ナコンルアンプロモーション(タイ)を攻略してWBC世界バンタム級王座を獲得し、5年間に10度の防衛をこなした。10年11月の再起戦でWBC世界フェザー級王座を手中にして2階級制覇を成し遂げたが、この王座は翌11年の初防衛戦でジョニー・ゴンサレス(メキシコ)に明け渡した。2年前には3階級制覇を狙ってキコ・マルチネス(スペイン)の持つIBF世界スーパー・バンタム級王座に挑んだが、打撃戦に巻き込まれて7回TKO負け。一時は引退が確実視されたが再起を果たし、2連勝を収めて再び大舞台に立つチャンスを手に入れた。

世界のトップで戦い続けること11年、今年12月に36歳の誕生日を迎える長谷川はベテランの域に入った。バンタム級で5連続KO防衛を果たしているころの長谷川は、スピードを生かして自在に出入りしながら勘で相手のパンチを見切り、呼吸を読んでサウスポー・スタンスから左ストレート、右フックを叩きつけて倒しまくった。しかし、世界戦で三つのTKO負けを喫したこともあってオーラが薄れたのか、最近は相手が意欲的に出てくるため苦しみながら勝利をものにするケースも出てきた。長谷川自身も、「疲れやすいなと思うこともある」と明かしている。そのうえで長谷川は「若いときのスタイルを取り戻すのではなく、35歳に適応したスタイルで戦えば勝てる」と自信を口にしている。40戦35勝(15KO)5敗。

 そんな長谷川の挑戦を受けるルイスは、今年2月にフリオ・セハ(メキシコ)を1回TKOで屠って王座を獲得、これが初防衛戦となる。39戦36勝(32KO)3敗の戦績が示すとおりのハードパンチャーで、日本のリングに上がるのは2度目となる。WBA世界バンタム級暫定王者として初来日した12年12月は、サウスポーの正王者、亀田興毅の巧みな戦術の前に持ち味を封じられて不完全燃焼のまま判定負けを喫したが、以後は6戦5勝(4KO)1敗と好調だ。この1敗は昨年8月のWBC(暫定)王座決定戦でセハに喫したものだ。3回に左フックで先にダウンを奪ってポイントでリードしながら5回に逆にダウンを喫し、連打でストップされるという悔しい敗北だった。今年2月の再戦は、セハの左ジャブにルイスが右ストレートを被せてダウンを奪い、相手が足を痛めたこともあって51秒で圧勝した。これらの試合でも分かるように、ルイスの十八番は左フックと右ストレートだ。さらにインサイドから突き上げるアッパーもある。反面、耐久力には課題を抱えてもいる。

 ルイスは「12ラウンドを戦い抜く体力はあるが、最初からKOを狙う」と話している。その言葉どおりセハとの再戦を含め3回以内のKO勝ちが25と多く、ルイスは前半に強さを発揮するタイプといえる。今回も176センチの長身から繰り出す左ジャブで牽制し、早い段階から右ストレート、左フックに繋げる機会を狙うものと思われる。挑戦者は特に序盤、相手のパンチに警戒する必要があるだろう。そのうえで長谷川がサウスポーの利点を生かして動き、的を絞らせない戦いをすることができれば勝機は広がっていきそうだ。

ボクシング・ライター 原 功

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