ヤスコとケンジ スタッフブログ

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今週土曜日いよいよ最終回の放送です。

  • 2008年9月15日(月)

撮影も最後のラストスパートに入りました。
ここから毎日毎日がある意味、ラストシーンのオンパレード。

「ヤスコとケンジ」を彩ってきた登場人物達がそれぞれの想いに決着をつけていきます。
出演者、スタッフ共に緊張感が否が応でも高まります。そんな中、先日のスタジオ収録では、ヤスコ号泣シーンで目頭を熱くしている人が続出。台本を読んでいるスタッフが、それでも感動させられてしまうのですから、いかに迫真の演技だったかはお分かりいただけますよね。そうして、想いに決着がつけられると同時に、出演者の方々は、ドラマを卒業されていきます。またドラマの現場でお会いする事を約束して・・・。

さらに、人だけでなく、スタジオのセットやロケ現場ともお別れです。
先日は‘ラストちゃぶ台返し’がありました。また、当分の間、ちゃぶ台がひっくり返されるのを見ることはないでしょう。
椿フラワーともお別れしました。セットが空になっていくのを見ながら思うのは、結局、このお店、誰もお客さん来なかったなあと。
(開店前か閉店直前の時間帯設定が多かったんですよね。)
まあ、いろんな場面で様々な想いがよぎるわけですが、更に悲しい話が聞こえてきました。
助監督のS君は、つい2日前に、仕事が忙しすぎて彼女と別れてしまったいうのです。
そんな人に是非、読んでもらいたい本があります。柴田翔の「されどわられが日々」。
そこで主人公は、「再び会う為に、今は別れを決意する」のです

こうしてわざわざ、このブログを覗いてくださっている皆様とのお別れが近づいてきましたが、今週土曜日夜9時からはぜひ、一緒に最後の時間を過ごしましょう。

一週空きましたが

  • 2008年9月5日(金)

一週空きましたが、いよいよ、今週第八話放送です!
実は、先日、その第八話で大規模なロケーションを敢行しました。
早朝から300人以上の方に参加頂き、思い切り発声していただいたのです!
どんなシーンになったかは見てのお楽しみ、なんですが、我慢できない、少しでも早く様子が知りたい、という方は、第八話放送当日の午後4時25分~スペシャル番組が放送されますので、是非、ご確認ください。(現在のところ、日本テレビ及び読売テレビで放送予定)
今日はそんなロケの舞台裏で戦っている男達の紹介をします。
(プロジェクトX風のBGMを脳裏でつけてイメージしてください。)

その男達は、いつも誰よりも後ろにいる。決して出演者と交わることなく、常にモニターを監視し続ける。
その決断で、カットの合否が決まることもある。
そのテクニックがドラマ全体を救う事もある。男達の役割は、音声、照明、そして画面の色調整である。
彼等の指先が、画面を朝にも夕方にも変え、雑音だらけの現場から、セリフという宝を掬い上げる。
そんな歴戦の有志達が、大規模ロケの時、苦戦していた。原因は、安定しない天気。
まだらに配置された雲が、時に太陽を隠し、時に太陽を曝け出す。
ある時は、開放的な真夏そのものに、ある時は、嵐が訪れる前の不穏な曇り空に画面が変化していく。
「曇り空であれば、いくらでも、調整がきくのに・・」
男の呟きが事態の深刻さを物語る。だが、天気が安定するまで待つわけにはいかなかった。
うだる様な暑さの中、何百人という人が参加した大規模ロケ。
人々の想いが男達を動かした。
男達は、雲の動きを読み、撮影の時間を予測し、瞬時に照明のセッティングを変える。
次々に収録される、何の違和感もないカット。満点をとって当たり前、というプロの仕事がそこにあった。
どんな仕上がりになったかは本編をご覧ください。
と、その時、音声部のベテランも悲鳴をあげはじめた。
この日に限って、上空を頻繁に飛行機が通過するのだ。
セリフが聞こえづらくなるだけではない。ノイズが繋がらないと場面の切り替わりにショックが生じるのだ。(ここを整えることを整音といい、仕上げ段階の非常に重要な作業である。)
マイクの方向性を変え、遠くの空から聞こえてくる微かな音を、何が原因のものか判断しながら、セリフを掬い取っていく。そこにベテランの技があった。

そんな作業の合間に、1人の不幸な男の話題が出た。それは、音声部のM君。
肝心なときに、常に不幸を呼ぶ男。まさに歩くマーフィーの法則。
それは音声部のベテランがMA作業のために、現場を抜けた日のことだ。
M君が代理として、音声セクションを取り仕切る事になった。
野球で言えば、先発が急に故障して、登板機会がやってきた控えのピッチャー。
ここで、成果をあげれば次に繋がる、そんなときに限って、不幸がM君を襲う。
テストの時に鳴かなかった蝉が、本番のときに限って、煩いぐらいに鳴き始めたり、急にセリフが全く聞こえなくなったか、と思えば、観客の方が持っていたワンセグの電波の影響だったり、普通では決して起こらないことが立て続けに起こる。
しかも、先にお話したように、満点とって当たり前と思われるプロの職場。
不幸だけが記憶に残ってしまうのだ・・・。

・・あ、でも、ここでわざわざ、M君のことを書いたのは、決して、その事実をみんなの記憶に留めたいからではなくて、単に運がないだけだから頑張ろうね、という励ましだからね、M君。

感謝感激です

  • 2008年8月30日(土)

お久しぶりです。隔週連載設定の「初恋♥キッス!!」とほぼ同じペースの更新になりつつあるスタッフブログですが、放送終了当日まで更新は続きますので、愛想をつかさずお付き合いください。
↑最終回にかけては、どんどん情報をアップしていきますからね!
と言う訳で、まずは、告知から!
24時間テレビで放送は1週空きますが、‘今迄の流れをきちんと復習する為の番組’が、第8話放送当日つまり、9月6日(土)16時25分~30分間放送されます。残念ながら、関東地方のみの放送ですが、該当地域の方は、必ずチェックしてください。8話以降の驚きの展開を特別に公開します!

「ケンジはマンガ家を辞めて、どうやって生活するの?」
「もうマンガは書かないの?」
「そしたら星川優紀子さんは出なくなるの?」
「モスとアジも人員整理!」
「契約問題の方が気になるなあ、印税の処理はどうなるの?」など、余計な心配までしてしまっている、あなたに最適!出演者の本音トークや、なんとエンディングの大胆予想まで盛りだくさんの内容です。

と書いてきましたが、実のところ、めちゃくちゃ感激してるんです。本当に多くの皆さんに、桜葉れいか応援掲示板に書き込みして頂きました。桜葉れいかに代わり御礼申し上げます。
妹を笑わせるために書いたマンガ。妹の傍になるべく居たいから選んだマンガ家の道。そんなケンジの一途が、皆さんに伝わった結果だと思います。

でも、もう1つ思うのは、ケンジの姿は、決して特別なものじゃなくて、注意してみれば、どこの家庭でも見られるものだったりするという事。
それは、皆さんの両親や皆さん自身の姿だったりしませんか?
考えてみると、仕事って、お金の為だけじゃ出来ないですよね。誰かの姿を胸に、誰かの笑顔を求めて働く。
ケンジにとって、ヤスコが一番の読者だったように、メタボの傍らにも、一番先に感想を聞きたい視聴者代表がいます。毎週土曜日22時10分頃、メタボの元に届く、その人からの連絡便の一部を紹介します。

「凄くよかったです!泣いてしまいました。明日、早いので、もう少ししたら寝ます。」(8月4日22:14)
「ドラマ面白かったよ!ケンジのマンガの台詞にジーンときました」(8月23日22:17)

ドラマに正解などありませんが、自分だけの正解を求めるとしたら、それは、見て、喜んでくれている人の姿です。・・・ちょっと照れくさくなってきました。
とにかく8話以降も、ますます熱く激しく突っ走っていきますので、応援よろしくお願いします。

暑い夏ですがドラマも熱いですよ

  • 2008年8月20日(水)

みなさん、お久しぶりです。いよいよ「ヤスケン」も後半戦にさしかかりました。
実は、今、7話の撮影がちょうど、終わったところなのですが、大変なことになってます。

詳しい事を書くと、吹き出物とすっかりお友達なOプロデューサーに睨まれてしまうので、ここでは控えますが、感動とサプライズのダブル攻撃は、オリンピックにひけをとりません。ちょっと手前味噌に聞こえるのが、残念なところですが、信じてください。
さらに、7話以降は本当に急展開していきます。実は、それに関係して、7話放送終了と同時に、HP上に新しいコーナーも出来ます。ぜひ、遊びに来てください。

そうそう、遊びに来るといえば、日本テレビでは汐留ジャンボリーというイベントを実施中で、家族連れの方で賑わっているのですが、先日、とてもうれしい光景を発見しました。
それは日本テレビの入り口付近での事。「あった!あった!」と叫び声をあげながら、私の横を駆け抜けていく小さな女の子がいました。5歳くらいでしょうか?女の子のお目当てのイベントって何だろう、とぼんやり見ていると、少女は壁の前で止まり、遅れてきた父親を手招きします。「早く撮って!」という女の子の後ろにはヤスコとケンジのポスターが。
メタボは、なんだか、とってもうれしくなって、「写真とりましょうか」と思わず申し出ていました。父親と一緒のほうが記念になるかと思ったからです。すると、女の子は「パパと一緒じゃないほうがいいの。」と言うのです。5歳といえどもすでに女性なんだなあ、と余計なお節介を恐縮して去ろうとしたときのことです。

「あの、やっぱり撮っていただけませんか?」とお父さんのほうから声がかかりました。
でも、それはお父さんと一緒に映る為ではありませんでした。

お父さんは娘を抱えあげると、
「ポスターの中の松岡さんと娘が2Sになるように撮ってください」。

ファインダーには映らなかったお父さんの微笑がなんだか心に残った一瞬でした。

助監督さん紹介します

  • 2008年8月6日(水)

生まれながらにして、笑いの神様が降りている人がたまにいる。
どうも、うちの助監督のM君が、そうらしい。
そんなわけで、今日は、現場を笑いで和ませるM君を紹介します。

といっても、ビジュアルも分からないし、出演者じゃないのに、紹介されても、というあなた、ごもっとも。
でも、ちょっとお待ちを。4話のラストについていた原作プレゼント告知に、なぜか参加し、1行の台詞さえ噛みまくり、最後に総長に一喝されていた男、と言えば興味わきませんか?私見ですが、あの時のM君は、モスやアジよりも輝いていたと思うのですが・・・。ここまで聞いても、まだ、思い出さない方、ハリウッド映画に出てくる日本人ビジネスマン、もしくは、コントに出てくる疲れたお父さんをイメージしてください。それがほぼ、必要十分条件を満たしたM君です。

私が一番最初にM君に会ったのは、衣装合わせといって、出演者の役柄に合わせて、1クール通しての衣装を決める、打ち合わせの場でした。彼は、上下をダークスーツで決めて現れたのですが、正直、スーツ姿の助監督なんて、ここ10年見たことがなかったので、全員びっくり!(なにせ、一番動き回る仕事なので、通常は軽装なのです。言ってみれば、合コンの席にタキシードで現れたようなもの)
みんな、その威厳と貫禄に圧倒されてました。
とは言っても、まだ20台でキャリアも浅い彼は、ちょっぴり上がり性でした。
自己紹介のとき、「今度、サード助監督をやります。も、」
まで言って噛んでしまったのです。・・・自分の名前なのに、たった2文字なのに、噛んでしまった彼。
以来、あだ名は「も」。
その噛み癖は生来のものだったらしく、1日に噛む事、数十回。
だから、原作プレゼントのときも、カメラの前で緊張したから噛んだわけではなく、本当に素のままのM君だったのです。

そんな彼と先日、会話をしていた時のことです。
会話が途切れ、いったん目線を外し、再び、彼のほうを向き直ったときの事です。
その間、およそ10秒あるかないか。ほんの一瞬と表現してもいいぐらいのタイムラグだったにもかかわらず、彼は鼻血を出しており、鼻にはティッシュが詰め込まれていました。どんな早業師ですか!なんの気配もなかったのに、出血し、処置まで終えていたのです。
言っておきますが、私を笑わせようとした仮装ではないのです。
そんな彼を見て、脱力したい方、まだチャンスはあります。

関東圏の方だけですが、明日の「ヤスコとケンジ」第四話再放送のラストで彼は噛んでます。
是非、お見逃しなく!