2014年4月9日(水)深夜2:29〜3:29
BS日テレでは
4月26日(土)朝7:00〜8:00に放送

指 揮 山田和樹
管弦楽 読売日本交響楽団
司 会 松井咲子(AKB48)

R.シュトラウス作曲:
交響詩<英雄の生涯> 作品40

※2014年2月27日 東京芸術劇場



≪期待の若手指揮者 山田和樹初登場!≫
国際的に活躍中の若手指揮者・山田和樹さんの指揮で、
R.シュトラウスの交響詩<英雄の生涯>をお送りしました。
山田和樹
1979年生まれ、現在35歳。
2009年ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝、以来ヨーロッパを中心に国内外で活躍。
次の時代を担う指揮者として国際的にも大きな期待が寄せられている。


R.シュトラウス/交響詩<英雄の生涯>
交響詩<英雄の生涯>とは・・・
創作人生の前半を交響詩、後半をオペラに捧げたリヒャルト・シュトラウス(1864-1949)が自分自身をモデルとして描いた最後の交響詩。34歳で完成させた。
曲の全体が6つの部分で構成され、それぞれに副題が付けられている。

第1部 「英雄」
第2部 「英雄の敵」
第3部 「英雄の伴侶」
第4部 「英雄の戦場」
第5部 「英雄の業績」
第6部 「英雄の引退と完成」


指揮者 山田和樹インタビュー
<英雄の生涯>に対する思い
ベートーヴェンやR.シュトラウスが今の僕と同じ年齢の頃の精神年齢と、今の僕の精神年齢とを比べると、僕の方が幼いと思います。だからまだまだベートーヴェンやR.シュトラウスの哲学や発想、曲作りというのは僕のもっと上の世界にあるもので、簡単に手を伸ばして届くものではないです。でもR.シュトラウスが今の僕と同じ歳の頃に作ったこの作品を指揮できる特別なよろこびはあります。10年後20年後では、経験できないことですから。

ソロ・ホルンの山岸博さんが、今回の演奏プログラムで読響を退団しました。

山岸 博(ソロ・ホルン)
1984年に入団し、約30年にわたり読響の顔として活躍。

ソロ・ホルン 山岸 博インタビュー

<英雄の生涯>で退団することについて
この曲は何十回と演奏しましたし、ヨーロッパ旅行でも吹いた曲です。ホルン吹きにとっては学生の頃からこの曲を吹いてみたいという夢があります。いろいろな思い出があるこの曲を、最後にまた吹けるのだな…という思いです。



読響コンサートへの誘い!!〜 from 伴野 涼介 (ホルン)

ホルン
伴野 涼介さん

5月17日(土)
18:00開演
サントリーホール


プロコフィエフ
 交響曲第1番ニ長調「古典」
 ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調
R.シュトラウス
 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
 歌劇「ばらの騎士」組曲


指揮:ワシリー・シナイスキー
ヴァイオリン:ワディム・グルズマン

「ばらの騎士」組曲では、華やかな響きと感動的な世界をいかに読響が表現するのかというところが聴きどころとなります。各楽器のソロやホルンも暴れに暴れますので、楽しみにお聞きいただけたら幸いです。

コンサートの詳細は読売日響ホームページ http://yomikyo.or.jp/をご覧下さい。

山田和樹(指揮者) Kazuki Yamada(conductor)
歴史と伝統を誇る名門楽団、スイス・ロマン管の首席客演指揮者を務める我が国期待の若手指揮者。本年9月には、モンテカルロ・フィル(モナコ公国)の首席客演指揮者に就任することが決定している。
1979年神奈川県秦野市生まれ。東京藝術大学指揮科で小林研一郎、松尾葉子の両氏に師事。2009年、第51回ブザンソン国際指揮者コンクール優勝および聴衆賞の受賞を機に欧州でのキャリアをスタートさせ、BBC響、パリ管、フィルハーモニア管、ケルンWDR(西ドイツ放送)響、ベルリン放送響、サンクトペテルブルク・フィル、チェコ・フィル、バーミンガム市響、イェーテボリ響などといった一流楽団との共演を重ねている。国内でも主要オーケストラに客演しており、現在は日本フィルの正指揮者、仙台フィルのミュージック・パートナー、オーケストラ・アンサンブル金沢のミュージック・パートナーを務めるほか、自身が学生時代に設立した横浜シンフォニエッタの音楽監督、また東京混声合唱団のレジデント・コンダクター(本年4月には音楽監督に就任予定)も務めている。これまでに出光音楽賞、渡邉暁雄 音楽基金音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞、文化庁芸術祭音楽部門新人賞を受賞。ベルリン在住。読響とは2011年8月に初共演、今回が2度目の共演となる。