放送内容

日時

2015年4月16日(木)午前2:44~3:44(水曜深夜)
BS日テレでは4月25日(土)朝7:00~8:00に放送

出演

指揮 準・メルクル、下野竜也、シルヴァン・カンブルラン
管弦楽 読売日本交響楽団
司会 松井咲子(AKB48)

曲目

板垣祐介作曲 野本洋介編曲
心のプラカード~シンフォニックVer.~
※2015年2月16日かつしかシンフォニーヒルズ

ワーグナー作曲
楽劇〈ニュルンベルクのマイスタージンガー〉から第1幕への前奏曲
※2015年1月11日横浜みなとみらいホール

ヒンデミット作曲 下野竜也編曲
〈さまよえるオランダ人〉への序曲~下手くそな宮廷楽団が朝7時に湯治場で初見をした~
※2011年7月19日サントリーホール

酒井健治作曲
ブルーコンチェルト
※2014年12月4日サントリーホール

国際的に活躍する魅力的な3人の指揮者が登場!!

魅力的なマエストロ 準・メルクルさん、下野竜也さん、シルヴァン・カンブルランさんが登場。

1曲目は準・メルクルさんの指揮で、ワーグナー作曲「楽劇〈ニュルンベルクのマイスタージンガー〉から第1幕への前奏曲」をお送りいたしました。

準・メルクル

準・メルクル
読響とは今回が初共演となる、ドイツ人の父と日本人の母を持つドイツ出身の指揮者。86年、ドイツ音楽評議会の指揮者コンクールで優勝。その後ボストン響の奨学生となり、タングルウッド音楽祭にてバーンスタイルと小澤征爾の薫陶を受けた。91年にザールラント州立劇場の音楽総監督に就任し、94年にはマンハイム歌劇場の音楽総監督に転身した。国内ではNHK交響楽団、水戸室内管弦楽団などに客演、圧倒的な成功を収めた。国立音楽大学の招聘教授として後進の育成にも熱心に取り組んでいる。

続いては、下野竜也さんの指揮で、ヒンデミット作曲「〈さまよえるオランダ人〉への序曲~下手くそな宮廷楽団が朝7時に湯治場で初見をした~」をお送りいたしました。

下野竜也
2006年11月から13年3月まで読響の初代正指揮者を務め、現在は首席客演指揮者。古典から現代まで幅広いレパートリーを縦横に組み合わせた独自のプログラミングは常に話題を呼び、邦人作品への造詣も深い。国内の主要オーケストラはもとより、チェコ・フィル、シュトゥットガルト放送響などと共演し、国際的にも活躍している。また、学校コンサート、指揮マスタークラスなど、後進の指導・育成にも熱意をもって取り組んでおり、その活動は多岐にわたる。

〈さまよえるオランダ人〉への序曲
~下手くそな宮廷楽団が朝7時に湯治場で初見をした~

今回のチャイコフスキーの作品には聴きどころがたくさんあります。
ワーグナーの名曲「〈さまよえるオランダ人〉」を下手な音楽家たちが初見で演奏する様子が表現されている。楽譜を忠実に演奏できてこそ、下手くそぶりが再現できる、高度な技術が必要なパロディー音楽。下野さん自身が小編成の弦楽合奏版に編曲し、演出も担当した。

ヒンデミットの魅力について下野竜也さんにお伺いしました。

下野竜也

下野 この曲は冗談音楽の先駆者的な作品ですが、そんな冗談音楽も厳密に書いてしまう。初見でやってしまいがちなミスや、朝7時に眠気が冷めないうちに演奏させられる状況で起こり得ることを緻密に楽譜に書いている。「ヒンデミットはただ者じゃないな」と思いました。

最後は読響常任指揮者シルヴァン・カンブルランさんの指揮で、酒井健治作曲「ブルーコンチェルト」をお送りいたしました。

シルヴァン・カンブルラン

シルヴァン・カンブルラン
2010年4月に読響の第9代常任指揮者として就任。以来、幅広いレパートリーを縦横に組み合わせた絶妙な選曲と、色彩感あふれる緻密な演奏で圧倒的な評価を確立している。新作初演にも積極的に取り組んでおり、欧州を中心に例年20作ほどを世に送り出している。これまでにブリュッセルのベルギー王立モネ歌劇場の音楽監督、フランクフルト歌劇場の音楽総監督を歴任し、現在は世界有数のオペラ・ハウスであるシュトゥットガルト歌劇場の音楽総監督を務めている。

今回演奏された「ブルーコンチェルト」は今年3月に行われたヨーロッパツアーのために委嘱された作品。ユトレヒトとブリュッセルで演奏され、大成功を収めました。今回はヨーロッパツアーに先駆けて昨年12月に東京で行われた世界初演の模様をお送りいたしました。

そのヨーロッパ公演の模様は来月5月に放送予定! どうぞ、お楽しみに!!

また、今回は番組MC・松井咲子さんと読響が初共演を果たした「心のプラカード~シンフォニックVer.~」を放送
松井さんに感想を伺うと…?

松井 普段はAKB48の原曲で歌ったり、踊ったりしていますが、こんなに素敵なアレンジになるんだなと感動しました!

この演奏会の模様は日テレオンデマンドYouTube 日テレChannelで無料配信中!

今回の指揮者プロフィール

  準・メルクル(指揮者)

準・メルクル(指揮者)
​Jun Märkl (conductor)

1959年ドイツ・ミュンヘン出身。ドイツ人ヴァイオリニストの父と日本人ピアニストの母を持つ。ピアノ、ヴァイオリン、指揮をハノーファー音楽大学で学んだ後、ミュンヘンでチェリビダッケに、米・ミシガン大学でマイヤーに師事する。1986年にドイツ音楽評論会の指揮者コンクールで優勝し、その後ボストン今日の奨学生となり、タングルウッド音楽祭にてバーンスタインと小澤征爾の薫陶を受けた。ルツェルン、ベルン、ダルムシュタットの各歌劇場で指揮経験を深め、1991年にザールラント州立劇場の音楽総監督に就任。1994年にはマンハイム歌劇場の音楽総監督に転身した。その間の1993年にはウィーン国立歌劇場に〈トスカ〉でデビューし成功を収め、以後同歌劇場でも数々のオペラを指揮。その他バイエルン国立歌劇場、ドレスデン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、英国ロイヤル・オペラ、メトロポリタン・オペラなどにも多数出演している。オーケストラの指揮者としてはフランス国立リヨン管とライプツィヒ中部ドイツ放送(MDR)響の首席指揮者を歴任し、ミュンヘン・フィル、ハンブルク北ドイツ放送響(NDR)、パリ管、ボストン響、シカゴ響などにも客演している。国内ではN響、水戸室内管、新日本フィル、東京響へ客演し、札幌のPMF音楽祭への出演や国立音楽大学の招聘教授として後進の育成にも熱心に取り組んでいる。読響とは今回が初共演である。

下野竜也(指揮者)

下野竜也(指揮者)
​Tatsuya Shimono(conductor)

2006年11月から13年3月まで読響の初代正指揮者を務め、現在は首席客演指揮者。古典から現代まで幅広いレパートリーを縦横に組み合わせた独自のプログラミングは常に話題を呼んでいる。邦人作品への造詣も深い。1969年鹿児島生まれ。鹿児島大学教育学部音楽科、桐朋学園大学音楽学部附属指揮教室、イタリア・シエナのキジアーナ音楽院で学んだ後、大阪フィルの指揮研究員となり朝比奈隆氏巨匠たちから学んだ。文化庁派遣芸術家在外研究員としてウィーン国立演劇音楽大学に留学中、2000年の東京国際音楽コンクールと01年のブザンソン国際指揮者コンクールで優勝を飾った。国内の主要オーケストラはもとより、チェコ・フィル、シュトゥットガルト放送響、ローマ・サンタチェチーリア管、ミラノ・ヴェルディ響、ストラスブール・フィル、シリコンバレー響などと共演し、国際的にも活躍している。また、サイトウ・キネン・フェスティバル松本、アフィニス音楽祭、霧島国際音楽祭、宮崎国際音楽祭、別府アルゲリッチ音楽祭など、各地の音楽祭にも招かれている。学校コンサート、親子コンサートなどの教育プログラム、ジュニアオーケストラの指揮、指揮マスタークラスなど、後進の指導・育成にも熱意をもって取り組んでおり、その活動は多岐にわたる。上野学園大学教授、広島ウィンドオーケストラの音楽監督、京都市響の常任客演指揮者を兼務している。出光音楽賞、渡邉暁雄音楽基金音楽賞、新日鉄音楽賞・フレッシュアーティスト賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞、芸術選奨文部科学大臣賞、東燃ゼネラル音楽賞洋楽部門奨励賞など、受賞も数多い。

シルヴァン・カンブルラン(指揮者)

シルヴァン・カンブルラン(指揮者)
​Sylvain Cambreling(conductor)

幅広いレパートリーを縦横に組み合わせた絶妙な選曲と、色彩感あふれる緻密な演奏で圧倒的な評価を確立している読響の第9代常任指揮者(2010年4月就任)。メシアン演奏の第一人者として知られ、読響との06年12月の初共演でも「トゥーランガリラ交響曲」を指揮し、圧倒的な成功を収めた。また、新作初演にも積極的に取り組んでおり、欧州を中心に例年20作ほどを世に送り出している。1948年フランス・アミアン生まれ。これまでにブリュッセルのベルギー王立モネ歌劇場の音楽監督、フランクフルト歌劇場の音楽総監督、バーデンバーデン&フライブルクSWR(南西ドイツ放送)響の首席指揮者を歴任し、また、現在は世界有数のオペラ・ハウスであるシュトゥットガルト歌劇場の音楽総監督を務めているほか、世界の最先端を行く現代音楽アンサンブルであるクラングフォーラム・ウィーンの首席客演指揮者も兼任している。また、巨匠セルジュ・チェリビダッケの後任として、02年からドイツ・マインツのヨハネス・グーテンベルク大学で指揮科の招聘教授を務めている。客演指揮者としては、ウィーン・フィル、ベルリン・フィルをはじめとする欧米の一流楽団と共演しており、オペラ指揮者としてもザルツブルク音楽祭、メトロポリタン・オペラ、パリ・オペラ座などに数多く出演している。SWR響とのCD《メシアン管弦楽作品全集》も、世界中で高く評価されている。読響とのCDもこれまでに《幻想交響曲ほか》《ペトルーシュカほか》《第九》が発売されており、最新盤《春の祭典/中国の不思議な役人》《スコットランドほか》の2タイトルが12月上旬にリリースされた。

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