2月の放送案内

2019年2月21日(木)2:34~3:34(水曜深夜)予定
BS日テレ 3月2日(土)朝7:00~8:00予定

次回予告 演奏レビュー

2月放送予告

2019年2月21日(木)2:34~3:34(水曜深夜)予定
BS日テレ 3月2日(土)朝7:00~8:00予定

2月放送プログラム

モーツァルト作曲 フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299(297c)
ジョン・アダムズ作曲 シティ・ノワール

指揮
デニス・ラッセル・デイヴィス
フルート
エマニュエル・パユ
ハープ
マリー=ピエール・ラングラメ

(2018年11月28日 サントリーホールにて収録)


【2月の演奏・聴き所】
音楽プロデューサー 新井鴎子の演奏レビュー

新井鴎子プロフィール
読響シンフォニックライブの構成を担当
クラシック音楽のコンサート・テレビ・ラジオ番組の構成を多数手掛け、長年にわたりその楽しみや魅力を親しみやすく伝えてきた。
音楽祭のディレクターやオペラ・ミュージカルの脚本、執筆活動など〈クラシック音楽〉の分野で幅広く活躍している。
現在、東京藝術大学特任教授。

【モーツァルト作曲 フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299(297c)】
「フルートとハープ」という楽器の黄金コンビに、パユとラングラメの黄金デュオのセッション。これ以上の耳の贅沢があるでしょうか。パユのフルートは、まるで「ピアノ」のように音がピタッ・ピタッと絶対音程で当たっていき、まるで管楽器ではないような正確さ!さらに第2楽章の出だしのピアニシモの繊細な表現は、声楽のそれを聴くようでした。ラングラメのハープも自由自在な強弱とアゴーギグでそれに応え、二人の息の合ったカデンツァは、オペラ「魔笛」の1シーンを観るかのようです。

【ジョン・アダムズ作曲 シティ・ノワール】
現代アメリカを代表する作曲家ジョン・アダムズの話題作「シティ・ノワール」を一言で説明するなら、バーンスタインの「ウエスト・サイド・ストーリー」の「シンフォニック・ダンス」を百倍むずかしくした曲。サクソフォン、トランペット、トロンボーン、ホルン、ヴィオラ、コントラバスを独奏楽器としてフィーチャーした、オーケストラのためのコンチェルトといった趣の曲で、読響だからこそ演奏できる超・超絶技巧が満載です。20世紀音楽の指揮にも定評があるデニス・ラッセル・デイヴィスの指揮は無駄がなく明晰で、一見錯綜しているように見えながら各パートがキャラクターごとに明解に分離しているこの曲の構造を見事に浮かび上がらせていました。(ただ、ジョン・アダムズ特有の遊び心がもっと出たらよかったのになと少し思いました。) トロンボーン桒田さんの延々続くソロがすごいです!!

演奏者の略歴

デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
Dennis Russell Davies
1944年アメリカ生まれ。セントポール室内管音楽監督を振り出しに、シュトゥットガルト歌劇場の音楽総監督、リンツ・ブルックナー管の音楽監督、シュトゥットガルト室内管、ウィーン放送響、バーゼル響の首席指揮者などを歴任し、現在はチェコ国立ブルノ・フィルの芸術監督及び首席指揮者を務めている。これまでに、ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、シカゴ響、ニューヨーク・フィル、サンクトペテルブルク・フィルなど世界の一流楽団を指揮。オペラでは、メトロポリタン歌劇場、パリ・オペラ座、ウィーン国立歌劇場などで活躍するほか、ザルツブルク音楽祭、バイロイト音楽祭にも出演している。ハイドンなどの古典派からブルックナー、ストラヴィンスキー、フィリップ・グラスまで、幅広いレパートリーを誇る。特に現代音楽の分野では数々の世界初演を手掛けており、近年ではリンツ州立歌劇場でグラスの歌劇〈迷える者の跡〉の世界初演を成功に導いた。
録音はハイドン、ブルックナー、グラスの交響曲全集のほか、ホルストの〈惑星〉やストラヴィンスキーの管弦楽作品集、多数の現代オペラなどがある。
エマニュエル・パユ(フルート)
エマニュエル・パユ(フルート)
Emmanuel Pahud
ジュネーヴ生まれ。パリ国立高等音楽院でM.デボスト、A.マリオン、C.ラルデ、P-Y.アルトーに師事。同音楽院卒業後はバーセルのA.ニコレの下で研鑽を積んだ。神戸国際コンクール第1位、ジュネーヴ国際コンクール第1位などを受賞。1993年ベルリン・フィルの首席奏者に就任。ソリストとしてベルリン・フィル、バイエルン放送響、ロンドン響、フランス国立管などと共演。EMI(現ワーナー)と専属契約を結び、多くのCDをリリース。ラングラメとの『モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲』は名盤として名高い。
マリー=ピエール・ラングラメ(ハープ)
マリー=ピエール・ラングラメ(ハープ)
Marie-Pierre Langlamet
フランス生まれ。8歳でニース音楽院に入学、15歳でマリア・コルチンスカ国際コンクールの最高位を受賞。翌年、シテ・デザール国際コンクールで優勝。17歳でニース歌劇場管の首席ハープ奏者に就任後、カーティス音楽院で研鑽を積む。メトロポリタン歌劇場管の副首席奏者を務め、イスラエル国際コンクールなどで優勝。1993年ベルリン・フィルの首席ハープ奏者に就任。ソリストとしてベルリン・フィル、イスラエル・フィル、スイス・ロマンド菅などと共演。2009年仏芸術文化勲章「シュヴァリエ」を受章。

演奏会のお知らせ

2月9日(土) 10日(日) 14:00開演
東京芸術劇場

指揮:小林研一郎
ヴァイオリン:タムシン・ワリ―=コーエン
管弦楽:読売日本交響楽団

♪ウェーバー
歌劇「オベロン」序曲

♪チャイコフスキー
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35

♪ベートーヴェン
交響曲第5番 ハ短調 作品67 「運命」

読売日本交響楽団ホームページ

公開収録のご案内

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