銭ゲバ|スタッフブログ

銭ゲバに関わる全ての皆様へ

蒲郡風太郎役、松山ケンイチです。
銭ゲバ、いかがでしたでしょうか?

実は僕は撮影中、一度も銭ゲバを観ていませんでした。
理由は役に僕の個人的な感情を入れない為、
僕自身の役に対して一人よがりのつじつま合わせや修正を避ける為に、
完成された作品はクランクアップするまで観ていませんでした。

だから僕はBBSで皆さんの意見を読んでいました。
皆様それぞれ様々な感情や考え、想いをぶつけてくれていました。
僕達はそこから沢山の事を学び、ヒントを得て、
それぞれやり終えて反省は沢山ありますが、
撮影中最後までぬかりなくやったと思っています。
視聴者の皆様のおかげで、最高の作品になったと心から思っています。

まだ終わった実感はありませんが、僕自身今この文章を
部屋でぼーっとしながら書いていますがこれも素晴らしい日常。
僕はぼーっと出来る幸せ者です。

この作品に出会い、
この作品を通して最高のキャストの皆様、最高のスタッフの皆様と出会い、
そしてこの作品を支え続けてくれた視聴者の皆様。
全てに感謝します。
どれか一つでも欠けていたら、きっとこの作品は成立しなかったと思います。
本当に充実した3ヶ月間でした。

銭ゲバに関わる全ての皆様、本当にお疲れ様でした。
そしてありがとうございました。


     松山ケンイチ

日付2009年03月14日 (土)

最終回、完成

最終回、完成しました。あとはオンエアを待つのみです。

今素直に思うことは、このドラマを作ってほんとうに良かったということ。
多くの方に御迷惑かけたし、反省点も多くありますが、
まったく後悔はしていません。それぐらい楽しかったからです。
そして、出来上がった作品が大好きだからです。

僕がこのドラマで一番の奇跡だと思っていること。
それは、全てのキャスト・スタッフ、この銭ゲバチームが
最高に素敵な人たちの集合体だったこと。

だから僕は、真摯にみんなが作り上げてくれるのを、
じっと、そしてワクワクしながら見ていました。
そして、そんな素敵なチームが作り上げたものを、
見てくれて、応援してくれる方たちがいる。それだけで十分でした。
それが、僕がこのドラマで一番うれしかったことです。
銭ゲバを見ていただいたみなさん、本当にありがとうございました。

もうすぐ最終回です。
人それぞれ、いろんな感じ方が沸いてくるものになっていると思います。
では、是非楽しんで?見てください。


   プロデューサー河野

日付2009年03月14日 (土)

松山くんのこと

松山くんのクランクアップ。
花束を抱えてみんなの前で挨拶をしながら
だんだん言葉が詰まっていくその顔は、もう風太郎ではありませんでした。

アップ直後にDVD用のインタビューを受けてもらったのですが、
印象に残るシーンは?との問いに対し、
各話すべてによどみなく答えていました。
僕でさえ、「ん?○○話はどんな話だっけ?どんなシーンがあったっけ?」
と思ってしまう時があるのに、
「1話は~、2話は~」とスラスラと語るのです。
「凄いね」と言うと、「なんか、まだ真っ只中にいる感じなんで」と語るその顔は、
風太郎ではなく素の松山ケンイチで。
この人は、ほんとにいろいろな人生の中に生きている人なんだと、実感しました。

17歳も年下の青年にいろいろ学ばせてもらえるのは、
なんだかとても気持ちいいものです。
またいつか一緒に仕事する、と、勝手に決めています。

  
   プロデューサー河野


日付2009年03月12日 (木)

最終日

撮影最終日。朝。伊豆屋のシーンから撮影。
りょうさん、光石さん、たくまさん、杏奈ちゃん、そして真一がクランクアップ。
「俺ぐらいになると出番少なくても、だいぶん強い印象残したと思うんだよね~」と、
真一キャラで、ひとまず真一はアップの松山くん。
「あまりやったことのないキャラクターだったので、とても楽しかったです。全く気もつかわれず、
個性的な顔、個性的な顔といわれ続けて(笑)」と、りょうさん。
「毎回オンエアがほんとに楽しみで、一視聴者として銭ゲバの大ファンでした」と光石さん。
「伊豆屋の晴香に生まれてうれしかった」とたくまさん。
「毎回学ばせてもらうことが多くて、あっという間の3か月でした」と杏奈ちゃん。
伊豆屋はこの世界の象徴として存在してもらいたくて、最後に金に翻弄されてしまっても、
そのことを誰も完全に否定はできない。偽善かもしれないが、世界はそうして成り立っている、
成り立たざるをえない、のかもしれない。という、なんとも答えのない部分を、
伊豆屋の皆さんには一身に背負ってもらいました。
ほんとにありがとうございました。

昼。「銭ゲバに出られて、ほんまにラッキーでした。今は言葉がうまく整理できないので、
打ち上げでしっかり挨拶します」と、宮川さんがクランクアップ。
役者・宮川大輔としての力を驚くほど見せつけられました。
ありがとうございました。

夜。松山くんクランクアップ。宮川さんじゃないけれど、いろんな思いが湧き上がって、
うまく言葉にできません。少し落ち着いたら、またここに書かせてもらおうと思います。


  プロデューサー河野

日付2009年03月11日 (水)

あと2日

残すところ撮影もあと2日。今日はロケの最終日です。

朝。桔平さん、奥貫さんがクランクアップ。
「みんなの力で作り上げた銭ゲバは名作ドラマになったと思う」と、言ってくださった桔平さん。
桔平さんが「悪魔の父」を演じてくれたおかげて、単なる記号のような「悪魔」にならず、
そして、奥行きのある人間関係をこのドラマで構築してくれたと思っています。
ありがとうございました。
風太郎の行動の推進力である母親を切なく、そして大きな説得力を持って演じてくれた奥貫さん。
奥貫さんのせい?で回想シーンがどんどん膨らんできました。
ありがとうございました。

夕方。木南さん、山本圭さんがクランクアップ。
「毎日が不安で不安で、すごいプレッシャーでした。でもスタッフと共演者の方々に引っ張られて
なんとか最後まで演じられました」と泣きっぱなしの木南さん。
茜の変化と同時にどんどん上手くなっていく木南さんを見ていると、たのもしかったです。
ありがとうございました。
圭さんにはいつも、ひょうひょうと現場をなごませていただきました。
ありがとうございました。

夜。ミムラさんクランクアップ。
「(どう演じたらいいか)こんなに悩んだことはありませんでした。でも現場にくると楽しくて、
これまでで1番お芝居に集中できました」とミムラさん。
緑は、ある意味どこか敵役の部分もあり、風太郎と表裏一体でどんどん変化していきます。
言葉では表現できない感情を背負わされた緑を演じるのは、ほんとに大変だったと思います。
でも、緑のたたずまいは完璧だったと思っています。感謝してます。
ありがとうございました。

さて、明日で、撮影はすべて終了です。

プロデューサー河野


日付2009年03月10日 (火)