銭ゲバ|スタッフブログ

無音

サウンドデザインの石井です。
サウンドデザインって何?
まぁセリフ以外の音(音楽の選曲や効果音)を任されてるというか‥…。

それはさておき今回の音のこだわりは、「無音」でしょうか。
無音?‥…音が無い‥…何もしてねーじゃん!
と思うかもしれませんが、今回は立派な音だと思っています。
驚いたとき、不意をつかれるとき、頭が真っ白になるとき等々
「無音」になる感覚って無いですか?(僕だけでしょうか‥)
そんな感覚(疑似体験というか‥)を、音?「無音」で表現してます。

まぁ昔からやっている音の表現方法ですが、
「音」があるから「無音」の存在を感じられる、
「善」があるから「悪」があるみたいな‥。
そんな逆説的な表現って「銭ゲバ」に似てるなぁと思い、
特に多用しています。
という感じでいろんな意味を「無音」に込めています!

河野Pに打ち合わせでは、「最近(無音)ハヤリです!」
なんて冗談で言ってはいますが、意外と真剣に考えてます!
そんなところも注意して見て貰えればと思います。
特に7話は静寂の中の「無音」がものすごく効いてます!
O.Aはヘッドフォンで見てください(笑)


  サウンドデザイン 石井

日付2009年02月28日 (土)

静かな感じ

昨夜は第7話のMAでした。
これまでで一番静かな回になりました。
いろんなことが巻き起こってますが、静か。
いろんな感情が交錯しますが、静か。
そんなお話になりました。
楽しみにしていてください。

今日は雪が降っています。
スタジオ収録後、撮影隊は雪の中、ロケに出てゆきました。
僕は残って岡田さんと台本打合せです。
もうすぐ最終回の台本が完成です。
雪のせいか、最終回のたそがれからか、静かです。
最終回、こんな最終回見たことない、ってものになりそうです。

  プロデューサー河野

日付2009年02月27日 (金)

影のヒーロー

アシスタントプロデューサーの萩原です。
APの仕事は、直接映像に反映されることはないのですが、
大きくロケ担当と編集担当に分かれて仕事をしています。
今回私はロケを担当しており、主に俳優部周りのことをやっています。

一年間でもっともロケがツライ季節の1月期。当たり前なんですが、
クランクインからアップまでずっと寒いんです。
そこで、クランクイン前に寒さ対策として、今年は新アイテムを準備しました。

☆湯タンポです☆

いまは安く手軽なものが売っていて、これが思った以上にロケで大活躍!
初めは湯タンポ!?とちょっと疑心暗鬼だった松山さんも
その温かさにいまではロケの必須アイテム。待ち時間には必ず抱えています。
ミムラさんにもそのうち名前が付きそうだねと、とっても可愛がられている湯タンポたちです。
ストーブが使えないロケ先とかもあり、どこでも使えて、使い捨てカイロよりもECOな湯タンポ。

役者さんは衣裳があるので、スタッフのように天候によって着るもので調整できない分、
朝からお湯作りに走り回るのでした。

  
  アシスタントプロデューサー 萩原

日付2009年02月23日 (月)

本気です

まもなく6話のオンエアです。で、6話の撮影裏話を紹介します。

①ひょんな一言
今回、風太郎の母・桃子とそっくりな女性が登場します。
これは松山君が「奥貫さんとお芝居してみたいなぁ」という一言がきっかけです。
同じころ脚本の岡田さんもそんなことを考えていて、
だったら作ってみようよ、となったのです。
あれこれ台本を練っていく中で、風太郎が「〇〇」するとても重要なエピソードになりました。
「〇〇」の部分は見てくれた方それぞれが、それぞれに受け止めて、
感じてくれればいいなぁと思っています。

②ミムラさんのガッツ
6話の撮影のために2日間、ほとんど、水と塩と砂糖で過ごしたそうです。
飢餓感があったほうがいいお芝居ができそうだったから、というミムラさん。
収録の前日は怖くてポロポロ涙が出てきてしょうがなかったそうです。
そんな思いをしてまで臨んだ6話は凄まじいものになっています。

6話を見た脚本の岡田さんから、「なんか皆凄いですね。呆然としました」とメールが。
「みんな狂ってます。なんで皆こんなに本気なのでしょう・・・」と返事しました。
きっと、キャスト・スタッフ全員が、見てくれている方々の期待を裏切りたくない一心なのです。
つまらないものは作りたくない。
で、「どこまでいけるかわからないけど、いってみよう」と狂ってる感じです。

  
  プロデューサー 河野

日付2009年02月21日 (土)

スルメ

照明を担当している徳永です。
撮影ではスケジュールによってロケの現場を、夜を昼間にしたり、
昼間を夜にしたりという事があります。6話でも階段で撮影されたある昼間のシーン、
実は昼間ではなく夜に撮影されたシーンがあります。
余裕がありましたら、そんなところも気にして見てください。

毎回、悪い風太郎のアップがあるのですが、そんな時は大変悩みます。
あるシーンのテストの後、監督から「今の風太郎の顔、いい人の顔だよね。
松山くんいい人だからしょうがないけど」と言われました。
照明のあて方ひとつ変わると改めて思った瞬間でした。

そんな松山くんのいい人エピソードをひとつ。
ある日の外ロケでストーブのほうから美味しそうなスルメの匂いが。
なんと松山くん自らあぶって、割いて差し入れしてくれました。
悪い風太郎を演じるなか、素の松山くんを見た瞬間でした。


  照明  徳永

日付2009年02月19日 (木)

ハート

カメラの迫です。
今回銭ゲバでやろうとしてる事は心の揺れ動きを映像で大胆に表現していく事です。
変なフレームの映像が多いと思いますが一つ一つ人の気持ちを表現しようと思っています。
それと今回お金じゃ無く心だと言うセリフがありますが、
その心を皆さんに伝えられる作品にしたいと思い毎日映像を撮っています。
何に対しても心が無ければ生きて行くのも苦しいと思います。
僕自身の話ですが、先輩にお前はハ-ト(心)で撮る人間だと、自分もそれを信じ、
心でハ-トで撮り続けて行きたいです。

最後に・・・、1話の寺田殺しで風太郎の顔を撮ってる映像に流れ落ちる水滴。
それは、人殺しはしていますが本当は・・・心は泣いている、それを表現したかったのです。


   撮影 迫

日付2009年02月13日 (金)

最高に悪い顔

先日、今週放送の5話の撮影で群馬に行ってきました。
風太郎が屋上からお札をばら撒くシーン。
寒い中1日中、100名ほどの地元の方々に、エキストラとして協力いただきました。
「ずっと前の作品から見てます。頑張ってください」と声をかけてくださる方もいて、
とてもうれしかったです。見てくれる人の心にきちんと届く、しっかり刻みこめる、
そんなものを作るのが何よりも大事だなぁ、と実感しました。
銭ゲバもそんな作品になれるようみんな頑張ってます。
BBSも全部拝見させていただいています。
なるほど、と思ったり元気出たり、う~んと感じたり。
みなさんの貴重な意見は作品の一部です。これからもよろしくお願いします。

5話では話が急展開します。
風太郎も「あぁこんなことまでなぜ?」ということになっていきます。
松山君も「この5話を演じきれなかったらワイの負けです」と言っていて、
演技プランにかなり悩んでいました。でも悩みながらもそれを楽しむ松山君。
撮休の日でも電話がかかってきて、
「風太郎の表情なんですけど‘最高に悪い顔’完成しました」と、嬉しそうに報告してくれます。
「鏡の前でずっと練習してました」と、いう‘最高に悪い顔’のみならず、
泣いたり叫んだり、笑ったり、さまざまな感情が押し寄せてくる5話。
確かに松山君にとっても、そしてそれを受け止める緑にとっても、物語り全体にとっても、
ある意味第1部の完結編的な回です。
編集も終わりあとは音楽をつけるのみ。楽しみです。


  プロデューサー 河野

日付2009年02月11日 (水)

お宝

三國家の裏庭。「死体が埋まっている」との通報を受け、
菅田刑事が掘り出した先には「へのへのもへじ」の悪戯書き。

この「へのへのもへじ」の絵は、原作者の「ジョージ秋山」先生が描いています。

岡田さんの台本に書かれた「悪戯書きのアッカンベェの絵」のト書き。
「絵」なんだから、ダメ元で「原作者のジョージ秋山さんに頼んでみよう!」ということになりました。
息子の秋山命さんを通じてお願いしてみると
「なんでもするよ」と二つ返事で快諾していただきました!

「素人が走り書きした設定で」「下手クソに」と無理なお願いをして、
2つ描いていただいたうちの1つです。
もう1つの絵は顔を皺くちゃにして「あっかんべー」しているオカッパ頭の男性の顔。
これはどこかウマ過ぎて却下させていただきました。・・・もったいない。

描き上げてみて「下手に描くのは難しい」とつぶやいた、とか。
それでもどこかしら絵心を醸しだしているのは否めません。

無理なお願いにおつき合いいただき、ありがとうございました「ジョージ秋山」先生!

ちょっとした遊び心にしては、贅沢な「悪戯書き」となりました。
実はこっそりコピーして自分のお宝にしてます。


演出:大谷太郎

日付2009年02月10日 (火)

こだわり

役者さんって、すごいなぁとつくづく思うのが、そのこだわり。
4話の中で、「憔悴した緑が風太郎を訪ねる」
というシーンがあるのですが、ほんとに緑が憔悴しているのです。
眼は赤いし、輪郭はぼやけているし、やつれてるし。
ほんとに憔悴してたね、とミムラさんに言ったら、
昨日あまり寝ないようにしたんです、と。
女優魂です。

風太郎は左目の傷の特殊メイク以外は、まったくのノーメイクです。
そのままの肌の感じをだしたほうが、風太郎っぽいと。
毛穴や吹き出もの、髭、そんな丸ごとさらしていたほうが、
風太郎をリアルに演じられると。
役者魂です。

さて、もうすぐ4話のオンエアです。
これまでとまた違った味わいのある4話になってます。
というか、うまく言えませんが、さらに進化してるような。
いつも同じこと言ってますが、キャスト・スタッフみんなすごいです。
楽しみにしていてください。自信もって言います。
「絶対面白いです」

  
  プロデューサー 河野

日付2009年02月07日 (土)

その時、すでに・・・

「銭ゲバ」の劇中に流れる音楽。
どこか哀愁があってどこか懐かしくて、どこか耳に残るメロディーです。
このメインテーマが流れるだけで「銭ゲバ」の世界へすっと入っていくことができます。

作曲家の金子さんには、「アランドロン主演の『太陽がいっぱい』のような曲を作ってほしい」とお願いをしました。
明るい曲調の陰にどこか哀愁を感じるような力強いメロディーを・・・と。

その時、小さな会議室で金子さんが、手元の「銭ゲバ」の企画書のすみに鉛筆で走り書きした五線譜。
あとで聞くと、そこに書かれた五線譜のメモがこの「銭ゲバ」のメインテーマのメインのフレーズだったのです。

打ち合わせの途中で金子さんの頭の中には、もうすでに曲が鳴っていた!

・・・すごい才能です。
そして、素敵な音楽を(正月返上で)作っていただき、ありがとうございます!

ちなみに、実は12分あります、このメインテーマ。
聞くだけで、ひとつの壮大な物語を感じる凄い曲なのでした。


  演出:大谷太郎

日付2009年02月05日 (木)

実にローテク

毎話に1度は、画面を「横に90度」傾けた絵を撮っています。

風太郎が暗闇の世界へ落ちていく時だったり、
風太郎が内心まったく逆のことを考えている時だったり、
三國家の未来を暗示している時だったり、
展開の変わり目や心情の変化の節目に「横90度」を入れるようにしています。

見ていると一瞬「あれっ?」と感じる出来事になっていると自分では思っています。

そんな映像。撮影現場でどうやって撮っているのかというと・・・
カメラを三脚の上に90度横に倒して、手で押さえて撮っているのでした。

簡単にして実にローテク。

「横90度」の映像が毎話どこで出てくるのか、
ちょっと気にして見てもらえると小さく嬉しいのでした。

  
  演出:大谷太郎

日付2009年02月04日 (水)

挑戦

みんな忙しいのですいません、
また僕(プロデューサー河野)が書かせていただきます。

本日は岡田さんと、台本打ち合わせ。
「ほんとうに疲れる。人間の負の生の痛い気持ちを搾り出すことが、
自分の精神を追い詰めていく」
という岡田さん。毎話毎話、あがってくるホンに驚かされます。

ホン打ちが終わって、4話の編集です。
さきほど尺が6分オーバーのものを見てきました。
フランス映画を見ている気分になりました。
そして、いよいよ?伊豆屋の失踪中だったバカ兄貴が登場。
なんかこのドラマ、どんどん挑戦的になってくる・・・。
みんなすごいなぁ、ってまたいつもと同じですいません、
そんな感情がわきあがり、またヤル気がでてきました。

いよいよ明日から5話の撮影開始です。

 
  プロデューサー 河野


日付2009年02月02日 (月)