2008年01月28日
「ZEROから見つめる市民と行政と社会」
26日の土曜日、名古屋市男女平等参画推進センター
つながれっとNAGOYA
が主催するフォーラムにパネリストとして参加してきました。
フォーラムのテーマは「ZEROから見つめる市民と行政と社会」。
市民の皆さんとともに、市民と行政のあり方を考えましたが、
参加者からは、「市民が市政に対して意見を言えば言うほど、
市役所はその市民をブラックリストに載せて遠ざけてしまう」
といった発言もありました。
善意の市民と善意の公務員は数多くいるのに、
市民と行政との間には大きな温度差があるようです。
役人も経験し、市民活動にも携わった私の実感は、
市民が思うほど役人は現状を肯定していませんし、
役人が思うほど市民はジコチュウではありません。
日本の地域社会の風土を考えると、
両者をつなぐコーディネーターが必要かもしれません。
問題は誰がその役目を担うか、です。
例えば、市役所のOBはどうでしょうか?
役所を退職した方が、時々、地域ボランティアとして
「市民と役所の架け橋役」になるのです。
役所時代と違い、地域社会のなかで暮らし始めると
役所の上司部下のタテの論理は通用しなくなり、
住民相互のヨコの論理が大切なことが分かります。
近所の人たちの暮らしの不安や不満も分かってきます。
「架け橋役」は、もう市役所の職員ではありませんから、
市民の皆さんに言質を取られまいと慎重な物言いをする必要はありません。
週末、市役所OBが住民と対話する「暮らしの相談所」をオープンしたら・・。
「そんなことなら、かつて職場の私の部下だったAさんが担当しているので、
ちょっと話をしてみるよ。うまくいくかは分からないけど・・・」
「その話はB中学だけの問題ではないから、
教育委員会に話したほうがいいかもしれないね」
こんな具合に気楽なアドバイスができる非公式の相談所。
市民と役所の間をつなぐソフト・ルートが必要かもしれません。
投稿者:村尾信尚







