2009年11月30日

地球カレンダー

地球46億年の歴史を1年のカレンダーに縮小すると・・・

参議院議員の中川雅治さん(私が大蔵省理財局に
勤務していた頃、中川さんは私の上司でした)は、
環境問題を語るとき、この地球カレンダーのお話をよくされます。

1月1日午前0時          地球誕生
2月9日                海と陸が形成
3月21日               単細胞生物出現
9月27日               多細胞生物出現
11月23日              魚類出現
12月11日              恐竜出現
12月16日              哺乳類出現
12月19日              鳥類出現
12月26日午後8時17分      恐竜絶滅
12月31日午後2時30分      人類の祖先出現
12月31日午後11時59分58秒  産業革命

中川雅治「22世紀へのメッセージ」(大成出版社)より

生物が生まれるまで2ヵ月半余り。
単細胞生物のみの期間はおよそ半年間。
12月以降生物の進化が加速。
恐竜の生存期間はおよそ16日間。
人類の登場は大晦日、わずか10時間弱前。
産業革命以後CO2大量排出期間はわずか2秒間。

今、世界の関心事は「気候変動」や「核兵器の廃絶」ですが、
「温室効果ガス」や「核兵器」はいずれも人類がつくり出したもの。
ほんのわずかな時間のうちに人類がつくり出したものによって
人類の生存が脅かされているのです。
人間の活動の途方もなさに驚くとともに、
地球にとって人類とは何なのか、改めて考えさせられます。

皆さんはこの「地球カレンダー」に何を思うのでしょう。

投稿者:村尾信尚

2009年11月20日

ご報告

あたたかく支えて下さっている皆様に、
ご報告したいことがあります。

私、小林麻央は、
市川海老蔵さんとお付き合いさせて頂いております。
そして、近日中に婚約することになりました。

彼とは、
ZEROカルチャーでのインタビューがきっかけで知り合いました。

歌舞伎に対する情熱や、
やさしく大きな心に惹かれ、
交際させて頂くうちに、今日に至りました。

突然のご報告になってしまいましたが、
あたたかく見守って頂けたら幸いです。

未熟な私ですが、
これからもよろしくお願い致します。

投稿者:小林麻央

2009年11月16日

夕陽が沈む

今夜のZERO、何についてどのような切り口から話すのか・・・
スタッフとの議論の合間をぬって、ふっと目を窓の外にやると、
きれいな夕焼けのなか、
オレンジ色をして沈む夕陽が見えるときがあります。

高い失業率、過疎化が進む地方、膨らむ財政赤字・・・
そんな話が続くと、落日を見て日本の将来を思ってしまいます。

一方で、イギリスの経済誌 The Economist が、
「見えないが、なくてはならない」として日本の中堅企業が持つ
世界最先端の技術に関する取材記事を掲載したり、
そして!ヤンキースの松井秀喜選手がワールドシリーズでMVPに輝くと、
私などは「まだまだ、日本もこれからだ!」と元気を取り戻すのです。

苦境を耐えることこそが、将来の飛躍への準備そのものかもしれませんね。
地球上のある地点で「沈む夕陽」は、別の地点では「昇る朝日」なのです。

投稿者:村尾信尚

2009年11月09日

民主党の答えが聞きたい

鳩山内閣のもとで初めての国会論戦が始まり、
いよいよこれから民主党の政策が本格的に
吟味されていくことになります。

こうしたなかで、民主党の政策に対する具体的な批判、
反論が出てきました。
今回は、そのうちの2つの論文を簡単にご紹介します。
一つは、宮川公男氏(財団法人統計研究会会長)の
『高速無料化は愚策』(WEDGE10月号)。
もう一つは、澤昭裕氏(21世紀政策研究所研究主幹)の
『鳩山演説の払った犠牲』(WEDGE11月号)。
宮川氏についても、澤氏についても、
私はその考えを直接ご本人から聞くことができましたが、
それぞれの意見には説得力がありました。

まず、宮川氏は、民主党の高速道路無料化は愚策であるとして、
時間短縮の効用を受ける利用者が料金を負担するのが筋だ、
と主張しています。
宮川氏は、鉄道と道路の料金体系を整理比較しながら、
鉄道の特急料金や道路の高速料金は「追加的」料金であり、
それは普通列車や一般道路よりも高速の移動を選好する人の
自由な支払い意思に基づく受益者負担分であると述べています。
そして、無料化は高速走行の受益者である高速道路利用者から、
非利用者も含めた国民全体へと負担を転嫁するだけであり、
合理的な受益者負担原則から外れると論じています。

次に、澤氏は、鳩山総理が国連で行なった、
温室効果ガス25%削減構想(1990年比)に疑問を投げかけています。
澤氏は、鳩山演説は確かに各国から高い評価を得たが、
それと引き換えに大きな犠牲を3つ払った、と述べています。
①政治家のトップダウンで決めた25%削減だが、
 今まで日本が進めてきた手法、即ち、個別の産業ごとに
 コストを考えながら削減可能な数値を積み上げるボトムアップ手法を
 放棄してしまった。
 では、トップダウンで決めた以上、鳩山内閣は
 相手国に譲歩を迫る具体的な戦略を持っているのか?
②「公平かつ実効性のある国際的枠組み」の中で決めると言うが、
 「公平」の基準が曖昧だ。
 エネルギー効率がすでに世界最優秀である日本にとって
 25%削減は非常に厳しいもの。どのような「公平」の基準でもって、
 先進国に何を求め、途上国をどのように巻き込んでいくのか?
③IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の経済モデルによれば、
 温室効果ガスを削減すればするほど、経済にはコストがかかり、
 経済成長が抑制されることが明らかになっている。
 25%削減は、技術開発だけで達成できる目標ではなく、
 経済活動の規模を縮小しなければならない。
 また国民の負担がいくらになるのか、未だその影響も示されていない。
 鳩山政権は、こうした点を国民に説明して、幅広い合意を得るべきだ。

以上、宮川氏と澤氏の考えについて私なりにまとめさせていただきましたが、
さて、民主党はこれらの意見にどのように答えるのでしょうか?
一度じっくりと聞いてみたいものです。

投稿者:村尾信尚

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