2011年07月29日

なでしこジャパン×ZERO

日本列島を感動の渦に巻き込んだ「なでしこジャパン」。
なでしこフィーバーは、まだまだ収まる気配はありません。

それにしても本当に素晴らしい戦いぶりでしたね。
特にアメリカとの決勝戦。
取られても取り返し、最後は執念のPK戦勝利。

これまで日本女子サッカーは、1度もアメリカに勝った経験はなく、
その対戦成績は、24試合戦って、3分け21敗。
そんな中、誰がワールドカップの舞台で、しかも決勝戦で
日本がアメリカを下して世界一になると予想できたでしょうか?

しかし、なでしこジャパンのメンバーたちだけは信じていました。

今大会の「得点王」、さらには「MVP」にも輝き、
名実ともに世界No.1選手となった、日本代表の澤穂希選手。
女子サッカー「不毛の時代」を支え、盛り上げてきた、まさに「パイオニア」です。
私は、澤選手が日テレベレーザに所属していた時代から、
長年に渡り取材を重ねてきました。

そんな澤選手から、アメリカとの決勝戦を前に、メールが送られてきました。

「ドイツから勝利宣言します。
 確かに決勝と言う大事な大きな試合です。
 色々な思いはあるけど、
 決勝だからって特別なわけではなく、
 ワールドカップはどの試合も特別なんです。
 最初から結果を恐れてプレーしたら試合を楽しめない。 
 いつも通りなでしこのサッカーができれば、
 自然と結果はついてきます!」

結果は、決勝でアメリカを初めて破り、世界一!
これぞまさに「有言実行」です。

今、自分の置かれている状況を冷静に判断し、
たとえそれが厳しい、苦しい状況でも前向きに捉えるポジティブ志向。
澤選手のプレーから、そして言葉から多くのことを学びました。

「最初から結果を恐れてプレーしたら試合を楽しめない」

ネガティブ志向になりやすい現代だからこそ、
澤選手のように、前向きに、ポジティブに毎日を生きていきたい。

投稿者:鈴木崇司

2011年07月25日

なでしこスピリット

なでしこジャパンの優勝、
私も込み上げてくるものを
抑えることができませんでした。

なでしこたちの快挙を受けて、中国の人民日報は、
中国も日本の「志」と「知恵」に学ばなければならない、
と報じました。

3・11以後の日本を考えるとき、
未来の日本は、過去の日本の延長線上にはありません。
その日本の未来を決めるのは、
私たちの「志」の高さと「知恵」の深さです。

今の菅内閣が直面している課題、
例えば、「社会保障と税」や「エネルギーと原発」に対して、
政治は、私たちが希望をもてるような方向を
打ち出しているでしょうか?

現実を見て「仕方ない」と考えるか、
夢を掲げて「やってみよう」と考えるか、
なでしこたちは後者を選択しました。

道なき未知へ、
なでしこジャパンは、
私たちにひとつのコンパスを示してくれました。

投稿者:村尾信尚

2011年07月11日

未来から見る。宇宙から見る

7月8日のZEROでは、原発問題を語る
フランス出身の映画監督リュック・ベッソンさん
をご紹介しました。

原子力はあまりにも危険だと語るベッソン監督。
「子供たちから、なんてことをしてくれたんだ、
と指をさされたくない」
「我々はこの地球から逃げ出せない」
そのクールな語り口とともに、
印象的だったのはその視点です。

時間の軸でいえば、彼は未来から現在を見ています。
空間の軸でいえば、彼は宇宙から地球を見ています。

アーティストの感性は、原発を許さないのです。

投稿者:村尾信尚

2011年07月04日

食糧危機に備えよ

先日、ZEROでもお伝えしましたが、
世界的に小麦の価格が上昇しています。
実は小麦だけではありません。
食料全体の価格の動きを示す指標としては、
国連食糧農業機関(FAO)作成の食料価格指数がありますが、
その指数は今年の2月、過去最高を記録しました。

その背景には、
中国など新興国の需要増、
異常気象による不作、
投機マネーの流入
などが指摘されています。

食料価格が上昇しているということは、
食料供給よりも食料需要が多いということです。
食料自給率が低い日本にとっては心配です。
日本の食料自給率は、1970年度には60%だったのですが、
どんどん低下して2009年度は40%でした。

諸外国を見ると、2007年、アメリカは124%、フランス111%、
ドイツ80%、イギリス65%。
海外と比べても日本の食料供給には不安があるのです。

2008年の世界的な食料価格の高騰は、
当時「サイレント・ツナミ(静かな津波)」と呼ばれました。
日本は、この食糧危機という「サイレント・ツナミ」に対しても、
今から万全の対策を講じておかなければいけません。

投稿者:村尾信尚

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