ラルフコラム

2012年04月02日

BRAND-NEW ZERO

いつもZEROをご覧頂きありがとうございます。

2006年10月に産声をあげてから、すでに5年半がたちました。
いよいよ今夜、ZEROは、新たな出演者も加わり、セットも一新され、
文字通り、「新生ZERO」がスタートします。

ZEROの原点。
それは、日本を少しでも良くするために、
視聴者の皆さんに正確で分かりやすいニュースを届けるということ。

さらに、私個人としては、
スティーブ・ジョブス氏のスピーチとして有名な、
「Stay hungry, Stay foolish.(貪欲であれ、愚直であれ)」

この言葉を胸に、これからも精一杯お伝えしていきます。

これからもどうぞよろしくお願いします。

2011年07月29日

なでしこジャパン×ZERO

日本列島を感動の渦に巻き込んだ「なでしこジャパン」。
なでしこフィーバーは、まだまだ収まる気配はありません。

それにしても本当に素晴らしい戦いぶりでしたね。
特にアメリカとの決勝戦。
取られても取り返し、最後は執念のPK戦勝利。

これまで日本女子サッカーは、1度もアメリカに勝った経験はなく、
その対戦成績は、24試合戦って、3分け21敗。
そんな中、誰がワールドカップの舞台で、しかも決勝戦で
日本がアメリカを下して世界一になると予想できたでしょうか?

しかし、なでしこジャパンのメンバーたちだけは信じていました。

今大会の「得点王」、さらには「MVP」にも輝き、
名実ともに世界No.1選手となった、日本代表の澤穂希選手。
女子サッカー「不毛の時代」を支え、盛り上げてきた、まさに「パイオニア」です。
私は、澤選手が日テレベレーザに所属していた時代から、
長年に渡り取材を重ねてきました。

そんな澤選手から、アメリカとの決勝戦を前に、メールが送られてきました。

「ドイツから勝利宣言します。
 確かに決勝と言う大事な大きな試合です。
 色々な思いはあるけど、
 決勝だからって特別なわけではなく、
 ワールドカップはどの試合も特別なんです。
 最初から結果を恐れてプレーしたら試合を楽しめない。 
 いつも通りなでしこのサッカーができれば、
 自然と結果はついてきます!」

結果は、決勝でアメリカを初めて破り、世界一!
これぞまさに「有言実行」です。

今、自分の置かれている状況を冷静に判断し、
たとえそれが厳しい、苦しい状況でも前向きに捉えるポジティブ志向。
澤選手のプレーから、そして言葉から多くのことを学びました。

「最初から結果を恐れてプレーしたら試合を楽しめない」

ネガティブ志向になりやすい現代だからこそ、
澤選手のように、前向きに、ポジティブに毎日を生きていきたい。

2011年06月27日

ザックジャパン×ZERO

2010年6月29日。
駒野が放ったシュートは無情にもクロスバーを直撃。
南アフリカワールドカップで初のベスト8進出を目指し、
パラグアイと対戦した日本代表は、惜しくもPK戦の末、敗れました。

早いもので、あれから、まもなく1年を迎えます。

南アW杯以降の日本サッカーは大きく変わりました。
長友をはじめ、香川、内田、岡崎など若い世代の日本代表が
海を渡り、戦いの場をヨーロッパへと移しました。
それぞれの活躍は皆さんもご存知の通りです。
栄光や挫折を味わいながらそれぞれ貴重な経験をし、
シーズンオフとなった6月に日本に帰ってきました。

そんな中、多くの選手たちがZEROに出演。
シーズンを振り返って貰いながら、ザックジャパンの現状、
今後の展望、そして選手を支えてくれた恩師たちへの思いなど、
多くの話を聞くことができました。

海外で活躍する日本人選手たちを取材して気づいたことがあります。

それは、海外でのプレーはもはや「夢」や「憧れ」ではなく、
限りなく現実的な「目標」であるということです。

これまですでに4大会連続でワールドカップに出場、
過去2度のベスト16を経験。
今年はアジアカップも制した日本代表。
最新のFIFAランクは「14位」。
98年のワールドカップ初出場からわずか13年。
日本サッカーは長友のサイド突破のように、急激な発展を遂げ、
世界でも有数の強豪国に成長したのです。

海外でプレーすることを夢見る時代から、
若いうちに海外移籍して、結果を残して、強豪チームに移籍すること。
より現実的な目標を追い求める時代に突入しているのです。

また、サッカーを愛するサポーターの変化も感じます。
近年、ハイレベルな海外サッカーを手軽にテレビでも見られるようになり、
目の肥えたサポーターが増えたことです。
サッカーを勝敗を楽しむことはもちろん、
いいプレーには拍手を送り、悪いプレーにはブーイング。
スタジアムでは真剣に日本サッカーについて語るサポーターに遭遇します。

また、先日、長友選手とこんな会話をしました。
「ラルフさん、イタリアのメディアは、誉めるときは誉めるけど、
責めるときはとことん責めてくるんだ。
選手が嫌がるような聞きにくいこと、
触れられたくないことをどんどん聞いてくる。
でも、その結果、見返してやろうという気持ちが湧いてくる。
これは大きなモチベーションになる。
僕が日本に帰ってきたら、どんどん責めてよ(笑)」

「選手」、「サポーター」はもちろん、「メディア」も共に成長していくことが
日本サッカーの発展に繋がる大事な要素であることを改めて感じさせられました。

今回、選手たちの出演を通じて、
私は日本サッカーの成長を肌で感じることができました。
しかしその一方で、今一度気を引き締めるとともに、
より多く現場で取材をし、質の高い放送を目指さないといけないと心に誓いました。

2011年05月20日

東日本大震災後のスポーツ界

震災から2か月あまり。

言わずもがな、東日本大震災はスポーツ界にも本当に大きな影響を与えました。
野球・サッカーの公式戦はもちろん、
フィギュアの世界選手権などの大会やイベントも中止・延期に。
また、福島第一原発の影響で、会場変更や節電での試合開催などもありました。

そんな中、選手たちに巡った思い。それは・・・、
「果たしてこういう状況でプレーをしていいのか?」

多くの選手たちが自問自答し、複雑な胸中を明かしました。
しかし、最終的にその答えを出したのも選手たち自身でした。

「スポーツ選手として、今、自分に与えられた仕事を全うすること」
「スポーツ選手として、何か助けられる事があるならば精一杯取り組むこと」

震災以降、選手たちは様々な活動で被災者の皆さんを、そして日本を盛り上げています。

サッカーチャリティーマッチの「カズゴール」、
プロ野球選手会の言動、
海外クラブのサッカー選手たちからのメッセージ、
被災地の思いを胸に戦う楽天・ベガルタの地元チームの活躍、
そして、プレーのみならず、本当に多くのチームや選手たちが被災地を訪れ、
スポーツを通じて被災者の皆さんと触れ合いました。

これから「スポーツの力」というものは、中・長期的に見ても
復興に向けて大きな影響を与えるのは間違いありません。
今こそ、改めてスポーツの持つ力を再確認するときです。

最後に、
選抜甲子園の開会式で、創志学園・野山慎介主将が行った
「選手宣誓」に私は心を打たれました。

「人は、仲間に支えられることで大きな困難を乗り越えることができると信じています。
 私たちに今できること、それはこの大会を精一杯、元気を出して戦うことです。
 “がんばろう!日本”。
 生かされている命に感謝し、全身全霊、正々堂々とプレーすることを誓います。」

この思いというのは、スポーツ選手のみならず、
我々一人一人にも共通して言えることではないでしょうか?

私はZEROスタッフとともに、これからも精一杯お伝えしていきます。

2011年01月22日

頑張れ、星野楽天!

ZEROの初回から4年半にわたりスペシャルゲストととして出演して頂いた
我らが星野仙一さんが、一旦お休みすることになりました。
その理由はもちろん、2月からのキャンプインに向けて、
いよいよ本格的に監督業に専念されるためです。

思えばこの4年半、私は番組を通じて、星野監督に色々と教わりました。
試合の見方、選手の情報、監督心理、勝負の駆け引きなど・・・
数え切れないほどのことを学ばせて頂きました。

星野さんには「星野節」と呼ばれる多くの名言がありますが、
節目節目で星野さんが口にする言葉、それは・・・

「やらないで後悔するより、やって後悔したほうがいい」。

星野さんはこれまでの人生で、困難や迷いが生じた際は、
必ずこの言葉を思い浮かべてきたそうです。

星野さんは言います。
人生は一度きり。そのチャンスがあるならば絶対に挑戦するべきだ、と。
今回の楽天の監督への挑戦は、「プロ野球人生、最後の挑戦」。
最下位の楽天を勝てるチームに成長させる、これこそ「男のロマン」である、と。

ZEROは一旦お休みされますが、
その間、私ラルフは星野さんの挑戦をしっかりと追い続け、
伝えていきたいと思います。


そして・・・

「やらないで後悔するより、やって後悔した方がいい」

私自身も、この言葉を胸に精進していきます。

2011年01月14日

第89回高校サッカー選手権

お正月のスポーツの風物詩といえば・・・
「箱根駅伝」、そして「高校サッカー」ですよね。

先日1月10日(月)成人の日に高校サッカーの決勝戦が行われ、
兵庫県代表の滝川第二高校が初優勝を達成しました。

日本全国4185校の頂点にたった滝川第二のみなさん、
本当に優勝おめでとうございます。

今回の滝川第二の優勝は私にとっても感慨深いものです。
というのも、実は私ラルフ、
滝川第二の1回戦のカードの実況を担当したからです。
栫(かこい)監督始め、浜口キャプテン、エース樋口・・・
選手権で躍動した彼らを実況できたことは喜ばしい限りです。

今回は、取材を通じて得たエピソードを紹介します。

滝川第二高校は去年の夏のインターハイで準優勝に輝きました。
当然、この冬の選手権では実績の上では、優勝候補に挙げられてもいいのですが、
なぜか専門雑誌や解説者の話題にも上らないチームとなっていました。

というのも、実は、チームは大会前、「崩壊の危機」にあったのです。

今年の滝川第二の選手たちは、非常に個性豊かなんですが、
裏を返せば自分勝手であり、主義主張も積極的に行いました。
この練習がしたい、この選手を起用して欲しい、この戦術を試したい・・・

「高校サッカーとは、人間成長の場」という理念を持つ栫監督にとって、
監督に主張し、異議を申し立てる選手たちは時に「わがまま」に映ったそうです。
その結果、栫監督は、全ての指導を放棄。
「全て自分たちでやってみればいい」と選手たちを突き放しました。

驚いたのは選手たち。
そのショックから泣き出す1年生もいたということです。
その夜、浜口キャプテンを中心に選手たちは長時間に渡り、ミーティング。
滝川第二高校のモットーである、「怯まず驕らず溌剌と」、
さらに栫監督の唱える「人として尊敬される人間になれ」。
選手たちはこの言葉の意味を自問自答し、自分たちが犯した過ちと向き合いました。

翌日、選手全員で監督に謝罪。
改めて栫監督を中心にチーム一丸となって選手権に臨むことを誓ったということです。

監督と選手がお互いに本音で向き合い、分かち合ったことで、
信頼関係はさらに深まり、滝川第二は最高の状態で選手権を迎えました。

私ラルフが実況を担当した緒戦は、6対1で快勝。
その後、浜口・樋口の2トップが勢いに乗った滝川第二は、
破竹の勢いで勝ち進み、一気に頂点まで駆け上がったのです。

そして迎えた栫監督の優勝インタビュー。
「本当にすごい選手たち。私は彼らを尊敬しています。」
その視線の先には、涙の滝川第二イレブンがいました。

高校サッカーに携わって12年。
監督から、選手から本当に多くのことを学びました。
これからもずっと追いかけていきたいと思います!

高校サッカー、最高!

2011年01月08日

新年の挨拶

新年、明けましておめでとうございます。

年が明けて数日がたちました。
みなさんはいいスタートを切ることができましたか?

私ラルフの今年の漢字一文字は・・・

 「動」

かの有名な哲学者ソクラテスは
『世界を動かさんと欲するものは、まず自ら動くべし』
と説いてます。

今年は積極的に現場行き、動き回りたい。
そしてそこで得た有益な情報を視聴者のみなさんにお伝えします。
このブログも積極的にアップしていくつもりです。

今年もZEROをよろしくお願いします!

2010年07月16日

ラルフ流 「ワールドカップ総括」

2010FIFAワールドカップが幕を下ろしました。
「ブブゼラ」の音で始まり、
「タコのパウル君」の勝敗的中で終わった今回のワールドカップ。
日本代表の活躍もあって、大いに盛り上がりましたね。

そして、なんといっても「スペイン」の初優勝について。
ヨーロッパ選手権の優勝国はワールドカップで優勝できない、というジンクスを見事に破りました。
「美しすぎるパスサッカー」は本当に見ごたえ十分。
後世まで語り継がれるであろうチームである事はまちがいありません。

さて、今回のワールドカップで改めて感じたこと。
それは・・・、「百聞は一見にしかず」。
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大会前の日本代表は強化試合で結果を出せず、
「岡田ジャパンは惨敗する」という雰囲気が漂っていました。
しかし、実際に直前の南ア・ジョージ合宿を取材した際、
それが杞憂であることが分かりました。
なぜならば岡田監督、そして選手たちの表情を見る限り、
決して勝負を諦めたような表情をしていなかったからです。
あの本田圭佑選手は言います。
「諦めた時点で夢は終わる」。
先に夢を諦めてしまっていたのは私たちかもしれません。

アフリカ大陸で初めて開催された今大会。
私のアフリカに対するイメージも変わりました。
不安視されていた運営面・治安面でも大きな混乱はなく、
実際に訪れて感じたのは、人々も、食事も、町並みも素晴らしい国だということ。
結果的に大会は予想以上の成功に終わったのではないでしょうか。

世界の目がアフリカに注がれた今大会。
しかし、私たちが見たのはほんの一部にしか過ぎません。
ワールドカップを経験し、アフリカはどう変化していくのか?
さらに見識を深めることでアフリカの「本当の姿」が見えてくるのではないでしょうか。

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「百聞は一見にしかず」。
現場に足を運んで、自分の目で見て、自分の耳で聞く。
そして、そこで得た情報を正確に伝える。
これからも、この姿勢を忘れずに取材活動を続けていきたいと思います。

2010年06月10日

ラルフ@南アフリカ・ジョージ!

こんにちは!
いよいよワールドカップ開幕ですね!

私ラルフは日曜から日本代表の合宿地、南アフリカ・ジョージにきています。
アフリカ大陸で開催される初のワールドカップ。
歴史的瞬間が今から待ち遠しいです。

さて、日本では南アフリカの治安の悪さが大きな話題となっているみたいですね。
日本代表が最終調整を行っているここジョージは、
南アフリカでも1・2を争う治安の良い都市ということで基本的には安全です。
ただ、地元のテレビや新聞では、連日のように殺人事件のニュースが報じられています。

また、「貧富の差」も感じます。
ここジョージでも、高速道路の脇を素足の少年が歩いていたり、
所々で金網に囲まれた貧しい集落が存在します。
必ずしも人々が同じ条件のもとで暮らしているわけではありません。

そんな中、南アフリカの人々全員が待ち望んでいるもの。
それが、「ワールドカップ」です。
日本代表の練習を見に来ていた地元少年は、
「数日前から興奮して眠れないんだ」と話していました。

多くのことを考えさせてくれる今回の南アフリカ・ワールドカップ。
果たしてどんなドラマが待っているのか?
そして我らが日本代表はどんな成績を残すのか?

いよいよです!

2010年06月02日

いよいよ開幕が近づいてきた!

さぁ、いよいよ開幕まであと10日をきりました。
4年の一度の祭典「ワールドカップ」が近づいています。

そして私は、日本代表の直前の様子を伝えるべく、
5日(土)に代表の合宿地、南アフリカの「ジョージ」に向かいます。
来週のZEROは現地から最新情報をたっぷりお伝えします。

さて、そもそもなんで私がこんなにサッカーにハマったのかと言いますと・・・

私がサッカーに出会ったのは小学生のときでした。
父の転勤で海外へ移住することになり、
何か日本のマンガを持っていこうと思った私が手にした本、
それは、「キャプテン翼」でした。
「ボールは友達」という翼くんに憧れて毎日遅くまでサッカーをしたものです。
「キャプつば」の魅力は日本にとどまらず、
海を渡り、多くの海外選手にも影響を与えました。
あのロベルト・バッジオやトッティという名だたる選手たちもその1人です。

そして、1986年のメキシコで行われたワールドカップ。
この大会から私はワールドカップに魅せられていきます。
特に、メキシコ代表のウーゴ・サンチェスという選手に憧れました。
人呼んで「メキシコ史上最高のストライカー」。
なんといっても、ゴールを決めた後に見せる「前方宙返り」は最高!
このパフォーマンスもすぐに真似しました。

私ラルフが、ワールドカップ・イヤーになると人一倍盛り上がっているのは、
このようなバックグラウンドがあるからなんです。

「ワールドカップ」。
選ばれし国による4年に1度の世界頂上決戦。
世界中の人々が「サッカー」と言う言語を共有する瞬間。
まもなく試合開始のホイッスルです!