宮本コラム

2011年06月01日

植樹

私は、今回初めて被災地を訪れ、現状を目の当たりにして、
言葉がでませんでした。

石巻で、宮脇先生と北上中学校の生徒さんたちと一緒に
植樹をさせていただきました。

当日、中学校に集まった皆さんが、一緒に協力しあいながら
生まれ育った故郷の土の中に、未来、夢や願いそのものを、
まさにこの土地にしっかり根ざそうとしているのだな、と
強く感じました。

これから雨が降り、夏の強い日差しをあびて
強風にさらされることもあるでしょう。

でも、こうした日々を越えて、さらにさらに枝をのばし
私達人間を見守りながら
大きく育っていってくれることを
心から願っています。

そうして、その木々がたくましく育った姿に勇気をもらいながら、
若い皆さんや、これからの子供たちにも伝えられていけたら
とても嬉しく思います。

今回、中学校で校歌を一緒に演奏させていただき、一生、心に残る大切な時間になりました。
本当にありがとうございました。

投稿者:宮本笑里

2011年03月08日

レンブラント

取材でオランダへ行き、まず一番に建物ひとつひとつが愛らしく
絵本から飛び出してきたような街並みが昔住んでいたドイツの風景にも似ていたので
懐かしく思いながら、レンブラントハイスを訪れました。

今回はエッチングの技法も体験させていただきましたが、
普通の絵の書き方とは違い、カップを描くのも、単純な線をかくだけでも難しく
感覚だけに頼らず、線の陰影や立体的な計算をしながら描かなければならないことを実感しました。

レンブラントはどのような想いで光の世界を表現したかったのか…
いまだ多くの謎に包まれたところがまた彼の大きな魅力でもあります。

私も曲を演奏する上で、数秒間の間の取り方や、音の世界ならではの色彩のイメージをふくらますようにしているので、何処か、似たような感覚なのかなとも思います。

レンブラントの作品や、アトリエへ実際に訪れてみて、彼の息づかいが聞こえてくるようで心がときめき、改めて絵画の素晴らしさに感動しました。

数百年も前から大切にされ続けている芸術作品を味わうことにより、知識が増えるだけでなく、
感性もとても豊かになり、その時代に生きていた人々を垣間
見ることができるようでとても嬉しいです。

今週は引き続き、レンブラントの謎に迫りますので、どうぞお楽しみに。

投稿者:宮本笑里

2011年02月16日

サイパン取材

大勢の民間人が犠牲になったサイパン戦。
実際に体験された杉浦昭子さんに今回お会いして、取材をさせていただきました。

杉浦さんと宏さんは、65年前のサイパン戦でご両親と3人のご兄弟を亡くされています。

戦争の記憶を思い出してしまうことが辛かった杉浦さん。
戦後30年もの間、ずっとサイパンの地を踏めなかったとおっしゃっていました。

私も実際にサイパンに行き、バンザイクリフの崖の上に立ってみて、
杉浦さんが、ここから身を投げた時、どんな想いだったのか…戦争を体験していない私にとって想像も出来ない事でした。

お話を伺っていて、何度も噛み締めながら「二度とあの恐ろしい戦争をおこしてはいけない」とおっしゃっていた言葉が胸に刺さりました。

戦争を体験された方は、一生涯、戦争の傷を背負って生きていかなければならないこと。私達の世代が受け継いで知ること。伝えなければいけないこと。
大切なことを教えてくれた杉浦さんや、先人たちへの感謝を忘れずに歩みつづけたいと思います。

投稿者:宮本笑里

2011年01月08日

あけましておめでとうございます。

皆様、あけましておめでとうございます。

2011年1月4日、「NEWS ZERO」初日がスタートいたしました。
カルチャーコーナーでは紅白歌合戦の映像を見させていただきながら、
あの圧倒的な情熱につつまれた空間を思い出し、改めて感無量でした。

本当に素晴らしい経験をさせていただきまして
クラシックでは味わえない響きや空間、「道標」を演奏させていただけた事、
たくさん色々な事を学ばさせていただき皆様に心から感謝しております。
本当にありがとうございました。

今年も音楽とNEWS ZEROと真摯に向き合い、もっと成長できるように努力していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。

投稿者:宮本笑里

2010年12月16日

@カルチャー

火曜のニュースにもありましたが、皆様もインフルエンザ予防対策されていますか?
加湿器は喉のため、そして楽器のためにも必需品です。
新幹線や飛行機に乗るときには、マスクを必ずつけるように心がけていたり。
やはり、うがい手洗いの基本が一番大切ですね。

今回のカルチャーコーナーでは、EXILEのMATSUさん。
ダンスやステージからは難病と戦っていることを、あの機敏な動きからは全く感じさせない
パフォーマンスの力強さに圧倒されました。

新たな自分へ挑戦される姿、前向きな姿勢が
大きな勇気を与えてくれます…。

早いことに、今年も一年の終わりに差し迫ってきましたね。
4月からNEWS ZEROのカルチャーコーナーを担当させていただきまして
今まで見えていなかった、客観的な自分というものが少し見えてきたと思います。
色々なジャンルの方々にお会いして、
自分の中で芽生えた感情や広がった世界を音楽に注入することで
良い方向に演奏の表現が変わってきたように感じています。

また、Culture Journalでは
初めてMC番組を担当させていただきまして
生放送ではない収録という形も、また違った緊張感があり、普段見ることのできない
貴重映像や、アーティストの皆様の素顔等。
私にとって心に響く言葉にたくさん出会うこともできて
素晴らしい経験をさせていただいております。

今後も、視野を広げられるようにがんばりたいと思っておりますので
引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

投稿者:宮本笑里

2010年11月10日

ヨーヨーマさん


昨日は、世界的チェロ奏者のヨーヨーマさんに
お会いしてきました!


私自身、学生の頃からCDをたくさん聞かせていただいていて、
直接お会いできるとは…夢のようでした。


弦楽器でタンゴを演奏することはすごく難しいことで、あれほどまで
極めるということも本当に凄いことです。


今回の取材でヨーヨーマさんは、大切な本番前にもかかわらず
明るくあたたかく受け入れてくださいました。


現場ではスタッフのみなさんにもひとりひとり笑顔で握手をしながら挨拶をされて
大きく包み込んでくださる、人としての優しさが素晴らしい音楽につながっているのだと思い、
魅力にあふれる姿に感銘を受けました。

投稿者:宮本笑里

2010年10月20日

ZERO写真展

本日から始まりました、ZERO写真展!
私にとっては初となりますが、ZERO写真展は今回で二回目になります。

秒単位で変わってゆく世の中を写し出していきたいとおっしゃる大村さん。
大切な一瞬一瞬をなかなか見ることのできないスタジオの雰囲気や裏側、
支えてくださるスタッフの皆様の姿を写し出してくださっています。

大村さんの写真を見ていると、今にも動き出しそうで、
不思議な影の中に情熱的で華やかな色合いなど
これまでに、見たことのない世界観を感じる事ができます。
たくさんの方に見ていただけると嬉しいです。

投稿者:宮本笑里

2010年09月10日

Precious

今回、GLAYのTAKUROさんにお会いして、お話をしてくださった言葉すべてに思いやりを感じました。
ジャンルは違いますが、同じ音楽家として練習の大切さや、TAKUROさんの音楽への熱い想いを感じることができました。

今回、曲をつくるきっかけとなった一冊の本を私も読ませていただきました。
闘病を続けながら強くしなやかに生きた、ある家族のドラマに感銘をうけ書き下ろされた一曲。
歌詞からも、TAKUROさんの想い、そのご家族のことが鮮明に表現されていて、つらいことがあっても前向きな姿勢を強く感じ、この曲を聞いた多くの人達に勇気をあたえてくれると強く思いました。

当たり前だと思っていることがいかに大切か、家族の存在がどれだけ貴重なのか…
それを気付かせてくれた、薫さんの「生きた証」を伝えたいと思ってできた「Precious」。

色々な想いを感じながら、ぜひ聴いていただけたらと思います。

投稿者:宮本笑里

2010年09月03日

コブクロさん

先週、初のカバーアルバムを発売したコブクロのお二人にお会いし、
今回オリジナルではなく、なぜカバー曲を歌うのか…
その理由に迫ってきました。

お二人は、原曲の素晴らしさを多くの人に伝えたいとおっしゃっていて、
とても忠実にカバーしていらっしゃるのが印象的でした。

村尾さんもおっしゃっていたように、クラシック音楽も作曲家が作った音楽を、
私たち演奏家は忠実に再現しながら、いかに自分の色を出していけるかにもかかっています。

そのような意味で、コブクロさんもクラシックも同じ音楽としてつながっていると感じました。

投稿者:宮本笑里

2010年08月26日

Salyuさん

今回はSalyuさんにお話を伺い、共感することがたくさんありました。

Salyuさんはプロとして活躍されても歌に対して向上心が常にあり、
そのための工夫やこだわりはもちろん、今でも週に一度レッスンへ行かれている姿からも
常に前へ歩いていらっしゃるように感じました。

その姿勢はただただ眩しく…
どんなパフォーマンスも小さな積み重ねがないと実を結ばないことを改めて実感しました。

私も自分なりのトレーニング法をさらに編み出して、色々研究に励みたいと思います…!

投稿者:宮本笑里

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