宮本笑里@CULTURE

2013年8月16日

「疎開した40万冊の図書」

0816miyamoto01.jpg取材前に、戦時下で本を守った人々の姿を描く
ドキュメンタリー映画
「疎開した40万冊の図書」を観ました。

疎開することで、空襲の被害を免れることができた本には
ひとつひとつ魂が込められている。
村尾さんの言葉に心がじんわりとしました。

先日訪れた東京都立中央図書館では
江戸城の地図や歌舞伎絵、
美味しいご飯屋さんの人気順の表など
当時の生活や知恵を間近で拝見することができて
不思議と、遥か昔の時代を身近に感じることが出来ました。

きっと、楽譜や楽器も同じように
大切に引き継がれて生きてゆくのですよね。

先人たちの想いや行動に、
改めて感謝したいと思った取材でした。
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2013年3月14日

石巻市北上中学校

二年前に皆さんと一緒に植樹をした苗木が大きく成長してくれていて、
安心したのと同時にこれからもそっと寄り添いながら
学生たちを守ってほしいという気持ちが大きくなりました。

石巻では、以前訪れたときよりも瓦礫は整理されていましたが、
校長先生もおっしゃっていたように
現状は、実は、まだ何も変わっていなくて...。
様々な問題はありますが
東北の皆さまが一日でも早く安全な場所で暮らせるよう、
復旧、復興をできるだけ早く進むようにと強く願っています。

そして畠山校長先生の思い、伝え続けたいです。

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2012年8月24日

広島取材

広島でお会いした語り部・原廣司さん。原さんは、現在81歳。
50歳を過ぎて原爆ドームを書き始め、現在3000枚以上の原爆ドームの絵を描かれています。


ボールペンを持った瞬間、優しい表情から一点、まわりの音や暑さを払いのけるかのように
集中されて原爆ドームを描かれていました。

それはきっと、戦争の悲しさを伝えたなければいけないという強い想いがあるからこそなのだと
感じました。

色紙に描かれた絵は、原さんの優しさと愛にあふれた色彩で、
心から平和を伝えたいというメッセージがとても伝わってきました。

二度と戦争にならないために、私たちの世代が、語り部のみなさんのお話を真摯に聞き、
学ばなければいけないことだと改めて感じています。

2012年7月19日

映画「汚れた心」

今週土曜日に公開される映画「汚れた心」

舞台は第二次世界大戦後のブラジル。
日系移民の間で実際に起きた事件を描いた、この映画。

今回この映画のテーマ曲を演奏させていただきました。
私自身、映画を観るまで戦後ブラジルで起きていた歴史を知りませんでした。
伊原剛志さんをはじめ、俳優の皆様の魂が込められた演技を観た後に、テーマ曲を録音したのですが、
歴史に巻き込まれてしまった日本人移民の哀しさをストレートに伝えることが出来るように、
感情をそのまま音に込めて演奏しました。

インタビュー中、伊原さんがおっしゃっていた、今の時代にも通じるテーマの作品。
是非皆様にも、観て感じていただきたいです。

2012年6月22日

沖縄

およそ二十万人の犠牲者を出した沖縄戦。
その沖縄戦のあと捕虜収容所が沖縄の屋嘉にあり、
約二千人がそこで生活をさせられていました。
そこで生まれた歌だといわれている、
屋嘉節。

本来なら歌うだけでも
当時のことを思い出してしまう「屋嘉節」を
みなさんに知ってほしいと
みずから弾いて歌ってくださった仲宗根さんの強い思いが
カンカラ三線、歌声を通して
強く伝わってきました。

カンカラ三線とは、捕虜収容所で
米軍の食糧の缶を胴にして、ベッドの足を棹とし、
使わなくなった落下傘のヒモを弦にしてつくられたもの。沖縄の人々にとって歌と三線は
苦しい時代も生きていくエネルギーを与えてくれるものだったのだろうと思います。

あの海辺で演奏してくださったこと、たくさんの事を伝えてくださったこと、
仲宗根さんの語ってくださった一言ひとことを忘れず胸に刻みたいと思います。

見てくださった皆様にも、仲宗根さんの思いが
どうか届いていますように。

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