特集

2016年10月14日

熊本地震から6か月

熊本を襲った巨大地震から6か月。
小正キャスターが被災地・熊本へ。
被災家族の密着取材を通して、
今、熊本が直面している問題を取材しました。

震度7の揺れに2度襲われた益城町。そこには、
倒壊した家屋が当時のまま残されていました。

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震災当時から取材を続けている島野清二さん一家。
半年たってようやく、避難所から
引っ越すことができるようになりました。

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妻・善美さん
『まさか半年近くも避難所にいるなんて思わなかった』

4月15日、
島野さん一家は、最初の震度7の地震後に
自宅前のテントに避難。その6時間後には、
再び震度7の揺れが襲い、自宅は全壊しました。
それから半年、昼間は畑の横に作ったテント、
夜は避難所での生活を余儀なくされていました。

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半年たって、ようやく決まった新居は、
自治体が借り上げ、被災者に無償で提供する
いわゆる「みなし仮設住宅」。
新居で迎える初めての夕食は、お寿司と馬刺しでした。

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しかし引っ越しから5日後、
長男の元(はじめ)くんには、
地震の恐怖がまだ重くのしかかっていました。

善美さん
『(元くんが)どこに行くのも「付いてきてくれ」って。
 トイレ行くのも「一緒に来て」って。
1人でいるのが怖いみたいです』

益城町にある広安西小学校が先月行ったアンケート。

「今の気持ち」を聞かれた児童からは、
「地震が怖い」という回答が...。

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●小学6年男子の回答●
『じしんで むしゃくしゃしてみんなにめいわくをかけそう』
●小学3年女子の回答●
『地しんがあって こわくて おちつかない』

また、益城町では倒壊した家屋の解体作業が
なかなか進んでいません。
実は、解体撤去が終了した家屋は
全体の約20%。(10月15日現在)

解体業者に解体撤去が遅れている
要因の1つを聞くと...。

解体業者
『壊して分別 壊して分別なので、
(分別作業だけで)1週間くらいは
かかると思います』

家1軒を解体するには、
2週間ほどかかるといいます。

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半年ぶりに避難所を出た島野さんは、
今後の生活について、心配が尽きないといいます。

島野清二さん
『どうしようかっていう心配の方が強いですね。
頑張ろうというよりも、どうしようっていう...』

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