FROM ZERO

2015年11月20日

#49 西内まりや
はじまりは...「母親との約束」

モデル・女優そして歌手。
マルチに活動する
いま、注目の女性アーティスト
西内まりや、21歳。

仕事の合間に訪れた、
子どもの頃よく来た"地元・福岡の海"

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突然つぶやいた、意外な一言...
「あんま帰ってきちゃいかん」

この言葉に込められた思いとは?

いま、挑戦しているのは
アクション作品への出演に向けたトレーニング。

指導するトレーナーからはOKが。
しかし、本人は納得がいかない。

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「(完成形が)見えてはいえるけど
ついて行けてない...」

出来ない自分が悔しい
だけど厳しい練習には、小さい頃から慣れている。

小学3年生からは
バドミントン、さらにピアノも習った。

「母の『神様はみとるよ』という言葉がグサッときて。
『誰に見てもらわなくても
自分が何かやっていれば
神様はいつも見てくれとるけん。
報われると思うよ』って。言われてきたので」

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お母さんが子育てで大切にしたのは...
"無理・できない"という言葉は決して使わないこと。
そして、交わした"約束"はたった1つ。

途中でやめないこと

バドミントンの練習は監督の厳しい指導の下、
実力を伸ばし福岡市内の大会で4度も優勝。
当時監督と交わした"交換日記"には
大きな目標が書かれていた。

"日本一になる"

しかし、中学1年、12歳の夏。
地元福岡で、スカウトされたことが
彼女の人生を大きく変える。

バドミントンとレッスン。
両立の日々が続く中、徐々に膨らむモデルへの夢。

そして翌年。
日本一を目指していたバドミントンを辞め、
東京で本格的に芸能活動することを決めた。

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母と交わした
"途中で辞めない"という唯一の約束を破り、
恩師の期待にも応えることができなかった。

「バドミントンを捨ててまで
東京でちゃったから
結果を出さないと帰れない」

その思いを胸にモデルとして活動を始めると
人気ファッション誌のトップモデルに成長。
その後、女優業にも挑戦。
すると、連続ドラマの主演に大抜擢。
去年、歌手デビューも果たした。

上京時から通い続けている。
レッスンスタジオには、今も訪れている。

幼少期から
今も続いているピアノはもちろん、
ギター、さらにドラムまで練習。

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誰が見ているわけでもない"小さな努力"。
それが実を結び
作詞を手がけた新曲が音楽ランキングで1位を獲得。

8年前。
母との約束を破ってしまった。
だからこそ全力で走り続ける。

「これで満足してやらないってなったら
ここまでの私で止まる。表現力とか人としての引き出しも。
いま頑張らないでいつ頑張る」

しかし、バドミントンで
ともに日本一を誓い合った監督。
後ろめたい思いは、ずっとくすぶっていた。

そこに届いた監督からの手紙。
書かれていたのは...
これまで知らされてなかった監督の本音。

「このまま福岡に帰っても合わせる顔ないやって思って
踏ん張れたのは監督のおかげだし
芸能界選んでやっててよかったねって
"日本一"になれたねって
言われるまで頑張んなきゃ意味ないし。

頑張らんといかん。
これ頑張らんといかんなっていう感じです。」

思い出の海で私たちに明かした、あの言葉...
「あんま帰ってきちゃいかん」

実は、この言葉には続きがあった。
「また大きくなって、帰ってくるけん」

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