FROM ZERO

2017年3月17日

♯69 プロスノーボーダー 平岡卓
はじまりは...「栄光の後に待っていた初めての挫折」

プロスノーボーダー、平岡卓21歳。

2014年ソチ五輪スノーボードハーフパイプで
銅メダルを獲得。
来年の平昌オリンピックでもメダルが期待される。

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しかし彼は今、思うような結果が残せず悩んでいた...

「何もかもうまくいかない」

そう語る平岡。
ZEROはアメリカでのオリンピック前哨戦に密着し、
再起をかける彼に迫った。

平岡が生まれたのは雪がほとんど降らない奈良県。
6歳でスノーボードを始め、プロとなったのは12歳。
その後は海外を主戦場に、世界を相手に技術を磨いた。
1年のおよそ半分は海外に身を置き、
スノーボード漬けの毎日。
そんな日々が平岡にとって楽しかった。

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そして2014年のソチオリンピック。
日本スノーボード界初のメダルを獲得し、
名実共に世界トップ選手の仲間入り。
18歳にして一躍、注目の的に。
来年の平昌五輪でもメダルが期待されていた。

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しかし昨シーズン。
優勝は一度もなく思うような結果が残せなかった平岡は

「大会も全部ダメで、何もかもうまくいかなくて
 自分の人生の中では一番の挫折でした」

栄光の後に"初めての挫折"が待っていた。

怪我をしたわけでもない、でも結果が伴わない。
昨シーズンを振り返ると、原因は自分の心にあった。

「大会に向けて練習をして...というのに飽きていた。
 もっと楽しいことがあるだろうと」

だが挫折の中で気づいたのは"勝つからこそ楽しい"
そんなシンプルな思い。

だからこそ今シーズンは結果にこだわった。
スノーボードに集中できる海外に身を置き
全ての時間を練習に費やした。
プロとしてどん欲に結果を追い求めた。

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今回の取材中には、
何度も何度も自分の滑りの映像を見返す平岡。
勝つための練習に取り組む姿勢は、
1年前の彼とは違った。

そしてオリンピック前哨戦となるUS OPEN。

持ち味の高さを見せるも... 
転倒もあり結果は12位。
それでも結果を真摯に受け止めた。

「やる気ももっと出た。この結果を糧にして」

敗戦の翌日。
そこには悔しさを胸に再び練習に励む平岡の姿が。

来年の平昌オリンピックでは、再びあの栄光を。

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