FROM ZERO

2017年5月19日

#72 シンガー・ソングライター 秦基博
はじまりは...「恩師がくれた言葉」

5月4日、デビュー10周年の節目に
行った横浜スタジアムライブで
彼の歌声に2万5000人の観客が
耳を傾けていた。

秦さんがこだわり続けているのが"弾き語り"。
彼はなぜ"弾き語り"にこだわるのか?

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秦さんは2006年にメジャーデビュー。
繊細な歌声で数々のヒット曲を発表してきた。

幼少期から横浜で過ごしてきた秦さんには下積み時代、
横浜スタジアムの見える並木道を歩きながら
「いつかあの場所でライブがしたい」と
夢を抱きながら通っていた場所がある。
それが、ライブハウス「F.A.D YOKOHAMA」

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アマチュア時代について...
「多くて10人とかその内ほとんど友達とか
純粋なお客さんが0人の時もありましたよ」

プロを目指しおよそ7年・・・。
数え切れないほどライブを重ねてきたが
フロアを埋めることはできなかった。

歌手を諦めかけていた中、
背中を押し続けてくれた人がいる。
それがライブハウスのオーナー・橋本勝男さん。
「繊細な声が魅力的だったっていうか、
すごくいい詩も書くし、あんまり
褒めたくないんですけど」と当時を振り返る。

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秦さんには橋本さんから言われた今も
心に刻んでいる大切な言葉がある。
「『歌はお前が歌った瞬間に人のものになる。
聴いてくれた人のものだ』と言われた」

"歌は歌った瞬間に聴いた人のものになる"
「自分が楽しくなるために歌ってるのになって
いうのがあったんですけど、聴いてくれる
人がいて、その人と何かを共有できたときの喜びとか、
徐々に知っていくにつれてその言葉が
重みを持って自分の中でも響いてきた」

どれだけ自分の歌声を聴く人に届けられるのか?
それを考えながらこだわり続けてきたのが
"弾き語り"だった。

「歌とギターの響きしかないので。
聴いてくれる方の中に音の響きとか、
景色とか、たくさんイメージしながら
聴いてもらえると思うんですよね」

そして今年、下積み時代に夢見ていた場所で
"弾き語り"に挑む。

本番直前、メンバーたちとリラックスした表情で
会話をする秦さん。しかし会場に
自分の曲が流れ出すと・・・表情が引き締まる。

ライブの前半はバンド編成で曲を披露。
そして後半・・・ステージは秦さんひとりだけに。
こだわり続けてきた"弾き語り"が始まった

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"歌は歌った瞬間に聴いた人のものになる"
その言葉を胸に歌い続けてきた10年。

「シンガー・ソングライターとして
ずっと歌い続けていたい。
聴いてくれる人に楽しんでもらえる音楽を
作れるかということを追求していきたい」

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