櫻井翔 イチメン!

2017年9月18日

"衆議院解散"なぜ?

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任期を1年以上残して
衆議院の解散に打って出る意向を固めた安倍総理。

衆議院の解散・総選挙は
「衆議院議員を全員選びなおす」
ということでもあるのですが、
そもそも、一体何のために行うのでしょうか。

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まず、国会には衆議院と参議院がありますが、
解散があるのは衆議院だけ。
参議院にはありません。

衆議院は任期も短く、参議院の6年に対して4年です。

しかも、この任期4年が来る前に
解散が行われることがほとんど。

つまり、解散して総選挙を行うことで、
その時の内閣の「政策」や「課題」について
国民に信を問い『最新の民意』を政治に反映させる、
という目的があるのです。

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私たち国民にとっても重要な意味を持つ「解散」ですが、
衆議院を解散できるのは事実上内閣総理大臣だけです。

そのため"解散権"は「伝家の宝刀」とも言われています。
いわばトランプのジョーカーのように、
自分に有利に働く場面で切り札として使う
こともできてしまうのです。

それぞれの内閣で行われてきた「解散」には、
これまで色々な名前がつけられてきました。

例えば1953年の吉田茂内閣。
付いた名前は"バカヤロー"解散です。

当時の吉田総理が野党議員に「ばかやろう」と
発言したことで国会が紛糾。
その後、内閣不信任を突きつけられて
解散したことから、この名前が付きました。

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また、国民の信を問う選挙の「大義」が、
そのまま解散の通称になることもあります。

例えば、2005年、
「郵政民営化の是非を国民に問いたい」とした
小泉内閣の"郵政"解散や、
消費税率10%への引き上げの延期を争点とした
2014年の"アベノミクス"解散がそれに当たります。

では、今回の解散の大義は何なのでしょうか。

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総理周辺によると安倍総理は選挙の争点の1つとして
「消費税率10%への引き上げによる新たな税収の一部を
『教育や子どもへの投資』などに回す」ということを
掲げる意向だといいます。

しかし小池都知事は「大義がわからない」
と疑問を呈しました。
民進党の前原代表も「自己保身の解散と言わざるを得ない」
と強く反発しています。

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