櫻井翔 イチメン!

2017年10月16日

2017衆院選 公約比較②「働き方」

2017101601 (2).jpg

今回の総選挙では、
私たちの「働き方」も
大きな争点の一つとなっています。

2017101602.jpgのサムネイル画像

こちらは、10月6日付の
イギリスの新聞、ガーディアンの記事です。
この日は、ノーベル文学賞を受賞した
カズオ・イシグロさんの写真が一面トップだったのですが、
同じ日には日本の過労死問題も大きく報道されました。

2017101603.jpg

見出しは
「1か月に159時間の残業をした記者が亡くなった」。

本文の1部には、
「東京の労働基準監督署が過労死と認定」。
ここにアルファベットで「KAROSHI」、
デス・フロム・オーバーワークと書いてあります。

2013年、NHKの記者・佐戸未和さんが
長時間労働によって過労死した問題です。

2017101604.jpg

同じ10月6日付で、
アメリカでもニューヨークタイムズ紙が
「世間の注目を集める"過労死"の最新事例」
として報じました。

2017101605.jpg

アメリカの新聞も
KAROSHIという言葉を使っていますが、
実は日本生まれの「KAROSHI」という言葉は2002年、
最も権威ある辞書の1つ、
オックスフォード英語辞典に登録されました。
このように、英語圏のメディアで
実際に使われているのです。

世界が日本の過労死問題に高い関心を寄せるのには
理由があります。

2017101606.jpg

こちらは長時間労働について比較した調査ですが、
1週間に49時間以上働く労働者の割合は、
スウェーデンで7.3%、ドイツ9.6%、
イギリス12.3%、アメリカでも16.4%なのに対して
日本は20.8%に上っています。

ちなみに日本より割合が多いのは
香港30.1%、韓国32%などで、
欧米から見れば
アジアでの長時間労働が目立つのです。

では、長年問題とされてきた日本人の「働き方」を
今回の総選挙で、各党はどう変えようとしているのか?

2017101607.jpg

今回、多くの政党が
「長時間労働の是正もしくは規制」
という文言を公約や政策に明記しています。

2017101608.jpg

具体的にみると
自民党は
「働き方改革を推進することで、長時間労働を是正」
公明党は
「長時間労働是正のため、
 時間外労働に罰則付きの上限規制を導入」

2017101609.jpg

希望の党は
「長時間労働を規制し、正社員を増やす企業を応援」
共産党は
「長時間労働をなくし
 違法な「サービス残業」が発覚したら残業代を2倍に」

2017101610.jpg

立憲民主党は
「長時間労働の規制、最低賃金の引き上げ」
社民党は
「人間らしい尊厳ある働き方を推進するため、
 長時間労働を規制」

2017101611.jpg

また、日本維新の会は
長時間労働の規制は明記していませんが、
「労働時間ではなく仕事の成果で評価する
"時間給"から"成果給"へ」 という政策を。
日本のこころは
「労働時間の短縮」を打ち出しています。

各党、長時間労働を見直す方向で
公約を書いている傾向が分かりましたが、
どう実現するかが問われています。

ページの先頭へ ▲