櫻井翔 イチメン!

2017年10月30日

台風→"爆弾低気圧"に注意

台風が去った後にもかかわらず
なぜ大荒れの天気となったのでしょうか。

2017年10月30日、広い範囲に強い風をもたらしたのは
いわゆる"爆弾低気圧"と呼ばれるもので
この時期、注意が必要だといいます。

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週末に日本列島に接近し
各地に大雨をもたらした台風22号。

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30日午前0時には台風ではなくなり
温帯低気圧へと変わりました。
午後3時には北海道の北東まで北上しました。

台風から「温帯低気圧に変わった」と聞くと
安心する人もいるかもしれませんが
そうではありません。

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台風は、温かい空気でできています。

これに対して温帯低気圧は南からの暖かい空気と
北からの冷たい空気がぶつかってできます。

この暖かい空気と冷たい空気の温度差が大きいほど発達して
"爆弾低気圧"となり
より広い範囲に強風をもたらします。

今回は、台風が非常に暖かい空気を運んできたこと、
さらにこの時期は北からの空気が冷たいため
より発達したのです。

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これは台風22号が東海地方の南にあった
10月29日午後6時の天気図です。
このときの中心気圧は975hPaでした。

それが30日の午後3時になると
温帯低気圧の中心気圧は936hPaに。
21時間で39hPaも気圧が下がっています。

一般的に中心気圧が低いほど
このように等圧線が狭まり風が強くなるので
台風よりも脅威になることもあります。

"爆弾低気圧"による被害は過去にも起きています。

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こちらは2012年4月の映像。
日本海側を北上した"爆弾低気圧"は
各地に強風被害をもたらし"爆弾低気圧"という言葉は
この年に広く知られることになりました。

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また、2015年は10月に"爆弾低気圧"が猛威をふるいました。
北海道では最大瞬間風速が30メートルを超える強風を記録。
電柱が倒れる、建物が土台から崩れるなどの
被害が出ました。

台風が温帯低気圧に変わっても安心はできません。
引き続き、気象情報にはご注意下さい。

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