櫻井翔 イチメン!

2017年7月17日

お風呂で携帯、要注意

防水のスマートフォンが増えていますが、
お風呂で使う時に、注意したいことがあります。

2017年7月9日、アメリカ・ニューメキシコ州で
14歳のマディソン・コーさんが
入浴中にスマートフォンを使用していて
感電死するという、痛ましい事故がありました。

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その後、現地警察の調べなどで、
コーさんは、スマホを充電しながら
お風呂で使っていたことがわかりました。

電話は充電器、さらに延長コードをつないで、
浴室にあるコンセントに差し込まれていました。

この延長コードの一部が摩耗していて、
その部分に触れたことで、
感電してしまったとみられています。

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事件後にコーさんの母親はフェイスブックで、
「愛しい14歳のマディソンは電話を
 お風呂で使っている最中に
 悲痛な事故で亡くなりました」

「あなたのお子さんに、感電死の重大な危険性を
 教えて守ってあげてください」

と伝え、大きな反響を呼んでいます。

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身の回りのモノの事故などを調べている
NITE=製品評価技術基盤機構によりますと
日本では現在のところ、
同じような事故が起こった事例は
報告されていないそうです。

一方で、ある調査では
全国の10代から30代の男女で、
「お風呂の中でスマートフォンを使うことがある」
と答えた人はおよそ3割にのぼり、
とくに10代では、その割合が高いことがわかりました。

私たちも街で聞いてみました。

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「入る時は絶対持って行きます毎日持って行きます」
 ずっといじっててお風呂2時間くらい入ってます」

「持って入ります。メッセージしたり音楽流したり」

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「時々使います」
「日常生活で(スマホを使って)することを
 お風呂の中でもします。
 動画みたりとかメッセージ送ったりとか」

渋谷で32人に聞いたところ、
17人がお風呂の中でスマホを使うと答えました。

お風呂で充電中に事故が起きたことについて聞いてみると。

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「怖いなって思いました」
「でも(お風呂の中で)充電することはないので。」

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「(スマホを)使わない方が
 お風呂はリラックスタイムでいんじゃないかなって」

「アメリカとかみたいにユニットバスとかで
 同じ環境にあったら
 日本人も沢山そういう人がでてくると思う」

では、私たちはお風呂で携帯電話を使う時、
何に注意すれば良いのでしょうか?

携帯電話の事業者などに聞いたところ。

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まず、最近は防水の携帯電話が増えていますが、
「充電器」は防水ではありません。

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浴室で充電器を携帯電話に刺すと
お風呂の中に落とした時など、感電の危険があります。
浴室で充電するのは、絶対にやめましょう。

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その他にも、お風呂で使ったあとなどに
濡れたままの携帯電話本体や
水やジュースなどがかかった充電器で、
充電をするのも危険です。

充電器の端子がショートして、
発熱や発煙、発火の恐れがあります。

濡れてしまった携帯は
十分に乾かしてから充電してください。
最低5時間の乾燥を推奨しているメーカーもあります。

そして、充電器の端子が濡れてしまった場合は、
ティッシュペーパーなどできれいに拭いて、
よく乾かしてから使うことが重要です。

携帯電話でなくても、
電化製品をお風呂で充電しながら使うのは危険です。
絶対にやめましょう。

2017年7月10日

ヒアリの見分け方・対処法

東京、そして、愛知県の内陸部でも発見ということで、
私たちはどう対処すべきなのでしょうか?

貴重なモノをお借りすることができました。
(協力:ふじのくに地球環境史ミュージアム 岸本年郎准教授)

2017年6月、
台湾で専門家が採取した本物の「ヒアリ」です。
かなり小さいのでカメラで寄ってみましょう。

5匹が標本になっていますが...
「火のアリ」というだけあって
頭が赤くてツヤツヤしています。
およそ2ミリから6ミリまで様々な大きさのものがいますね。

では、日本のアリとヒアリは何が違うのでしょうか?

ヒアリはアリとしては「中型」の部類になります。
日本にも様々なアリがいますが、
公園などでよく見かけるクロオオアリは、
7ミリから12ミリほどと「大型」です。
赤っぽいアリとしてはヒメアリ類がいますが、
こちらは2ミリほどの「小型」で
こんなに小さいヒアリはいません。

正確に見分けるには顕微鏡を使う必要がありますが、
専門家によると、ヒアリを疑うポイントがあるといいます。

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◎色が赤くツヤツヤしている
◎針を持ち、刺されるとひどく痛む
  日本のアリも針はありますが、
  ヒアリの針は非常に強く、性格も攻撃的です
◎このように、群れの中に、
  大小様々な大きさのアリが入り混じっている
◎大きなアリ塚を作る
  日本には土で大きなアリ塚をつくるアリは
  いないそうです。

こうした特徴が重なると、ヒアリの疑いがあります。

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ヒアリは毒を持っていますが、
万が一刺されても、死に至ることはまれです。

危険なのは、刺されたことによって
「アレルギー症状」を引き起こした場合です。
中でも「アナフィラキシー」と呼ばれる
強い症状が出た場合に関しては命の危険もあるので、
蕁麻疹や息苦しさ、動悸やめまいなどがあったら、
すぐに医療機関で受診することが大切です。

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また、ヒアリがよく巣を作るのは「人間に近い人里」です。
森の奥には巣を作らず、
人が整地した場所などを好みます。

大都会の公園や、道路脇、芝生や農地など。
つまり、最も被害を受けやすいのは
子どもたちや高齢者ということになるのです。

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現在、日本ではヒアリの「上陸」が確認されていますが
まだ「定着」が確認されたわけではありません。

もし、ヒアリの「巣」ができてしまえば、
1つの巣に20万匹以上いることも。

さらに、ヒアリは繁殖期になると
「羽」を持つ女王アリが産まれるので、
これが数キロ飛んだ先で新たな巣をつくることもあります。

こうなると根絶はますます困難となるため、
今、まさに「定着」を防ぐための
「水際対策」が徹底的に行われているのです。

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水際対策は、スプレータイプの「殺虫剤」、
ヒアリを粘着シート捕獲する「トラップ」
ベイト剤と呼ばれる「毒エサ」を使って行われています。

ただし、心配だからといって
このような毒エサをヒアリがいない場所に
むやみに置いてしまうと、
「逆効果」になるケースもあります。
ヒアリと戦うはずの
日本の「在来種」が死んでいなくなってしまうのです。

今の段階ではヒアリの「駆除」は、
専門家に任せた方が良さそうです。

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家の中で万が一、ヒアリを疑うようなアリがいたら、
絶対に触れず、落ち着いて
市販のスプレータイプの「殺虫剤」で処理してください。

もし公園などで「アリ塚」を
見つけるようなことがあったら。
環境省では、決して触れずに
自治体や行政機関へ、連絡するように呼びかけています。

侮ることのできないヒアリですが、
正しく知って、正しく恐れることが大切です。

2017年7月 3日

数字で見る都議選

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驚きの結果となった都議選。
今回は「小池ガールズ」をはじめとして、
女性候補の躍進が目立つ都議選となりました。

65人が立候補し、過去最多となる36人が当選。

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前回、4年前の選挙で当選した女性議員は25人だったので
一気に11人増えたことになります。

都議会の定数は127なので
およそ28%を女性が占めることになりました。

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そして、今回の投票率は51.28%で
前回を7.78ポイント上回りました。
とはいえ、過去と比較すると戦後5番目に低い数字で
投票率は下落する傾向にあります。

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一方で、今回投票した人を「数」で見てみると...
前回より107万5265人も多くの人が投票しました。
2016年から始まった「18歳19歳の選挙権」で
10代の有権者が
およそ22万人増えたことなども影響していますが、
問題が噴出した国政や
小池都政初の都議選ということもあり、
前回より関心が高かったことが伺えます。

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また今回、日本テレビと読売新聞が行った出口調査で
投票の際に「特に重視した問題」を聞いたところ。

全体では「景気・雇用」「医療福祉」
「少子化対策・子育て支援」
「東京オリンピック・パラリンピックへの対応」
の順になりましたが、

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20代では「景気・雇用」の次に「少子化対策」、
「オリンピック・パラリンピック」、
4位には「教育・青少年対策」が入りました。

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また、30代ではトップに「少子化対策」が来ました。
「景気・雇用」「オリンピック・パラリンピック」
「医療福祉」と続き、
それぞれの世代が生活に直結する問題に
高い関心を持って投票したことがわかります。

そして、今回象徴的な選挙区となった千代田区で
有権者に「どの政党の候補に投票したか」を聞いたところ。

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普段、自民党を支持している人たちの中で
今回「自民党」に投票したのはおよそ半分しかおらず、
残りのおよそ43%が「都民ファーストの会」に投票。
自民党の支持者からも票が流れたことがわかりました。

一方、無党派層では。
「都民ファースト」に投票した人が57%に上りました。
自民党に投票した人は22%。
政権への不満の受け皿として、
無党派層は都民ファーストを選択し、
躍進につながったと見られます。

2017年6月19日

"築地再利用案"に市場関係者は

東京都の小池知事は豊洲移転問題について
近く方向性を示す考えです。

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6月17日、築地市場を訪れ
市場関係者を前にした小池知事。
10秒ほど頭を下げ、移転先の豊洲市場の汚染を"無害化"
つまり環境基準をクリアできていないことを謝罪しました。

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実は、豊洲市場だけでなく現在の築地市場からも
環境基準を超える有害物質が検出されていますが、
いずれもコンクリートで覆うなどの対策がされているため
専門家らは安全性に問題はないと結論づけています。

ではこうした中で、
小池知事はどのような判断をするのでしょうか。

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これまでの議論では、
「従来の方針通り豊洲市場に移転する案」と
「移転を断念して築地市場を再整備した上で営業を続ける案」
がありました。

このどちらか、注目を浴びていましたが
小池知事はおととい「AかBかだけではない」と発言。
そこで浮上しているのが「築地再利用案」です。

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「築地再利用案」とは、豊洲市場に移転した上で
築地の跡地は売却せず
民間などに年間160億円ほどで貸し出して
築地のブランド力を生かしつつ収益を得る案です。
商業施設や観光施設として利用されることが想定されていて
豊洲と築地の両方を生かす案ともいえます。

築地市場を訪問した際、小池知事は市場関係者を前に
こう話していました。

■小池都知事
「"築地"という東京の宝...」
「丹念に育ててきた"築地"...」
「"築地"というところで育まれるからこそ出てくる
 ブランド力があるわけじゃないですか」

「築地」という言葉を10回以上連呼。

話を聞いた市場関係者は"ある期待"を膨らませていました。

■市場関係者
「一発大逆転みたいに(豊洲に)行かないって
 決断してくれたら、もう本当にすばらしいと思います」

■市場関係者
「無事(築地を)このまま残してくれて築地を再整備して
 きれいな市場に変えてくれるという望みが繋がりました」

■市場関係者
「築地に残る道を何か言ってくれたのかな」

小池知事が築地ブランドを強調したことを受けて、
"築地に残る"というふうに受け取った方もいました。

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しかし「築地再利用案」の場合、
市場としての機能はあくまで豊洲です。

また2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは
築地の跡地は5000台規模の駐車場として
使用する計画がありますが、     
それがどうなるのかなど課題があります。

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新たに出てきたこの案について、
小池知事の側近は2017年7月の都議選を前に
「推進派(豊洲移転派)も反対派(築地残留派)も
 ちゃんと味方につけておくんだ」と発言しています。
 
しかし都の職員からは
「どっちつかずの小池さんらしい」との
冷ややかな声も聞かれます。

小池知事の判断に注目です。

2017年6月 5日

欧州テロ"頻発"

いまヨーロッパは
新たなテロの恐怖に見舞われています。

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これは、イタリア・トリノのパブリックビューイングで、
サッカーのヨーロッパ・チャンピオンズリーグ決勝を
見に来たサポーターです。
実はこのあと・・・

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一斉に逃げ出す人々。

大きな爆竹の音を爆弾と勘違いした人々で
現場はパニック状態に。

会場にいたのは、数千人のサポーターたち。

パニックで転んだり、
逃げる人たちの下敷きになったりするなど
1400人以上がケガをし、うち8人が重体だということです。

こうした事態が起こるほど、
いま、ヨーロッパではテロの恐怖が広がっています。

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イギリスは、わずか3か月の間に
3件もの無差別テロに見舞われました。
いずれの事件も
過激派組織「イスラム国」の関与が指摘されています。

振り返ると、2015年の1月に
フランスの新聞社「シャルリー・エブド」が
銃撃された事件。
その年の11月にパリの中心部で
コンサートホールやサッカー場が次々と襲われたテロ。

2016年から2017年にかけても
フランス、ドイツ、スウェーデンで
トラックが暴走し人々を襲った事件など、
テロが頻発しているのです。

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イギリスのメイ首相は、今回の事件を受けた演説で
「"テロがテロを呼ぶ"という
 新たな恐怖に直面している」と述べました。

そのキーワードは「模倣犯」です。

今回、ロンドンで起きたテロは
2017年3月に同じくロンドンで起きたテロに
非常に似ています。

どちらも、自動車で歩行者に突っ込んだ後
車から降りてきて、刃物で人を襲ったものです。

さらに、車で人を襲う手口は2016年、
フランスのニースでトラックが暴走したテロを始め、
ドイツやスウェーデンなど最近特に目立っています。

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専門家によると、車や刃物によるテロは
銃器や爆弾に比べると入手が簡単です。
刃物はお店で売られていますし、
レンタカーは誰でも借りることができます。

しかも、大きなお金が動くわけでもないので、
準備段階では警察も察知しにくい。
つまり、防ぐことが非常に難しい手法だと言います。

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また、一連のテロは
「ソフトターゲット」を狙っているという点でも
よく似ています。

「ソフトターゲット」とは
警察や軍などの施設ではなく、
不特定多数の人々が集まる観光名所や劇場などのこと。

警備が行き届きにくく
一般の人々が狙われるため、
テロに対する恐怖心を植え付けやすいのです。

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もともと、イギリスは「テロ対策の先進国」と呼ばれ、
通信の傍受や、インターネットを監視する法律を整備して
テロの情報収集をしています。

こうした対策で過去4年間に、
13件のテロを未然に防いできました。

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それでも今回の事件を防げなかったのは、
「ローンウルフ型」のテロが頻発しているからです。

日本語にすれば「一匹狼」。
テロ組織とは直接関わりがなく、
ネットなどで過激思想に感化され、
個人や小さなグループで突然犯行に及びます。

専門家によると、いわば「にわかテロリスト」で、
プロの犯行ではありません。

こうしたテロを阻止するのは、容易ではないのが現実です。

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