板谷由夏 LIFE

2016年11月16日

子どもの片頭痛

板谷「こんにちは~」

片頭痛に悩まされている三浦朱果ちゃん。
小学校1年生。

板谷
「朱果ちゃんが片頭痛持ちって聞いたんですけど、
彼女がいくつくらいの時に
頭痛いと言い出したんですか?」

朱果ちゃんの母親 三浦友香さん(31)
「一番最初に頭が痛いって言ったのが
幼稚園の年中さん、5歳のときだったんですけど
まさか"まだ5歳で片頭痛~?"と思いながら、
そのときは様子見だったんですけど」

その1年後、頻繁に頭痛が起こるようになって病院へ。
「子どもの片頭痛」と診断されました。

朱果ちゃんの母親 三浦友香さん(31)
「一回、朱果が1番痛かったときがたぶん、
吐いちゃったときがあったんですよ、頭痛のせいで」

「片頭痛」と医師から診断 三浦朱果ちゃん(7)
「3回くらいゲボ吐いた」

板谷
「痛くて痛くて吐いちゃうぐらいって
 本当に痛かったね」

ひどいときは嘔吐の症状。
最近は、月に3回ほど頭痛を繰り返すといいます。

取材中も...。

「片頭痛」と医師から診断 三浦朱果ちゃん(7)
「今少し頭痛い」

板谷「痛い?」

朱果ちゃんの母親 三浦友香さん(31)
「今痛いの?」

「片頭痛」と医師から診断 三浦朱果ちゃん(7)
「ズキンズキン」

痛み止めの薬は、早めに飲むのが効果的。

一方、薬の飲み過ぎで頭痛が
ひどくなる場合もあるため判断が難しいといいます。

朱果ちゃんの母親 三浦友香さん(31)
「お薬は私が常に持ち歩いていて」

板谷
「お母さんが持ち歩いているんですか?」

朱果ちゃんの母親 三浦友香さん(31)
「はい、私が。
まだちょっと本人には薬、渡せないので」

この時は、薬を飲むほどではないと判断しました。
しかし...。痛みは夜まで続きました。

「痛いの?今」

痛みが治まらず結局、薬を飲むことに。

「片頭痛」と医師から診断 三浦朱果ちゃん(7)
「飲んだ!」

朱果ちゃんは、
おでこを冷やすとラクになるといいます。

朱果ちゃんの母親 三浦友香さん(31)
「はい、じゃああとおとなしくしてて」

つらそうな表情。
手が自然と頭にいきます。

実は、日本頭痛学会では去年、
子どもの頭痛に関する小児科医のチームが発足。

理由のひとつに
ここ数年、片頭痛などの頭痛で
病院を受診する子どもが増えていることがあります。

なぜ、増えているのでしょうか。
専門の医師に話を聞きました。

板谷
「片頭痛が子どもにもあるという
私としてはびっくりしたんですが 
そもそも、子どもに片頭痛というのは、
いつぐらいから言われている、あるものなんでしょう?」

仙台頭痛脳神経クリニック 松森保彦院長 
「頭痛に対する診断・治療というのが
より精度が高くなってきて、
そこで子どもの片頭痛が
実はいっぱいいたというのが
わかるようになってきたという状況なんだと思います」

この日も20人近くの子どもが病院に。

片頭痛は発症のメカニズムが
完全にはわかっていない病気。

子どもでも寝込んだり、
嘔吐を伴う場合は日常生活に支障をきたします。


高校生くらいまでの子どもの片頭痛。
大人との違いはあるんでしょうか。

仙台頭痛脳神経クリニック 松森保彦院長
「大人に比べて子どもは
割と短い頭痛の発作時間で治まることが多くて
「痛い」って言い始めて
もうちょっと様子を見てたらすぐおさまって」

板谷
「ケロッとしちゃう?」

仙台頭痛脳神経クリニック 松森保彦院長
「ケロっとしちゃう」

こうしたことからある"誤解"が生まれ、
子どもたちを悩ませています。

診察に来た、高校1年生の女の子。

看護師
「学校、遅刻していくということもある?」

頭痛で診察に来た高校1年生(16)
「今週は多かったですちょっと」

小学校6年生の頃から症状を感じ、
最近は毎日頭痛に襲われるといいます。

医師の診察を受けて、
まずは脳に異常がないかを検査。

結果は。

仙台頭痛脳神経クリニック 松森保彦院長
「片頭痛という頭痛で間違いないと思います」

彼女も診断は「片頭痛」。
大きな病気ではないことがわかったものの、
ひとつだけ心配がありました。

頭痛で診察に来た高校1年生(16)
「「怠けて(頭が痛いと)言ってるんじゃないの?」
って
思われてそうで、
ちょっと怖いというところはありますね」

大人に比べて、
短時間で治まることもある子どもの片頭痛。

こうしたことなどから「仮病」や「怠けグセ」だと
誤解されることがあるのです。

さらに、幼いほど「誤解」されやすい傾向が。

取材中「頭が痛い」と話していた朱果ちゃん。
詳しく聞いてみると。

板谷
「どのあたりが痛い?」

「片頭痛」と医師から診断 三浦朱果ちゃん(7)
「え~真ん中あたり」

板谷
「う~って痛くなる?」

「片頭痛」と医師から診断 三浦朱果ちゃん(7)
「そういうのは違うと思う」

板谷
「どんな感じなんだろう」

「片頭痛」と医師から診断 三浦朱果ちゃん(7)
「わかんない」

小学校1年生の朱果ちゃんには、
症状などをうまく伝えることができません。

さらに「痛み」より「遊び」を
優先させてしまうこともあります。

"わかりづらい""誤解されやすい"子どもの片頭痛。

医師は病院できちんと診断してもらい、
「病気として親や周りが理解してあげること」が
重要だといいます。

ページの先頭へ ▲