板谷由夏 LIFE

2017年6月 7日

婚活

先週、都内で開かれた
婚活女性向けのセミナーを訪ねました。

板谷「花嫁修業のお金塾。行ってみます。」

結婚相談所が主催するお金セミナー。
参加者は、20代後半から30代の婚活中の女性たち。
彼女たちが抱えていたのは、結婚生活への不安です。

婚活歴3年の女性(31)
「(結婚生活が)怖いっていう思いがある。
お金のこと話し合えるかなとか
どうやって話し合っていったらいいのかな

あれもこれも(考えると)無理な気がする。」

婚活歴3年の女性(38)
「共働きの場合、
財布の管理をどうしたらいいのかが気になる。」

セミナーでは、結婚後の家計管理を学ぶことで、
不安を解消していきます。

講師「(共働きの家計管理で)何か悩みは?」

板谷「あの人(夫)は貯金あるかなと思ったりします。」

講師「相手がためているだろうと思って、

自分は何もしていない状態で
お互いにそう思い込んでいる状態が、一番怖い。」

実はいま、婚活中に
こうした結婚生活に役立つスキルを学ぶ講座が、
人気だといいます。

婚活男性向けには、
イクメン講座が行われていました。

参加者が身に着けているのは、
重さ10キロの妊婦ジャケット。
臨月の時の生活を、疑似体験します。

婚活歴3年の男性(36)
「いや~これは、しんどい。寝られないですね。」

実際に体験することで
未来の妻をどうサポートするかを学びます。

そして育児の練習も。
婚活中、女性にイクメンをアピールするのも狙いの1つ。
さらに...。

講師「(婚活中の人は)結婚観が漠然としていて
いつかいい人がいれば結婚したいと
思っている人が8割ぐらい。
父親になって子育てしていくイメージを体験することで
結婚観を明確にしていくことが大切だと感じています。」

婚活中の世代が育った家庭の多くは、
男性が働き、女性が専業主婦。

しかしいまは、共働きの家庭が一般的となり、
価値観が多様化しました。
そのため、結婚生活をイメージしにくく、
婚活が長引く人も多いといいます。

そんな中、婚活疲れから
うつ病を発症する人がいま、増えているといいます。


婚活うつの治療をしている
伊藤由紀さん(仮名)、39歳。

31歳の時から結婚相談所で
本格的に婚活を始めたという伊藤さん。

フルタイムで仕事をしながら、
これまで100件以上、お見合いをしてきたといいます。

いまは、活動を少なめにしているそうですが、
積極的に婚活をしていた頃の
スケジュール帳を見せてもらうと...。

板谷「わ~、1か月ほとんど埋まってる。」

婚活うつの治療をしている伊藤さん(39・仮名)
「空いてる時間をつくるのが不安になってきちゃって。」

伊藤さんが36歳の時の1か月の予定を見てみると、
緑のハートは、お見合いなど
シールの色で婚活の種類を色分け。

この週の活動は...5日。
しかも土曜日のお見合いパーティは、2本立てです。

しかし、出会った人と1、2回デートしただけで
終わることも多かったといいます。

婚活うつの治療をしている伊藤さん(39・仮名)
「ダメでしたってくることが続くと、
見た目がダメだったのかなとか
会話かな性格かなと自分自身を責めてしまう。
理由を見つけようとしても見つけられないから
余計に落ち込んでの繰り返しでした。」

出会いの機会が多いほど増える、お断りの数。
お見合いやデートの時も
いつ連絡が途絶えて断られるか、常に緊張した状態。

仕事中も連絡がないか気になって、
頻繁にケータイをチェックしていたという伊藤さん。
仕事でミスが増え、夜も眠れなくなっていったといいます。

そして、日常生活を送るのが難しくなり、
メンタルクリニックへ。
そこで、うつ病の診断を受けました。
現在も月に1度、通院を続けています。

婚活うつの治療をしている伊藤さん(39・仮名)
「頑張っても先が見えないのが不安で、
どうしたら結婚できるのかわからなくなってしまった。」

終わりの見えない婚活。
将来への不安がいまも、続いているといいます。


では、婚活うつを防ぐにはどうしたらよいのでしょうか。

医師「婚活そのものが、
ストレスが高いものになりうることを

理解した上で婚活をするのがよいのではないか。
眠れないとか人と会うのが億劫になるとか
心と体に異変を感じた場合は、前兆と考えてもいいので、
婚活を休んだりスケジュールを見直して、
疲れをコントロールすることが大事だと思います。」

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