板谷由夏 LIFE

2018年4月12日

熊本地震からまもなく2年 再建進む一方で続く"軒先避難"

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熊本地震からまもなく2年。被災地では、少しずつ家の建て替えが進む一方、今も軒先避難を続ける人たちがいます。住宅をめぐる現状を取材しました。

2018年3月22日

シングルマザーのためのシェアハウス

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今、シングルマザーの世帯は、全国に120万以上。厳しい生活に陥りやすいシングルマザーの自立を支援する取り組みを取材しました。

2018年1月24日

夜間もやってる保育園


東京・新宿。
賑わう街の一角に
ある保育園があります。

午後10時。寝静まるこどもたち。
実はここ、都内で唯一の
「国から認可を受けた
 24時間体制の保育園」です。

私も訪ねてみました。

冨田先生
『こんばんは~』
板谷
『こんばんは~
 NEWSZEROから参りました
 板谷と申します』

板谷C 保育園訪問.jpg


板谷
『絵本読んでもらってます』

こちらの保育園。

2017年9月に公開された
ドキュメンタリー映画
『夜間もやってる保育園』の
舞台にもなっていて、
幅広い世代に反響を呼びました。

 
園を支えるのは
開園当初から「24時間保育」に
こだわったという片野園長。

片野園長.jpg


片野清美園長
『背が伸びたね
しっかりしてきた 偉い偉い』

子ども達
『いっせーのーせっ』

ここには現在
90人の子ども達が通っています。

エイビイシイ保育園に
子どもを預ける親の職業は
国家公務員、看護師など様々。
また、全体のおよそ3割が
シングルマザーだといいます。


皆『いただきます』

午後6時頃、夕食。

板谷
『私が預けていた保育園はこれくらいから
お母さんがわーって来出す時間なんだよね
ここはみんなご飯なんだね』


そして...。
板谷『お風呂?』


先生達にお風呂にも
入れてもらえるそうです。

午後8時を過ぎると...。
           
板谷『皆もうパジャマ着てる』

板谷『おやすみ~』


女の子
『ママがいい~』

まだ幼い子ども達。

先生
『ゴロンしてたらすぐ来るから』


安心して眠りにつけるまで
先生達がしっかり寄り添います。

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お泊まりをするのは
迎えが夜中になる子ども達。
ここで寝たまま
明け方にかけて
迎えに来る親たちを待ちます。


そして、お泊まりをしない
子ども達の迎えは
午後9時をすぎても続きます。

男の子『ママ遅い』

娘を迎えに来たこちらのお母さん。
シングルマザーだった 
およそ1年前夜まで働くため
違う区から近くに引っ越して
エイビイシイ保育園に  
預けることにしたといいます。

板谷
『お母さんと夜間保育園の出会いは』

伊藤さん
『普通の保育園だと
 朝から6時くらいまでしか
 仕事が出来なかったので、
 ちょっと生活として(金銭的に)
 不安だったので』

美容サロンを経営していますが、
会社帰りに来る
お客さんが多いため
夜も働く必要があるのだといいます。

伊藤さん
『ママは安心して仕事に
 打ち込んで良いよって園長先生に
 一番最初に言っていただけて』

働く親、何よりその子ども達の
支えとなっている夜間保育園。

園長先生は。

片野清美園長
『やっぱりこういう保育園は必要とするところに
 増えないといけない』  
『どんな人でも助けてやるよ 私は』


しかし夜間保育園には課題も。


認可されるためには
夜間でも昼と同じく
一定数の保育士を
確保しなければならない等
国の定めた基準を
満たす必要があります。

2万3500カ所ある
認可保育園のうち、
夜間保育を行っているのは
わずか81カ所。
普及が進んでいないのです。

それでも
夜間保育を必要としている
人たちはいて、
その多くは「認可外」保育施設を
利用しています。

こちらは24時間体制の
認可外保育施設。

先生
『電気消すよ~』

しかし、
2018年3月には深夜帯の保育を
終了してしまうといいます。

利用する保護者達は。

飲食業
『(深夜預けられなくなると)
非常に困って、考えちゃいますね。』

サービス業
『母子家庭なんで、
 夜働かないと厳しいですね』


子どもの迎えが深夜になってしまう親たち。


この日、
一番最後のお迎えは、朝6時前でした。


認可園は国から補助金が出る一方、
認可外保育施設は
基本的に利用者からの保育料で
運営費をまかなうしかありません。

そのため、
より良い保育をするためには
必要な設備・人件費などの
負担が大きいのだといいます。
 
及川義明園長
『行政面でいうと認可外という
 位置づけはまだまだ低い。
 もっともっと公的な補助をして
 いかないといけない問題は
 山積みだと思います。』

多様化する働き方に
こたえる保育が求められています。

2017年12月20日

"がん"告げられたら...
お金・仕事相談も「がんコンシェルジュ」

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※この動画の公開は終了しました

ホテルのコンシェルジュのように、病気のことだけでなく闘病中のお金や仕事、子育てなど様々な悩み相談に乗ってくれる「がんコンシェルジュ」という取り組みを取材しました。

2017年11月30日

「子どもの貧困と保育」

訪ねたのは、子どもと2人で暮らす母子家庭。

伊藤さんは、女手ひとつで3歳の娘を育てています。

2年前、介護の仕事中に体を壊した伊藤さんは、
持病の薬と精神安定剤がかかせない毎日。

それでも、子どもを保育園に預け介護施設で週4日、パート勤務。
月収と養育費を合わせるとおよそ12万円。
家賃や保険などをひくと、残るのは2万円ほどです。

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伊藤
「バラ売りのニンジンを買いに行ったんですけど、
 1円足りなくて買えなかった時があって、虚しいというか...
 常にお金のことを考えなきゃいけない。
 いつも1本の糸で気持ちがつながっている感じ。」

板谷
「細い糸で。」

毎月、ギリギリの生活。
服やおもちゃなど家にあるもののほとんどが、もらいもの。
切り詰めても家計は苦しく、紙おむつも節約しているといいます。

伊藤
「あっ、ちっち出てるな。」

オムツの交換は、おしっこを2、3回したあと。
買えない時には、はだかで過ごさせ、床を掃除して、すませることもあるといいます。

この日の夕食は、カレーです。
具材は大豆と白菜だけ。

「いただきます」

厚生労働省によると、いま、子どものおよそ7人に1人が
貧困に直面しているといいます。
中でも乳幼児の時期は、心と体の発達に大きく影響するため
支援が重要だといわれています。

そこでいま、改めて
注目されている場所がありました。

板谷
「こんにちは。」

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訪ねたのは、国の基準を満たした認可保育園。
伊藤さんのような家庭は無料で優先的に入園できるといいます。
 
あまり知られていませんが、
認可保育園には、困窮家庭を支える役割があります。

園長
「今は町じゅうどこでも(認可)保育園がある。
 そのどこもが福祉施設であることを知ってもらいたい。
 そこに行けば、誰かが何かを教えてくれるし
 助けてくれるっていうのが保育園だと思う。」

認可保育園は児童福祉施設の1つ。
子どもの保育だけでなく、必要に応じて親や家庭に
アドバイスや支援を行う場所でもあります。

こちらの保育園では、
どんな取り組みを行っているのでしょうか。

子どもたちが登園する時間。
子どもを預ける親に、お願いしていることがありました。
書いているのは、日課表。
朝食の有無や睡眠時間など子どもの状態を確認するものです。

事情によって、朝食がとれなかった子どもには、
特別に、おにぎりを提供することも。
確認するだけでなく、生活支援を行っています。

そして、保育と同じく力を入れているのが親の支援。
送りだしの時には、育児の話を聞き、
親の不安解消を心掛けているといいます。

保育士
「パパのこと嫌いって言うこともあるけど、嫌いで言ってるわけじゃない。」
父親
「嫌いではないと思うんですよね。」


しかし、中には時間がとれない親や
家庭のことをあまり話したくないという人もいます。

そこで、普段は子どもの様子を報告する連絡帳に
親にあてたメッセージを書くことも。

仕事が忙しく、疲れてイライラしがちな母親の様子に
気づいた保育士は...

土曜、おやつまで
こどもたちをあずけてリフレッシュしませんか?
お母さんが心配です。

親の支援は、子どもの成長を支える大切な取組みです。

先週、保育園に1人の母親が訪ねてきました。

田中
「こんにちは。」
園長
「お久しぶり。」

去年、この保育園を卒園した
小学1年生の娘をもつ田中さん。
こちらの保育園では、卒園後も子育ての相談に訪れる親も多いそうです。

田中
「いじめてくるというか叩いたりしてくる子と
 一緒に遊んだりしてて大丈夫かなと。」
園長
「あんな子は嫌とか線引きして距離をとるんじゃなくて、
 どうしたらいいんだろうって考えてるんじゃないかな。」

心配事を相談できる場所があることで、気持ちが楽になるといいます。

実は、田中さんは2年前、難病を患い
仕事も、子育てもままならない状態に。
しかし、保育士に相談したことがきっかけで生活保護を受け、
ギリギリの生活から抜け出せたといいます。

それでも当時は、保育士に相談することに、抵抗があったそうです。

板谷
「ご自身のSOSは言いづらかったりした?」

田中
「他の人に迷惑かけたくないとか
 自分でなんとかしなきゃという気持ちが強いので自分からはいいにくい。」

板谷
「それを気づいてくれた先生たちがいたってこと?」

田中
「そう。病気になってから朝、関節が痛くて起きられない。そういうのも言ったら、
 「家まで迎えに行くよ」って言ってくれた。」

頼る人もなく、病気で、
送り迎えができなくなった田中さん。
特例で、保育士が送迎をサポートする中、
生活保護の申請をしたそうです。

いまは、経済的にゆとりができ
子どもとの時間をできるだけつくれるようになったといいます。

田中
「子どものことを1番大切に思うなら
 (人に)話すのが1番いいなってことに気づきました。」

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