板谷由夏 LIFE

2018年1月24日

夜間もやってる保育園


東京・新宿。
賑わう街の一角に
ある保育園があります。

午後10時。寝静まるこどもたち。
実はここ、都内で唯一の
「国から認可を受けた
 24時間体制の保育園」です。

私も訪ねてみました。

冨田先生
『こんばんは~』
板谷
『こんばんは~
 NEWSZEROから参りました
 板谷と申します』

板谷C 保育園訪問.jpg


板谷
『絵本読んでもらってます』

こちらの保育園。

2017年9月に公開された
ドキュメンタリー映画
『夜間もやってる保育園』の
舞台にもなっていて、
幅広い世代に反響を呼びました。

 
園を支えるのは
開園当初から「24時間保育」に
こだわったという片野園長。

片野園長.jpg


片野清美園長
『背が伸びたね
しっかりしてきた 偉い偉い』

子ども達
『いっせーのーせっ』

ここには現在
90人の子ども達が通っています。

エイビイシイ保育園に
子どもを預ける親の職業は
国家公務員、看護師など様々。
また、全体のおよそ3割が
シングルマザーだといいます。


皆『いただきます』

午後6時頃、夕食。

板谷
『私が預けていた保育園はこれくらいから
お母さんがわーって来出す時間なんだよね
ここはみんなご飯なんだね』


そして...。
板谷『お風呂?』


先生達にお風呂にも
入れてもらえるそうです。

午後8時を過ぎると...。
           
板谷『皆もうパジャマ着てる』

板谷『おやすみ~』


女の子
『ママがいい~』

まだ幼い子ども達。

先生
『ゴロンしてたらすぐ来るから』


安心して眠りにつけるまで
先生達がしっかり寄り添います。

板谷C 毛布かける.jpg

お泊まりをするのは
迎えが夜中になる子ども達。
ここで寝たまま
明け方にかけて
迎えに来る親たちを待ちます。


そして、お泊まりをしない
子ども達の迎えは
午後9時をすぎても続きます。

男の子『ママ遅い』

娘を迎えに来たこちらのお母さん。
シングルマザーだった 
およそ1年前夜まで働くため
違う区から近くに引っ越して
エイビイシイ保育園に  
預けることにしたといいます。

板谷
『お母さんと夜間保育園の出会いは』

伊藤さん
『普通の保育園だと
 朝から6時くらいまでしか
 仕事が出来なかったので、
 ちょっと生活として(金銭的に)
 不安だったので』

美容サロンを経営していますが、
会社帰りに来る
お客さんが多いため
夜も働く必要があるのだといいます。

伊藤さん
『ママは安心して仕事に
 打ち込んで良いよって園長先生に
 一番最初に言っていただけて』

働く親、何よりその子ども達の
支えとなっている夜間保育園。

園長先生は。

片野清美園長
『やっぱりこういう保育園は必要とするところに
 増えないといけない』  
『どんな人でも助けてやるよ 私は』


しかし夜間保育園には課題も。


認可されるためには
夜間でも昼と同じく
一定数の保育士を
確保しなければならない等
国の定めた基準を
満たす必要があります。

2万3500カ所ある
認可保育園のうち、
夜間保育を行っているのは
わずか81カ所。
普及が進んでいないのです。

それでも
夜間保育を必要としている
人たちはいて、
その多くは「認可外」保育施設を
利用しています。

こちらは24時間体制の
認可外保育施設。

先生
『電気消すよ~』

しかし、
2018年3月には深夜帯の保育を
終了してしまうといいます。

利用する保護者達は。

飲食業
『(深夜預けられなくなると)
非常に困って、考えちゃいますね。』

サービス業
『母子家庭なんで、
 夜働かないと厳しいですね』


子どもの迎えが深夜になってしまう親たち。


この日、
一番最後のお迎えは、朝6時前でした。


認可園は国から補助金が出る一方、
認可外保育施設は
基本的に利用者からの保育料で
運営費をまかなうしかありません。

そのため、
より良い保育をするためには
必要な設備・人件費などの
負担が大きいのだといいます。
 
及川義明園長
『行政面でいうと認可外という
 位置づけはまだまだ低い。
 もっともっと公的な補助をして
 いかないといけない問題は
 山積みだと思います。』

多様化する働き方に
こたえる保育が求められています。

2017年12月20日

"がん"告げられたら...
お金・仕事相談も「がんコンシェルジュ」

写真

ホテルのコンシェルジュのように、病気のことだけでなく闘病中のお金や仕事、子育てなど様々な悩み相談に乗ってくれる「がんコンシェルジュ」という取り組みを取材しました。

2017年11月30日

「子どもの貧困と保育」

訪ねたのは、子どもと2人で暮らす母子家庭。

伊藤さんは、女手ひとつで3歳の娘を育てています。

2年前、介護の仕事中に体を壊した伊藤さんは、
持病の薬と精神安定剤がかかせない毎日。

それでも、子どもを保育園に預け介護施設で週4日、パート勤務。
月収と養育費を合わせるとおよそ12万円。
家賃や保険などをひくと、残るのは2万円ほどです。

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伊藤
「バラ売りのニンジンを買いに行ったんですけど、
 1円足りなくて買えなかった時があって、虚しいというか...
 常にお金のことを考えなきゃいけない。
 いつも1本の糸で気持ちがつながっている感じ。」

板谷
「細い糸で。」

毎月、ギリギリの生活。
服やおもちゃなど家にあるもののほとんどが、もらいもの。
切り詰めても家計は苦しく、紙おむつも節約しているといいます。

伊藤
「あっ、ちっち出てるな。」

オムツの交換は、おしっこを2、3回したあと。
買えない時には、はだかで過ごさせ、床を掃除して、すませることもあるといいます。

この日の夕食は、カレーです。
具材は大豆と白菜だけ。

「いただきます」

厚生労働省によると、いま、子どものおよそ7人に1人が
貧困に直面しているといいます。
中でも乳幼児の時期は、心と体の発達に大きく影響するため
支援が重要だといわれています。

そこでいま、改めて
注目されている場所がありました。

板谷
「こんにちは。」

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訪ねたのは、国の基準を満たした認可保育園。
伊藤さんのような家庭は無料で優先的に入園できるといいます。
 
あまり知られていませんが、
認可保育園には、困窮家庭を支える役割があります。

園長
「今は町じゅうどこでも(認可)保育園がある。
 そのどこもが福祉施設であることを知ってもらいたい。
 そこに行けば、誰かが何かを教えてくれるし
 助けてくれるっていうのが保育園だと思う。」

認可保育園は児童福祉施設の1つ。
子どもの保育だけでなく、必要に応じて親や家庭に
アドバイスや支援を行う場所でもあります。

こちらの保育園では、
どんな取り組みを行っているのでしょうか。

子どもたちが登園する時間。
子どもを預ける親に、お願いしていることがありました。
書いているのは、日課表。
朝食の有無や睡眠時間など子どもの状態を確認するものです。

事情によって、朝食がとれなかった子どもには、
特別に、おにぎりを提供することも。
確認するだけでなく、生活支援を行っています。

そして、保育と同じく力を入れているのが親の支援。
送りだしの時には、育児の話を聞き、
親の不安解消を心掛けているといいます。

保育士
「パパのこと嫌いって言うこともあるけど、嫌いで言ってるわけじゃない。」
父親
「嫌いではないと思うんですよね。」


しかし、中には時間がとれない親や
家庭のことをあまり話したくないという人もいます。

そこで、普段は子どもの様子を報告する連絡帳に
親にあてたメッセージを書くことも。

仕事が忙しく、疲れてイライラしがちな母親の様子に
気づいた保育士は...

土曜、おやつまで
こどもたちをあずけてリフレッシュしませんか?
お母さんが心配です。

親の支援は、子どもの成長を支える大切な取組みです。

先週、保育園に1人の母親が訪ねてきました。

田中
「こんにちは。」
園長
「お久しぶり。」

去年、この保育園を卒園した
小学1年生の娘をもつ田中さん。
こちらの保育園では、卒園後も子育ての相談に訪れる親も多いそうです。

田中
「いじめてくるというか叩いたりしてくる子と
 一緒に遊んだりしてて大丈夫かなと。」
園長
「あんな子は嫌とか線引きして距離をとるんじゃなくて、
 どうしたらいいんだろうって考えてるんじゃないかな。」

心配事を相談できる場所があることで、気持ちが楽になるといいます。

実は、田中さんは2年前、難病を患い
仕事も、子育てもままならない状態に。
しかし、保育士に相談したことがきっかけで生活保護を受け、
ギリギリの生活から抜け出せたといいます。

それでも当時は、保育士に相談することに、抵抗があったそうです。

板谷
「ご自身のSOSは言いづらかったりした?」

田中
「他の人に迷惑かけたくないとか
 自分でなんとかしなきゃという気持ちが強いので自分からはいいにくい。」

板谷
「それを気づいてくれた先生たちがいたってこと?」

田中
「そう。病気になってから朝、関節が痛くて起きられない。そういうのも言ったら、
 「家まで迎えに行くよ」って言ってくれた。」

頼る人もなく、病気で、
送り迎えができなくなった田中さん。
特例で、保育士が送迎をサポートする中、
生活保護の申請をしたそうです。

いまは、経済的にゆとりができ
子どもとの時間をできるだけつくれるようになったといいます。

田中
「子どものことを1番大切に思うなら
 (人に)話すのが1番いいなってことに気づきました。」

2017年10月27日

医療的ケア児の支援施設

東京・世田谷区にある施設をたずねました。

中に入ると...
開放的な空間が広がります。

板谷
「明るい」

「自然光たくさん入る感じで日当たりがいいですね」

去年4月にできた、「もみじの家」。

生活する上で、
酸素吸入や痰の吸引などの医療行為が欠かせない
いわゆる"医療的ケア児"たちを一時的に預かる施設です。

板谷「こんにちは~ 初めまして」

ここで出会ったのが、桑原恵子さん。
そして。

「もみじの家」を利用 桑原恵子さん(42)
「娘の彩羽です」

彩羽ちゃん、8歳です。

彩羽ちゃんは、
脳室などに髄液が過剰にたまり、
頭が大きくなる"水頭症"という病気。

8歳になった今も首がすわっておらず、
生活のすべてに介助が必要です。

普段の生活がどれだけ大変なのか、
自宅にうかがってみると...

彩羽ちゃんの母 恵子さん(42)
「休んでる時間はあんまりないんですけど」

1時間に1回ほどの、
痰の吸引が欠かせない彩羽ちゃん。
そのため...

彩羽ちゃんの母 恵子さん(42)
「台所で用事しながら咳してないかなとか
聞き耳をたてながら」

お母さんは、彩羽ちゃんの世話をしながら家事。

夕方2時間ほど、訪問看護師などに来てもらい、
その間に、急いで夜ごはんの準備をします。

彩羽ちゃんの母 恵子さん(42)
「この時間にやっとかないと」

この日のメニューは、豆腐ハンバーグと、おみそ汁。

しかし、彩羽ちゃんは
直接口からごはんを食べることができません。
          
そのため...

ミキサーで細かくつぶし...
チューブでおなかに入れていきます。
この日はお兄ちゃんが手伝ってくれました。

24時間365日休みなく、子どものケアをおこなう家族。

そんな家族が少しでも休めるよう、
"宿泊"という形で、子どもを預けることができるのが、
この「もみじの家」です。

彩羽ちゃんの母 恵子さん(42)
「お友達いっぱいいるよ いろちゃん 」

彩羽ちゃんの母 恵子さん(42)
「医療的ケアがある子どもを
なかなか預かってくれる施設っていうのがないので
安心だけでなく
彩羽もここで楽しんで過ごせるってことが
私もすごくうれしい」

厚生労働省の調査研究によると
医療的ケアを必要とする子どもの数は、
この10年で2倍近くに。

医療技術の進歩によって救われる命が増えたためです。

もみじの家は、0歳から19歳未満が利用でき、
宿泊費用は1泊2000円から5000円。
            
看護師や保育士などがおり、
24時間体制で子どものケアをしてくれます。

彩羽ちゃん、今回は3泊4日のお泊まりです。
             
彩羽ちゃんの母 恵子さん(42)
「しばらくお別れだけどね
 ママもリフレッシュしてきます」

板谷
「ちょっと離れるのがわかるのかな?」

彩羽ちゃんの母 恵子さん(42)
「ちょっと察知してるかも」

板谷
「なんか察してますよね」

お母さんと離れることを感じ取っていました。

このあと、彩羽ちゃんは
どのように過ごすのでしょうか。

板谷
「何か始まってます 集まってますね」

子どもたちが一か所に集まり、
まずは、自己紹介をします。
             
保育士
「私の名前は、くわばらいろは です」
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そして始まったのは、読み聞かせ。
絵本が大好きだという彩羽ちゃん。
時折、笑顔がこぼれます。

この日は、夜9時頃には消灯。

そして、翌日。

保育士
「みなさん、おはようございまーす」

"朝の活動"が始まりました。

この日のテーマは"うごく"。
行われたのは、ミニ運動会です。

普段、他人とふれあう機会の少ない  
医療的ケア児たちが、
みんなで一緒に過ごす貴重な時間。

彩羽ちゃんも、楽しそうです。

輪の中に加わることで、
"社会性が育まれる"といいます。

彩羽ちゃんの母 恵子さん(42)
「おはようございまーす」

4日目の朝、自宅に帰る日。

彩羽ちゃんの母 恵子さん(42)
「お迎えきたよー
 パパも一緒にきたよー」

家族と久しぶりの再会に、
彩羽ちゃん、とってもうれしそう。
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彩羽ちゃんの母 恵子さん(42)
「母と久しぶりにゆっくり過ごせて
 楽しい時間が過ごせました
 母にも『ありがとう』って言われて」

日々、子どものケアに
追われる家族がホッと一息つける時間。

しかし、こういった施設が普及するには、
まだまだ課題もあります。

もみじの家 ハウスマネージャー
内多勝康さん
「各地に短期入所ができる施設はあることはあるんですが
 絶対数が全く足りない」

要因のひとつは、経済的な理由です。

もみじの家も、
国の制度として支払われる障害福祉サービス費や、
自治体からの補助金だけでは
人件費などをまかなえず、
運営資金の約4割が
寄付で支えられているといいます。

もみじの家 ハウスマネージャー
内多勝康さん
「医療処置を毎日毎日
子どもたちの命を守るために提供しているわけなので
福祉の制度もそうなんですが
医療の制度からもしっかりと支えてもらえると(いい)
医療が必要 福祉も必要 そういう子どもたちですから」

2017年8月30日

同行援護

視覚障害がある女性の元を訪ねました。

板谷「こんにちは。」

藤井さん(30代)は弱視で、
視野がほとんどありません。

高校生の時に、網膜色素変性症を発症。
徐々に視力を失い、
20歳の時には、
ほとんど見えない状態に。
藤井さんの視野は、わずか1センチ四方ほどです。

通常、このように見えるリビングの様子。
しかし、藤井さんに見えるのは、
中心の、ごくわずかな部分だけ。
しかも薄暗く、色も判別しにくい状態だといいます。
                        
藤井「人にぶつかったり、段差や階段で転んで
落ちてしまったり
(外に)出るのが怖くなりましたね。」

板谷「そういう思いをするとお出かけするのも
やめようかなと思いますよね、きっと。」

藤井「そうですね。」

家に引きこもりがちになったという藤井さん。
ラジオや音楽を聞いて過ごす日々が続いたといいます。

その生活から抜け出すきっかけになったのが
あるサービスでした。                              
どのようなものなのか、同行させてもらいました。

ガイド「こんにちは。本日ガイドを担当します岡本です。」

藤井 「よろしくお願いします。」

待っていたのは、ガイドの岡本さん。

ガイド「どちら側にお立ちしましょうか?」

藤井 「左側にお願いします。」

ガイドさんの肘(ひじ)をつかみ、
行きたい場所へと案内してもらいます。
これは、同行援護という障害福祉サービスの1つ。
視覚障害者の外出をサポートするものです。

この日藤井さんは、
女性のガイドを依頼しました。
というのも...

訪れたのは、ショッピングモール。
藤井さんは洋服を購入したいと考えていたからです。

どのように買い物をサポートするのでしょうか。

藤井「まだ暑いので、今からでも着られるけど、
秋っぽいもの。」

まずは、利用者の希望を聞き、
イメージにあいそうな商品を探します。

商品を見つけたら、藤井さんに手渡し、
形や質感を認識してもらいます。
視覚障害者にとって触れることが、
見る代わりになっているのです。

藤井「透け感はありますか?」

ガイド「透け感は全くないです。
綿が58%でリヨセルという繊維が42%入ってる。」

素材や値段など、さわっただけではわからない
視覚的な情報をガイドさんが読み上げます。

さらに、柄の形や大きさ。
色味なども、言葉で伝えるのですが...

板谷「グリーンといっても少し深いグリーン。」

藤井「森の木みたいな感じですか?」

ガイド「深い森ですね、森でも。」

板谷
「松みたいな。
(イメージしてもらうには)ボキャブラリーがすごく必要ですね」

気になるものが見つかったら、試着。
最後に、見た目を確認してもらいます。

板谷「かわいい、かわいいよ。」


藤井さんにとって、年に数回の買い物。
ガイドしてもらうことで楽しめるようになったといいます。
                              
さらに、買い物の他にカフェへも立ち寄り。
メニューを読み上げてもらうのも、
同行援護なら、気兼ねなく頼めます。

藤井「クレームブリュレを
(トッピングで)つけてもいいですか。」

パンケーキのトッピングに
クレームブリュレ。
初めての組合せを試しました。
同行援護を利用し始めてから、
気持ちにも変化があったといいます。

藤井「(以前は)用事を済ませてすぐ帰っていたけど
寄り道したりブラブラできるようになって
気持ちが前向きになった。」

2011年に始まった同行援護は、
国が行う障害福祉サービスの1つ。
自治体の福祉事務所などが窓口となり、
利用者からの申請を受付けます。

すると、同行援護を行う事業所などが紹介され、
ガイドの派遣を直接依頼することで、
サービスを利用することができます。

利用料は、国と自体で9割を負担。
利用者は、原則1割です。
条件によって異なりますが
1時間あたりおよそ200円を負担します。

しかし、広報が十分でないこともあり
藤井さんが同行援護を知ったのは、
制度が始まってから2年後。
視覚障害者に、どう知ってもらうかが課題です。
                              
さらに、同行援護が抱える課題が、もう1つあります。

日本盲人会連合
「(同行援護の)事業所に所属している
従事者の数が
非常に少ないという実態がある。」

専門の資格を持ち、
ガイドする同行援護者の不足。各事業所が、
人材確保や育成に力を入れているといいます。
                              
今月行われた同行援護の資格取得のための講習。
中には事業所から補助を受けて受講する人も。

外出の演習に私も参加しました。

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まず、視覚障害者役とガイド役にわかれて、
電車の利用を疑似体験します。

私が不安を感じたのは、電車に乗り込む時。

ガイド役「手すりをご案内します。右側ですね。」
板谷「わ~、怖い。」

落ちてしまうのではという不安から
足を前に出すのを、躊躇(ちゅうちょ)してしまいました。
さらに、乗り込んでからも...
座席の位置を把握するのも、ひと苦労。
しかも、周囲の様子は全くわかりません。

板谷「余裕がない。」

視覚障害者の気持ちを理解し、サポートの仕方を考えます。

ひとつ隣の駅に移動したところで、疑似体験を終えました。

板谷「音とかニオイとか気配とか風とかに
全神経を集中させないと自分の状況がわからないから
ちょっとの外出もすごく疲れる気がします。」

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同行援護は、20時間の座学と演習で
サポートの仕方を学び、資格を取得。
その後、人手不足の現場で、即戦力として働き始めます。

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