2008年08月05日
2008年8月5日
カッコイイ!
なんといってもこれが大事なんです、だから、
その①:人を惹きつける、見た目の“かっこよさ”
それに加えて、
その②:プライベートに秘められた“何かがある気配”
その③:圧倒的に頭の“キレ”がいい
その④:文字通り、“世界をまたにかける”
その⑤:時に完璧主義者といわれるまでの、“ストイックさ”
この5つが、共通点、似ているなぁと思ったんです。
「アルマーニと、カラヤンと、中田」。

イタリア出身の世界的なファッション・デザイナー、ジョルジオ・アルマーニ。

20世紀のクラシック界の巨匠(マエストロ)とよばれ、1989年に亡くなった
偉大なる指揮者カラヤン。(オーストリア出身)

中田を追ったドキュメンタリー特番の放送が完了しました。
ひとつの番組の大詰めの時って、(私の場合、)
朝から晩まで編集室に篭ったり、徹夜になったり
まともにニュースも見ずに、世の中から隔絶して編集作業に追われてしまいます。
だから、番組が終わって、久しぶりにゆっくりとした時間ができると、
溜めておいた新聞を読み漁り、
録画しておいたテレビを見まくり、
行きたかった美術館に行き、音楽を聴き、
遅ればせながら、いろんな世の中の出来事に自分をリンクさせていきます、
そんな時、ふと、この3人が、重なってみえたんです。アルマーニと、カラヤンと、中田。
もちろん、世代は違います。一人は亡くなっているし。
でも、3人とも、
「カッコイイ、何かがありそう、キレ者、世界をまたにかけている、ストイック(に見える)」
なんとなく、似ている感じがしませんか?
そこで思い出したのが、番組の取材中でのこと。
オレンジ色に美しく輝くナミブ砂漠のてっぺんで、
中田と向かい合って、あれやこれやとインタビューしていた私たち取材班。
質問に応える中田の顔を、1時間くらい見ていたら、
ふと、ある思いが湧きあがってきました、
「この人って、一体どんなお爺さんになるんだろ?」
私は、そのまま訊きました
「中田さん、どんなお爺ちゃんになると思いますか?」
中田は即座にこう応えました、
「そんなの考えない。
・・・普段、自分で“あー、私はどんなお婆ちゃんになるんだろうなぁ”って考える?
そんなこと考えないでしょ?」
私「なら、これを機に、ちょっと思いをめぐらしてみるのも考えてみるもの、
楽しいもんじゃないですかね?」
中田「そんなの考えたって、意味が無い。
意味が無いことは、考えない。」
「・・・・・。」
アルマーニも、カラヤンも、
若い頃には自分がどんな70歳になるかなんて、考えなかったかもしれません。
でも、颯爽としていて、歳のことなんて微塵も感じさせないジョルジオ・アルマーニは、
聞いてびっくり、今年74歳だそうです。
そして、60歳代で、人生の転機を迎えたと話していました。
20世紀を代表すると絶賛された、
ちょっとナルシスティックな、天才指揮者カラヤンだって、
自家用ジェットを操縦し、
スピード狂かとおもうくらいスポーツカーをびゅんびゅん乗り回し、
やんちゃし続けていましたが、
最終的には、80歳代を迎えたわけです。
ふたりとも、いわずもがな、とても素敵です。
そして、おそろしくカッコイイ。
中田英寿は、どんな風に歳を重ねてゆくのか?
たのしみ、たのしみ・・・。うひひ。
これから先、どんどんいい顔になってゆく中田の姿を見たい、と願う人間の一人です。
小堺有希子