髙橋大輔 SPOTLIGHT

2017年3月15日

アイデア満載!都市型水族館

東京・品川。
ここ数年増えているという都市型水族館を訪れました。

■髙橋
「桜模様が広がっていてほんとに春っぽいですよね」

テーマは"新しいお花見体験"。
一般的な水族館と少し雰囲気が違うように感じます。
そして、人気のイルカショーも、
"お花見"がテーマだというので、早速イルカのプールへ。

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トレーナーの澁谷光徳さん。
ショーで注目の技があるといいます。

■イルカトレーナー 澁谷光徳さん
「パフォーマンスの見せ場である
 フロントフリップと言って前方宙返りですね」

早速見せていただきました。
グルグルと肘を回すサインを教えてもらい、
私も挑戦。しかし...

■髙橋
「違ったーびっくりしたー」

■イルカトレーナー 澁谷光徳さん
「ちょっと違う技になってしまいましたね。」

澁谷さんのアドバイスを受け、もう一度。
すると...

(髙橋成功!)

およそ20種類もの技を組み合わせて
構成するイルカショー。
では、"お花見"をどう表現するのでしょうか?

この日。
新たなショーに向けてリハーサルが行われました。

■イルカトレーナー 澁谷光徳さん
「はじめまーす」

"お花見"をプールで表現するために導入したのは、
プロジェクションマッピング。
都市型水族館の屋内プールならではの演出です。

コラボレーションしたのは
クリエイター集団のNAKEDです。
NAKEDは、あの東京駅の
プロジェクションマッピングを担当。
光を使った空間演出のエキスパート集団です。

■NAKED 邑瀬晃浩さん
「映像の位置をタイミング後ろにした方がいいねとか
 そういうところもあると思うので」

映像とイルカの動きを合わせるタイミングを
繰り返し練習していました。

そして迎えたショー本番。
まずプロジェクションマッピングで描かれたのは冬景色、
プールの上には、雪が舞っています。
大技の宙返りはショーの冒頭です。

宙返りと共に、照明が桜色に。

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プロジェクションマッピングには桜の花びらを投影。
冬から春への移り変わりを表現していました。

さらに、音楽に合わせ、イルカたちが次々と技を決めます。

イルカとプロジェクションマッピングの
コラボレーションは他の水族館にはない楽しみ方です。
また、この水族館では、歌手のmiwaさんら、
有名アーティストの曲に合わせて
イルカがパフォーマンスを行うなど、
他の分野の人たちとのコラボを進めています。

■髙橋
「他業種とコラボするのはなぜなんですか?」

■アクアパーク品川館長
髙橋直人さん
「例えばアーティストのファンの方が10人
 いらっしゃったら、その際2人3人は
 水族館にも興味を持ってもらえたらということで
 他業種とコラボしてファンを増やしていきたいと。」

実は、都市型水族館は、都心にあるため、
敷地が狭く、展示できる生物にも限りがあります。
そこで通常の水族館にはない取り組みでアピール。
新規の客だけではなく、リピーターも相次ぎ、
集客数を伸ばしています。

東京スカイツリーのすぐ下にある都市型水族館では、
都市型を支える最新技術も。

それは、人工的に海水を作る機械。
海水の運搬コストを減らすことが出来ました。

人工海水の元となる塩。
ペンギンなどの海獣類用と魚類用、
2種類あります。

■髙橋
「魚用、いきたいと思います。
 あ、すごい辛いですこれ...」

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海獣や魚、それぞれに適した成分を配合しており、
天然の海水よりも、
生物にとって体に良い安全な海水を提供しているのです。

さらに...
ペンギンが立っているこの岩も
都市型ならではの工夫がありました。
水槽に入らせてもらうと...

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■髙橋
「あ、これ中が空洞になってるみたいで、
 コンコンといいます。」

実はこの岩、新たに開発されたプラスチック。
水族館はビルの5階にあり、
重さに制限があるため、軽くしたと言います。
そして、客が鑑賞する順路にも仕掛けが。

都市型ではない水族館の葛西臨海水族園。
順路が定められており、館内は一方通行。
館内をゆっくり見てもらうための設計となっています。
客の流れは、いわば"一筆書き"です。

一方、すみだ水族館は広いスペースに水槽が点在。
順路はなく、好きな生物から見ることができる
"自由"な空間となっています。

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スカイツリーの待ち時間や買い物ついでなど、
短時間でも立ち寄りやすい設計に。
街の中心部にあるからこそのアイディアなのです。

■すみだ水族館館長
山内將生さん
「毎日の生活の中に溶け込んでいる水族館。
 何度も何度も足を運んでいただいて、
 長くお付き合いいただけるような
 それこそ都市型水族館なんじゃないかなと」

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