髙橋大輔 SPOTLIGHT

2017年6月 8日

コブクロ MVで新たな挑戦

■髙橋
「ミュージックビデオの撮影の現場というのが
始めてなので、非常に楽しみです」

コブクロの2人がミュージックビデオで
新たな試みに挑もうとしていた。

■髙橋
「今回のミュージックビデオのポイントは何ですか?」

■コブクロ 小渕健太郎
「チームラボさんのBlack Wavesという
 作品があるんですけれども、
 それとNAOTOさんのダンスというのが大きなテーマ」

今回、撮影に加わるのが、
これまで数々のアート作品を手がけてきた
デジタルアート集団「チームラボ」

さらに、EXILE
そして三代目J Soul Brothers 
from EXILE TRIBEの
パフォーマーとして活躍するNAOTOさん。
その両者とコラボし、最新曲「心」の撮影に挑む。

実は、他ジャンルとのコラボこそが、
コブクロにとっての挑戦だった。

これまでの「コブクロ」といえば、
2人で歌い上げる形のミュージックビデオが多かった。

しかし今回、曲のタイトルでもある
「心」をNAOTOさんがダンスで表現する。
その撮影方法について意見が交わされた。

■EXILE NAOTO
 ワンカットで撮るっていうのはすごく強く見える。

■コブクロ 小渕健太郎
 それは、すごくいいと思う。

■コブクロ 黒田俊介
 面白いと思う。

一瞬一瞬、絶えず変化する
「心情」をリアルに表現するため
カメラを止めず4分40秒間
ワンカットで撮影することに決まった。

その舞台となるのが・・・

■髙橋
 すごいですね。円形になっているんですね。

■コブクロ 小渕健太郎
 そうですね。


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円形セットの頭上に設置された8台のプロジェクター
そこから、チームラボが手がける映像作品
「Black Waves」が照射され、360度
波に囲まれた舞台が完成した。


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■コブクロ 黒田俊介
 一発撮りなんでミスしないように

入念な動きの確認が行われた。

■髙橋
 どうですか動いてみて?

■コブクロ 小渕健太郎
 (過去のMVでは)動きを決めたことがないので
 難しいですね。

動きの確認は、2時間にもおよんだ。
それを見ていた髙橋キャスターは・・・


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■髙橋
 手汗がすごい。
 (撮影と)全然関係ないのに緊張してきました。

そして・・・

■EXILE NAOTO
 おはようございます。

■髙橋
 NAOTOさん
 いらっしゃいました。

NAOTOさんを交えての最終調整。
関係者以外、完全シャットアウトで行われた。

しかし、今回は特別にその様子を
上から見学することが許された。
すると、ワンカット撮影ならではの
意外な苦労が見えてきた。

■髙橋
 けっこう動かれますね。

中心で踊る、NAOTOさんを撮影している間、
コブクロの2人 小渕さん・黒田さんは
映らないように終始カメラの後ろを移動していた。
普段、やったことのない動きにコブクロの2人は・・・

■コブクロ 小渕健太郎
 NAOTOさんが踊ってる裏では攻防戦ですよ。

■コブクロ 黒田俊介
 小渕がすごく押してくるんですよ。

少しでもミスをすれば撮り直し。
本番が近づくにつれ高まっていく緊張感。
そして・・・

■現場スタッフ
 いきます本番。ヨーイ・・・
 音お願いします。

NAOTOさんのダンスで静かに始まった撮影。

しかし、そのカメラの裏では、
移動を繰り返すコブクロと撮影スタッフ。
撮影は、順調に進んだ。

■現場スタッフ
 カット!

ミスなく、演技を終えた3人。
ところが・・・

■現場スタッフ
 画面に入っちゃってますね。

それは、後半4分手前のシーン。
本来、NAOTOさんが走り出したあとに
コブクロの2人の姿が画面に見えてくる予定だった。
しかし、走り出す直前。
カメラの向きがわずかにずれて
黒田さんが予定より早く画面に映り込んでしまった。

コブクロの2人とNAOTOさんはもちろん。
撮影しているカメラマン4人の息が合って
初めて成立するのがワンカット撮影。

■現場スタッフ
 じゃあ、本番いきます。


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2回目の撮影が行われた。
今度も、順調に進むパフォーマンス。
そして、さきほどのシーンでは...

コブクロ・NAOTOさん・カメラマンの4人とも
完璧な動きを見せた。


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■現場スタッフ
 カット!オッケー!

■コブクロ 黒田俊介
 異ジャンルのものが化学反応を起こす瞬間って
 19年やっていても始めて味わう体感がすごくあった。

■コブクロ 小渕健太郎
 心のうねり・「Black Waves」の海の波・
 カットを割らない表現が
 結果的に一つになったミュージックビデオとして
 最高だなと思ってます。

■髙橋
 個人的に思ったのが、僕もこの曲で滑りたいなと。

■コブクロ 小渕健太郎
 それはまた新しい。


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2017年5月11日

作家・辻村深月さん

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この日伺ったのは、都内にある辻村さんの自宅です。

特別に執筆部屋を見せて頂きました。

■辻村さん
「こちらが仕事をしているところなんですけど」

■髙橋
「結構物が少ないですね」

■辻村さん
「物があると片付けたくなっちゃうんですよね」

2012年小説「鍵のない夢を見る」で
第147回直木賞を受賞した辻村さん。

吉川英治文学新人賞を受賞した「ツナグ」は
松坂桃李さん主演で映画化されました。

これまで実に7作品がドラマ・映画など映像化され、
さらに3つの作品が漫画化されているのです。

執筆中にはこんなこだわりがありました。

■髙橋
「普段書かれているとき音楽は聞いたりするんですか?」

■辻村さん
「私はコーヒーを飲むことと、自分の好きな音楽
かけている方が割とのって書けるので」

辻村さんが集中するためにかける曲はというと...
筋肉少女帯の「カーネーション・リインカネーション」

■髙橋
「本当にこれを!はは、笑ってはだめなんですけれども、
この激しい感じの曲で書けるっていうのは
全く想像できないですね」

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■辻村さん
「『筋肉少女帯』とか『特撮』っていう
大槻ケンジさんのヘビメタがすごく好きで、ずっと
聴いてきたから今になると環境音楽と一緒なんです」

独特な執筆スタイルはこれだけではありませんでした。

本棚を見てみるとお気に入りの漫画や
文章を書く際に参考にする本などの中に、
たくさんのファイルがありました。

■辻村さん
「作品別に残した資料をファイルに
それぞれしているんですけど」

こちらは、「ツナグ」を執筆した時に集めた資料です。

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■辻村さん
「主人公をどういう子にしようかなって思ったときに、
中々決まらなかったところに、ある時
コム デ ギャルソンですごくかっこいいコートを見て
このコートが似合う高校生にしようって思ったら
そこから話が急に動き始めたんですよね」

■髙橋
「文章の中に細かくコートの描写も出てきますよね」

実は、映画化が決まった際、主人公を演じた
松坂桃李さんが着ていたのも
辻村さんがイメージしたコートでした。

数々のこだわりの中から生まれる辻村作品。
最新作「かがみの孤城」では、"いじめ"をテーマに
500ページを超える大作に挑戦しました。

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本の内容は主人公「こころ」は学校での居場所をなくし、
家に閉じこもっている中学生。
自分と同じような境遇の中学生6人と出会います。
なぜ彼らは出会ったのか...
その謎を解いていく青春ミステリーです。

一番最初に書いたという
貴重な「初校」を見せて頂きました。

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■髙橋
「結構修正されてますね」

随所に変更した形跡がみられる原稿。一体なぜかというと?

■辻村さん
「今回の話の場合は
ミステリーの仕掛けの部分があるので、
その秘密に向けて整合性を合わせるので
修正したんですけど」

例えば、小説の中で強調されている
「セリフ」については

■辻村さん
「トリックというかいろんなものを明かすときに
キメの一言みたいなのが真ん中にある方がいいのか、
端にある方がいいのか、それともページをめくったときに
その言葉があった方がいいのか、
そうやってバランスを見ていったりとかしたので」

編集者との打ち合わせを取材すると
更なるこだわりがありました。

この日は、印刷所にまわす前の最終チェックの日。

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しかし、かばんから取り出した原稿には沢山の
付箋がつけられていました。

■辻村さん
「"からだ"がどっちがいいんだろうと思って、
『身体』って大人の小説によく出てくる漢字だから」

■辻村さん
「例えば、"蹲る(うずくまる)"とか
字で見るとすごいインパクトなんですよ。
本当に大変なことがおきちゃったんだという感じを
出したいので今回は漢字にしています」

なぜ、いま"中学生のいじめ"を
テーマに作品を書いたのでしょうか?

■辻村さん
「一番自分が窮屈さを感じていた時代って
いつだろうと考えると、
やっぱり中学生だったのかなと思ったんですよね。
いじめとか不登校っていう言葉で
書いたことがなかったので、
そこに正面から切り込んでみようという風に思って」

辻村さんは中学時代、数人ずつの班をつくった時に、
自分だけが余ってしまうこともあり、
精神的に苦しい時代だったといいます。

実は、髙橋も「学校生活」に
窮屈さを感じていた一人でした。

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■辻村さん
「中学時代どんな感じだったのかってお聞きしてみたい」

■髙橋
「僕は学校嫌いなタイプだったので、団体生活が苦手で」

■辻村さん
「へー!」

■髙橋
「結構一番教室で強い生徒を見つけて、
嫌われないように過ごしてました」

■辻村さん
「当時ってその教室の中が、全ての生活の場所で、
他のところの関係性がないから
苦しくなっちゃったりする子も
きっと多いんだろうなと思うんですよね」

■髙橋
「確かに学校だけだとそうだと思うのですが、
僕はスケートがあったので"逃げ場"っていうのが
ありましたけどね」

辻村さんにとっての"逃げ場"は
"本"や"漫画"の世界だったといいます。

夢中になれる「何か」をみつけた辻村さん。

「かがみの孤城」では最後に
こんなメッセージを残していました。

『大丈夫。大丈夫だから、大人になって。』

2017年4月20日

ラルク アン シエル

2日間で11万人を動員した、
L'Arc~en~Ciel(ラルク アン シエル)の東京ドームライブ。

■L'Arc~en~Ciel リーダー tetsuya
「良い曲を書いても、ライブが良くないバンドはダメだと思うので」

彼らがこだわった、結成25周年の大型ライブ。
その舞台裏を取材した。

ライブ開始3時間前。
入口は、開場を待つファンであふれかえっていた。

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髙橋はドームの中へ。

■髙橋
「すごい広いです」

まず目に入ったのは、アリーナに設置された巨大ステージ。

会場はこの日5万5000人を収容する、日本最大級のドーム。

■髙橋
「だいぶステージに近づいてきたんですけど、本当にスクリーンの迫力がすごいです」

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高さ15メートル以上、幅は20メートルを超える巨大スクリーン。
大きさも形も違う17のスクリーンが設置されていた。

多彩な演出ができる反面、こんな苦労も。

■映像担当スタッフ
「こういう風に全体を使って1つの映像になっているので、結構難しくて」

それぞれ違う角度で設置されているため、
1つの映像を見せるのにギリギリまで調整したという。

さらに。

■髙橋
「見てください、大きい何かが飛んでいます」

頭上を飛ぶのは、車型の巨大飛行船。

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天候の影響を受けないドームならではの演出だ。

そして、今回の演出の目玉を特別に体験させてもらった。

髙橋がのぼったのは、メンバーが立つステージ。
すると、ステージの先端が突然浮かび...。

■髙橋
「動き出しました!」

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ステージが観客の方へ移動。

アリーナを縦断するように観客の頭上を動いていく。

■髙橋
「(ステージの)下が透けているので、
非常に盛り上がるんじゃないでしょうか。上を通っていく姿って。
水族館では魚が通るのは見ますけど」

11年前、同じ東京ドームでのライブ映像では、
メンバーは演奏をやめて、カートでゆっくり移動していた。

■ステージ機構担当スタッフ
「(今回は)みんなのところに全員で演奏しながら動いていく演出をしたいと。
客席が大きいので、その分大きいものを動かせる」

離れた観客に近づくこの演出。
L'Arc~en~Cielは、今回初めて取り入れた。

演出の進化は、ほかにも。

全ての客席に用意されたのはリストバンド。

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取り付けられたLEDライトがライブ中に光る仕掛けで、
色やタイミングは全てプログラミングされている。

ペンライトが主流だったこれまでのライブ。
最近はリストバンドを取り入れるライブが増えている。

進化するライブ演出。
観客の心を、どう掴むのだろうか。

ライブが幕を開けた。

すると、曲に合わせてリストバンドが...。

■髙橋
「あ、光りました。おぉ!」

プログラムされた鮮やかな光が、会場全体を彩った。

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■髙橋
「光の演出で盛り上がりますし、一緒に自分たちが
(ライブを)作っているような気持ちにさせてくれますね」

さらにスクリーンには、映像だけでない仕掛けも。

車が映像から消えていくと、
スクリーンから飛び出したかのように、あの巨大飛行船が会場に現れた。

そして、いよいよ。

■髙橋
「ゆっくりゆっくり近づいてきています」

見せ場となる、動くステージ。

メンバーが観客の頭上を演奏しながら進んでいくと、会場の興奮も最高潮に。

L'Arc~en~Cielは、
大型ドームライブならではの大がかりな演出で最後までファンを楽しませた。

ライブの演出に積極的に関わる、ボーカル・hydeさんは。

■髙橋
「ライブで一番こだわっている部分は?」

■hyde
「いかに美しくトリプルアクセルを決めるかですかね」

■髙橋
「ははははは!
 ありがとうございます。それが返ってくるとは思わなかったです」

■hyde
「コンサートってそのとき1回だけのことだと思うから、
 できる限りわかりやすくしないと感動が伝わらない。
結局はやっぱり僕は頭だと思うんですよね。アイデア。
いくら時代が過ぎても根本は変わらないかな」

2017年3月15日

アイデア満載!都市型水族館

東京・品川。
ここ数年増えているという都市型水族館を訪れました。

■髙橋
「桜模様が広がっていてほんとに春っぽいですよね」

テーマは"新しいお花見体験"。
一般的な水族館と少し雰囲気が違うように感じます。
そして、人気のイルカショーも、
"お花見"がテーマだというので、早速イルカのプールへ。

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トレーナーの澁谷光徳さん。
ショーで注目の技があるといいます。

■イルカトレーナー 澁谷光徳さん
「パフォーマンスの見せ場である
 フロントフリップと言って前方宙返りですね」

早速見せていただきました。
グルグルと肘を回すサインを教えてもらい、
私も挑戦。しかし...

■髙橋
「違ったーびっくりしたー」

■イルカトレーナー 澁谷光徳さん
「ちょっと違う技になってしまいましたね。」

澁谷さんのアドバイスを受け、もう一度。
すると...

(髙橋成功!)

およそ20種類もの技を組み合わせて
構成するイルカショー。
では、"お花見"をどう表現するのでしょうか?

この日。
新たなショーに向けてリハーサルが行われました。

■イルカトレーナー 澁谷光徳さん
「はじめまーす」

"お花見"をプールで表現するために導入したのは、
プロジェクションマッピング。
都市型水族館の屋内プールならではの演出です。

コラボレーションしたのは
クリエイター集団のNAKEDです。
NAKEDは、あの東京駅の
プロジェクションマッピングを担当。
光を使った空間演出のエキスパート集団です。

■NAKED 邑瀬晃浩さん
「映像の位置をタイミング後ろにした方がいいねとか
 そういうところもあると思うので」

映像とイルカの動きを合わせるタイミングを
繰り返し練習していました。

そして迎えたショー本番。
まずプロジェクションマッピングで描かれたのは冬景色、
プールの上には、雪が舞っています。
大技の宙返りはショーの冒頭です。

宙返りと共に、照明が桜色に。

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プロジェクションマッピングには桜の花びらを投影。
冬から春への移り変わりを表現していました。

さらに、音楽に合わせ、イルカたちが次々と技を決めます。

イルカとプロジェクションマッピングの
コラボレーションは他の水族館にはない楽しみ方です。
また、この水族館では、歌手のmiwaさんら、
有名アーティストの曲に合わせて
イルカがパフォーマンスを行うなど、
他の分野の人たちとのコラボを進めています。

■髙橋
「他業種とコラボするのはなぜなんですか?」

■アクアパーク品川館長
髙橋直人さん
「例えばアーティストのファンの方が10人
 いらっしゃったら、その際2人3人は
 水族館にも興味を持ってもらえたらということで
 他業種とコラボしてファンを増やしていきたいと。」

実は、都市型水族館は、都心にあるため、
敷地が狭く、展示できる生物にも限りがあります。
そこで通常の水族館にはない取り組みでアピール。
新規の客だけではなく、リピーターも相次ぎ、
集客数を伸ばしています。

東京スカイツリーのすぐ下にある都市型水族館では、
都市型を支える最新技術も。

それは、人工的に海水を作る機械。
海水の運搬コストを減らすことが出来ました。

人工海水の元となる塩。
ペンギンなどの海獣類用と魚類用、
2種類あります。

■髙橋
「魚用、いきたいと思います。
 あ、すごい辛いですこれ...」

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海獣や魚、それぞれに適した成分を配合しており、
天然の海水よりも、
生物にとって体に良い安全な海水を提供しているのです。

さらに...
ペンギンが立っているこの岩も
都市型ならではの工夫がありました。
水槽に入らせてもらうと...

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■髙橋
「あ、これ中が空洞になってるみたいで、
 コンコンといいます。」

実はこの岩、新たに開発されたプラスチック。
水族館はビルの5階にあり、
重さに制限があるため、軽くしたと言います。
そして、客が鑑賞する順路にも仕掛けが。

都市型ではない水族館の葛西臨海水族園。
順路が定められており、館内は一方通行。
館内をゆっくり見てもらうための設計となっています。
客の流れは、いわば"一筆書き"です。

一方、すみだ水族館は広いスペースに水槽が点在。
順路はなく、好きな生物から見ることができる
"自由"な空間となっています。

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スカイツリーの待ち時間や買い物ついでなど、
短時間でも立ち寄りやすい設計に。
街の中心部にあるからこそのアイディアなのです。

■すみだ水族館館長
山内將生さん
「毎日の生活の中に溶け込んでいる水族館。
 何度も何度も足を運んでいただいて、
 長くお付き合いいただけるような
 それこそ都市型水族館なんじゃないかなと」

2017年2月23日

ブロードウェイ・ミュージカル「オペラ座の怪人」

ミュージカルの本場、
ニューヨーク、ブロードウェイでもっとも長い、
29年間のロングラン記録を更新中の「オペラ座の怪人」。

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舞台は20世紀初頭のパリ、オペラ座。

仮面姿の「怪人」と
オペラ歌手クリスティーヌを巡る悲劇が、
名曲の数々に乗せて語られる。
実は、この作品、髙橋にもゆかりがあった。

10年前の髙橋のフリープログラムは、「オペラ座の怪人」。
世界選手権で銀メダルを獲得し、
世界のトップに躍り出るキッカケとなった。

その「オペラ座の怪人」が
大ヒットを続ける理由とは。
開演前、髙橋は、舞台裏を訪ねた。
通されたのは、
「怪人」を演じるジェームズ・バーバーさんの控室。

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■オペラ座の怪人役 
ジェームス・バーバーさん
「初めまして
あなたの演技は素晴らしかった 見たよ
とても美しかった」

突然、髙橋を絶賛。
髙橋の演技を
スケートファンの妻から
見せてもらっていたという。

控え室には、怪人の衣装がずらり。
そして、取り出したのは・・
あの、怪人の「仮面」。

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世界中の人々を魅了してきた「怪人」。
ブロードウェーの初演は、29年前。
「怪人」役は、ジェームズさんで、
実に15代目だ。

歴史のある役は、
ブロードウェーで主役を演じてきた
ジェームズさんにとっても
特別だという。

■オペラ座の怪人役 
ジェームス・バーバーさん
「オペラ座の怪人は世界中の人が知っている
 だからプレッシャーは大きい」

失敗が許されない連日の公演。
体力的な負担も大きく、
サプリメントなどで乗り切っている。

■オペラ座の怪人役 
ジェームス・バーバーさん
「お酒もタバコもやらない
健康的な食事と水やお茶だけ
アスリートのような体調管理をしている」

そして舞台へ。
中央には、巨大なシャンデリア。
29年前の初演から使われているという。

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シャンデリアが落ちるシーンは
ミュージカルのクライマックスの一つだ。

■舞台監督
「重さは680キロある
ビーズ飾りは一つ一つ手作りです」

さらに・・・

■舞台監督
「怪人のオルガンが見えるでしょ 空中に」

見上げると大道具が。
スペースが限られているため、
出番以外は空中に保管しているのだ。
そんな工夫が舞踏会や、怪人の隠れ家など、
次々と転換するシーンを可能にしているという。

セットや小道具の装飾は、
20世紀初頭をイメージ。
当時の空気感を再現した。
これはサルのオルゴール。
細かいシワまでこだわった。

■舞台監督
「観客席からは見えなくても
細部まで気を配ることで
魔法のような経験をもたらす事が出来る」

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多くの作品が上演されるブロードウェーで
オペラ座の怪人は、
29年間で1700万人以上を動員、
随一の人気を誇っている。

■髙橋
「なぜ長期間の公演が可能?」
■広報担当者
「私達には世界でも最も献身的なファンがいて
 何度も帰ってきてくれる
 でも新しい観客を獲得する事がとても大事」


特に力を入れているのは、
新しい観客を獲得すること。
SNSを積極的に活用し、
ショーの魅力をアピール。
出演者が舞台裏を紹介するなど、
毎週ライブ配信を行う力の入れようだ。

そして、リピーターのファンを獲得するため、
終演後、出演者はファンサービスを欠かさない。
再び劇場に足を運んでもらうためだ。

■ヒロイン クリスティーヌ役
 アリ・イウォルトさん
「観客のおかげで私たちがいる
観客が最長ロングラン記録に
決定的な役割を果たしている」

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