2012年05月15日
イチメン 2012年5月14日 富士山の下に活断層
今後、富士山でマグニチュード7クラスの地震が発生するかもしれません。
まずはこちらをご覧下さい。

穏やかな様子を見せる富士山ですが、
地震により大きな異変が起きる可能性があります。
それは噴火ではなく、山の斜面が崩れる山体崩壊と呼ばれるものです。
これは、2008年岩手・宮城内陸地震のときの山の様子です。


山の斜面の大部分が崩れ落ちているのがわかります。
このような現象が富士山でも発生するかもしれないのです。
富士山の山体崩壊は過去に実際に起きていました。

2000年以上前、富士山の東斜面が大規模に崩れ、
泥流が御殿場市から三島市を通って駿河湾まで到達したといわれています。
このエリアには現在住宅はもちろん東海道新幹線も走っており、
もし再び起きれば甚大な被害をもたらす恐れがあります。
なぜこのような被害が想定されるのか。
それは東京大学地震研究所の調査で、
富士山の真下に活断層が存在する可能性が出てきたからです。

活断層とは今後、地震の発生源になりうる断層のことです。
そのメカニズムを模型を使って説明します。

この緑の部分が地表。茶色の部分が地下だとします。
ここに割れ目がありますがこれが断層を表しています。
このように両側から力が加わることでずれて食い違いが生じ、
地面が動くことで地震が発生するのです。

これと同じ形の活断層が富士山の東の御殿場市付近から
富士山の真下まで伸びている可能性があるのです。
調査を行った佐藤比呂志教授によるとこの断層を震源として
マグニチュード7クラスの地震が想定され、
さきほどお伝えした山体崩壊が起きる可能性があるといいます。
また、気になるのが噴火の可能性ですが、
これについては現段階では詳しいデーターがないため、
明らかになっていないということです。

今回の調査結果について静岡県は、
直ちに防災対策の変更を迫るものではないが、
さらに詳しい調査を国に要望したいと話しています。
以上、イチメンでした。
投稿者:櫻井翔





