2007年04月30日
4月30日イチメン 渋滞ナゼ起こる?
ゴールデンウイークに入って
行楽地に出かける方も多いと思いますが
そんな時に気になるのが「渋滞」です。
今回はこの「渋滞」のナゼ?に迫りました。

高速道路の電光掲示板に何か書いてありますね。
「この先、ナントカ」。
実は、ここには
「高速道路での渋滞原因第1位」の何かが入ります。
この原因を探るため、
今回、イチメン独自の取材で
実際に「渋滞の先頭」を見に行ってきました。

ここは中央自動車道「元八王子バス停付近」。
よく渋滞のニュースで聞く場所ですが
ここはその「第1位」が原因で渋滞が起こる典型的な場所です。
渋滞している場所では車間が詰まっています。
でも、よく見ると「橋げた」があるんですが
この橋げたを超えると急に車間が開いていきます。

車間が開いたということは「スピードが上がっている」ということ。
ドライバーとしては「急に動き出したなぁ」という感じがするはずです。
つまり、「渋滞の先頭」は橋げたの手前ということになります。
しかし、近くで見てもどこにも
渋滞の原因になりそうなものは見当たりません。
では、一体原因は何なのでしょうか?

秘密は地形にありました。
この元八王子バス停付近から「長い上り坂」になっています。
上り坂の最初の方は100メートル進んで1メートル標高が上がるくらいの
「長くてゆるい上り坂」です。
こういった上り坂ではドライバーが気付かないうちに
スピードが落ちてしまいます。
そこで、車の量が増えるとどうなるでしょうか?

前の車が遅いのでだんだん車間距離が詰まってきます。
そして、誰かがブレーキを踏むとそれが次々と後ろに伝わって…
ついには、ノロノロ運転の長い列ができるのです。
つまり、渋滞は上り坂の「入り口」から後ろで起こり
坂に入ると逆に車が動き出すんですね!
実際、元八王子バス停付近では
先ほどの「橋げた」から先が上り坂になっています。

というわけで!高速道路での渋滞原因第1位は「上り坂」。
全体の40%近くを占めています。
事故や料金所の渋滞よりも多いんですね。
実はここ数年、高速道路の渋滞は減ってきています。

一番渋滞がひどかったのは今から10年ほど前で、
1995年に名神高速と東名高速にまたがって
なんと「154キロ」という日本の渋滞最長記録を残しています。

しかし、「車線の数を増やす」
「インターチェンジの形を改良する」
「ETCの普及」などの渋滞防止対策を続けたこともあって、
現在の渋滞は10年前に比べておよそ半分になりました。
特に「ETCの普及」では、わずか4年で
いわゆる「料金所渋滞」が90%以上解消したそうです!
このような渋滞解消は「環境」にも大きな意味があります。

例えば、渋滞によって10キロでノロノロ走っていた車が
60キロでスイスイ走れるようになれば
排出される二酸化炭素の量が6割も減らせるそうです。
渋滞が消えると環境にもやさしいんですね。
以上、イチメンでした。
投稿者:櫻井翔







































































