2007年05月29日
二酸化炭素封じ込め作戦!?
地球温暖化対策で一番大切なのは二酸化炭素を減らすことですが、
今回はその二酸化炭素を、地球の中に封じ込めてしまうという技術をお伝えします。

現在、世界中で排出される二酸化炭素は年間265億トンと言われています。
この技術を使うと、総量で2兆トンを封じ込めることができるんです。
ですから、現在の排出量の75年分も封じ込めることが可能ということになります。

工場や発電所などから出る二酸化炭素を一か所に集めます。
そこで高い圧力をかけて液体に変え、深さ1000メートルの地下に押し込むんです。

封じ込める為の地下には条件が2つあります。
まず、封じ込める場所は「帯水層」という地下水を多く含んでいる地層です。
二酸化炭素を地下水に溶かしてしまうわけです。

2つ目の条件ですが、
「帯水層」の上に「キャップロック」という固い岩の地層が必要です。
「キャップロック」が「ふた」の役割を果たすので、
地上まで二酸化炭素が漏れないというわけです。
国内では、すでに実験に成功。
海外では、カナダとノルウェーですでに実用化されています。
心配なのは、二酸化炭素が地上に本当に漏れないのかという点ですが・・

この技術は研究が始まってから、まだ10年ほどしか経っていません。
もしかしたら100年、1000年経つと、
いったん封じ込めた二酸化炭素がまた地上に戻ってしまい、
環境や生態系に影響を与えると指摘する専門家もいます。
今後、科学的な検証が必要になってくると思います。

今後、科学的な検証が必要になってくると思います。
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